こんにちはお元気ですか川村紀子です 9 月になりましたね 8 月更新すっ飛ばしてしまいましたすまん理由通過言い訳するとごちょごちょごにょごにょ言うことになっちゃうから省くことにしてえっとですねそれよりもまずお断りしたいのがね声がね少し今日はかすれているかもしれないです
ちょっと前にね結構な熱を出しましたそこからねハスキーなんだよねなんなら味覚と嗅覚も壊れましてアールグレイの香りしないんですよ紅茶の味はするんだけどそうあのね味がするものもあるんだけど所々で抜け落ちててそうすると
ダイエットしている時と若干似た感じだよね食べてもどこか欲求が満たされずだから味覚と嗅覚が戻っていったら何食べに行こうって気持ちが前のめり気味になってて楽しいご飯をすんごい計画したくなるし振り返りもするし
思いがさどんどん募っちゃってるからなんか美味しい話をしたいなとこのハスキーな感じでポッドキャスト収録することにしました 7 月にねまたもやロンドンに行ったんです 7 月 14 日の革命記念日の祝日を挟んだ週末にそうまた行ってきました今回も刺激をたくさん受けた滞在で
すぐにポッドキャストで話そうと用意を始めたんですが実はね当初話したいと考えていた内容は最終的に今日話そうと決めたテーマとは全然違いました端的に言うとねグワッて興奮したりギュッて掴まれたものについて勢いそのままに話そうとしていたんだけどそういうものがあったんですよでもそれがねなんかね
どうも違う気がしてあのねお店とかアイテムとか要はどこどこの何々でくくる話にしたくないって思ったんですよねなんか費用ごとにね自分の中で大きくなっていったある存在に気づいたんです何かっていうとベリーです果物のベリー今日の話は 7 月のロンドンっていうことがキーポイントになります
そもそも今回ねロンドンに行くことになったきっかけは春先に受け取った東京の友人からの連絡でした 7 月にパリに行くから会えたら嬉しいパリへはロンドンに寄ってから行くというものでその頃ねともかくパリに行くっていうメッセージが立て続けに何人かから届いていたので忘れないうちにとスケジュール帳を開いてですね日程を書き込んだんですね
そこで彼女のパリ到着予定日 7 月 16 日は日曜日でその 2 日前の祝日が金曜ってことに気づきましたそう 7 月 14 日は革命記念日だいたい 7 月 14 日っていうのはその日を境にバカンスシーズン始まりっていうサインのような祝日なんです
その 14 日が金曜ってことはそこから夏休みで旅立つ人も多いだろうしみんながみんな一斉にバカンスに出るわけではないにしても前日の木曜の午後から連休の週末モードになるのは確実だな私も出かけちゃおうかなと思い始めてで、友人のフライトを聞いたら
水曜の夜にロンドン到着で一人旅って言うんですよじゃあ木曜の朝一のユーロスターで私がロンドン入りしたら木曜の朝ごはんから一緒に食べられるじゃんってことになり合流っていうか便乗というかロンドン行きを決めました
今回の旅のきっかけをくれた友人は東京でカフェを経営していてご存知の方も少なくないと思うビュイックという青山にあるお店ですそのオーナーの増崎香菜さんと知り合ったのはビュイックのネオープンよりも遡りパリで 10 年前とか 2012 年だな
バーホリデー来てたんじゃなかったかな確かそうだったと思うけれどはっきりねどこでどういった経緯で会ってやったのか覚えてないんだけどね話したら好きな作家さんが同じってことが分かって一緒にご飯食べに行ったりクラシックのコンサートに出かけたり
お互い旅に出ると絵はがきを送り合ったりしてたんですよねだからって一緒に旅行に行ったことはなかったんですが今回勢いで合流再会という本当ね再会は 10 年ぶりではなくて最後に会ったのは東京で
かなちゃんが私の出版イベントに来てくれました原宿の e-trip というお店でやらせてもらったでもあれももう 4 年 4 年半前かな 4 年そんくらい多分ソリエリアでしたそうでロンドン旅 2 人だったらね試せるものが一気に増えるしもうすごく楽しみで
一人旅だと普段夜は食べないけれど二人だしそれに日が長い季節だったから早めの時間帯に予約してお散歩して帰るのも良いかもなぁなんて思いながらそう私ね地図見るの好きなんですよね得意の方だと思うだから夜のお散歩コースも考えて
ロンドンの人気店は予約が埋まるのが早いから 1 ヶ月前くらいには予約した方がいいねって結構早い段階から行きたいお店をリストアップしてですね
と言いつつ結局 2 週間くらい前になっちゃったのかなまだ大丈夫そうかなと思っていたのが気づいたらあれ結構もういっぱいになってるって時点になって焦って慌てて予約しましてほんとね楽しみに向かいましたいつもは朝 2 番目のユーロスターを予約するんですね 7 時 43 分発の
っていうのはユーロスターってねファーストクラスは別として 60 分から 45 分前にチェックインゲートに着かないといけないんですけど 45 分前が最終と言いつつ結構早めに閉まるんですよで
7 時 43 分発だったら 6 時半過ぎに着こうとしても 6 時にタクシー呼べばいいかと思うんだけど始発だとね 7 時 13 分発なのねそれだと家を 5 時半に出る感覚でそれってさやっぱちょっと違うじゃない早いよね 5 時半はまだ暗いもんパリは日の出が日本よりだいぶ遅くて今はもう
7 時 10 分くらいなんですけど今朝もね 6 時 6 時に起きると真っ暗 7 月の半ばは月始からそんなまだ経ってないから 6 時くらいに日の出でしただからまあでも 6 時に日の出だと 5 時半に出るってなったらまだ暗いでもね今回初めて始発のユーロスターに乗りました 7 時 13 分発そうすると 8 時半
30 分にロンドンに着きますもうバッチリじゃん朝ごはん行きたいお店がね 10 時オープンだったんだよねその時間帯 8 時半タクシーは待つし道も結構混んでて時間かかっちゃうんで最初から地下鉄で移動するつもりでスーツケースも小さいコロコロで今回は行きました行ってみたいパン屋さんがあって大きめのパンを買って帰りたかったので
大きい LLB のトートバッグをたたんでスーツケースに忍ばせておかげで無事 9 時にはホテルに着いてかなちゃんと再会を果たしましてでもねそこで話し始めちゃうとあっという間に時間経っちゃうからすぐ出ようと行動を開始しました
ランチの予約を入れていたからそのランチにも少しお腹を空かせて向かうためには朝ごはんが遅くなっちゃうとねそれはちょっといただけないじゃないですか宿は前回のロンドンと同じ東ロンドンで滞在最初のご飯はですねノーマンズカフェというお店に行きました覚えてますか?ノーマンズカフェこのポッドキャストのエピソード 42 で
マグカップにソーサーがついてて気分が上がってベイクドビーンズがこれが給食で出てきてたら好物になってたよって話をしたお店ですで次回のロンドンはここの朝ごはんから始めたいって多分言ったと思うんだけどてか今確認して気づいた 3 つ前にアップしたエピソードなんですねあれと更新が届こうっちゃったから
ロンドンのミス運動が高まってるけどロンドンに前回行ったのは去年の 10 月そうだから今回は 9 ヶ月ぶりでしたあでも 9 ヶ月経ってたんだな半年ちょいって気分だったけど早いね時間経つのでねその
9 ヶ月の間にですノーマンズカフェの床が変わってちょっと黒が混ざったようなブルーとグレーがかった白のチェックだったんです前回大きめのチェックテーブルの上に最初からケチャップの瓶が置いてあってそのケチャップの赤がちょりっと視界に入るとくぐもったブルーと白との組み合わせがめちゃめちゃ可愛かったんだよね
パリにはないよねこの色の感じってそれがね今回行ったら赤になってたんですよレンガ色を赤に近づけたような色唇だととても重宝しそうな私はいつもこれ系の唇 1 本は持ってるなーってちょっとマットな色でだから色自体は好きなんだけど初めて行った時のパンチが強かったんだよね青白チェックの
それでさ、今度は何食べようっていろいろ想像しながら向かって、そういう時って私お料理だけじゃなくて背景の存在がものすごく大きいんですね。自分の中に一番強く記憶として残っているシーンをもとにおそらく想像していって、新たなイメージを
想像そこに重ねてっちゃってるからお店に入って床を見た時に突然行き止まりにぶち当たったようなここの道行ったらあの先の道に繋がってたはずなんだけど行き止まりになってるみたいな気分になりましてちょっと面食らったっていうか勝手な話だけどでそうか変わったのかじゃあ気を取り直してもう一度って
ニューバージョンを受け止めることからの始まりになりました前回訪れた時の話まだ聞いてない方はもし気になったらぜひ聞いてみてくださいねエピソード 42 です 10 時オープンのところにね 10 時 10 分について
そしたら平日だったこともあってか今回は並ばずに入れました前回は 45 分だったかな待ちましたが 10 時 10 分入店もうほぼ予定通りですよメニューは前と変わらずイギリスのクラシックなブレックファーストでかなちゃんはベーコンとソーセージと目玉焼きとハッシュブラウンにベイクドビーンズプラストーストのセット
私は前回それを撮っていたので今回は違うものにしようとこれまで食べたことのなかバブル&スクイークというのを頼んでみましたバブル&スクイークはですねみんな知ってるのかな wikipedia によるとローストディナーに使用した残り物の野菜を軽く炒めて作る伝統的なイングランド料理である
主な材料はジャガイモとキャベツであるが人参豆キャベツなど残り物の野菜であれば何を使っても良いとのことでその通り出てきたのはジャガイモとキャベツでふかふかサクサクしてたあれもう一度食べたいんだよねこの時が初めてだったんですジャガイモ
おろすのかなおろすって言っても大根おろしみたいじゃなくてキャロットラペみたいにチーズおろし器で千切りになるような感じのおろすなのかなあれ厚みのあるねサクサクしたお好み焼きみたいな感じだったんだけどイングリッシュマフィンに挟まれて出てきた外側はカリッとしてて中はふかっとサクッと
スペイン風オムレツのようにも見えるかもとても食べやすいものでしたあのさジャガイモって私大好きですけどね時間帯で食べたい形状が違うと思うんですよね朝って千切りが一番な気がするんだよなそれかスライス丸ごとのベイクドポテトとかはお昼かおやつか
ピュレも朝は違うよね重たいんだろうねやっぱりでハッシュブラウンみたいに千切りとか細かく切ったのを焼きながら一つに固めたやつもやっぱり朝の味って感じがするしない?なんかさちょっとジューシーなような午後より朝だよな
ランチに食べるんだったらフリットの方が気分って気がするんだけど普通のフライドポテトこれってさもう習慣からくるすり込みなのかな今回食べたバブル&スクイーク千切りだったかおろしてたかのジャガイモにプラスキャベツだからよりジューシーな感じでイギリスに住んでる方からしたら
えーあんなんどこにでもあるよってものなのかもですけれどとてもスタンダードなものらしいのにこれまで食べる機会がなかったんですよねなんでだろうあれいいわキャベツが加わることでジューシーになっているのはそうだと思うんだけど同時にねなんていうのよりどっちつかずな味になっている
輪郭がはっきりしていない味それがねいいんだよ今回食べたようなお店で出されているものは残り物で作った本来の意味合いを持つものではないにしてもその残り物で作るっていう由来が好きですね私ね好きなんだよね残り物残り物の話するとね前もねしたかもだけど
私ね次の日の麻婆豆腐好きなんだよね冷たいの冷蔵庫から出して冷たいまま食べるのが好きなんだよねあとは室温で放置された焼きそばこの場合の焼きそばはソース焼きそばですこれはさお祭りなのかねこの元にあるものはお祭りの焼きそばちょっとこれ話それ過ぎだからやめとこう
そんな感じで始まりました 3 日間のロンドン滞在その一食目ですでに新たな出会いと発見があってワクワクした足乗りで 2 軒目に向かいましたランチはロンドンの西側かつてはロンドンを訪れる旅に足を運んでいたノッティングヒルにあるレストランを予約していました前回のロンドンでも行ったお店リストには挙げてたんだけども
西側にトンと行かなくなって遠いなーってやめたんですよねでも今回は 2 人だったしランチの後にハイドパークを散歩するのもいいなと思って行くことにしましたまず地下鉄で先に移動しちゃって予約の時間までに少し余裕があったのでノッティングヒル界隈を散歩したんですね
そう、朝ごはんに行ったノーマンズカフェはロンドンの北側にあってそこから西まで移動しましたそう、ノッティングヒル私はね、何年ぶりだったかわからないけどもともかく久しぶりでかなちゃんも数年ぶりででも歩きながらあれ、この道の先にあのお店あるよねとか
かつて自分が訪れてときめいたお店のことはやっぱり 2 人とも覚えていてそれらのお店がね幸いにも今もまだあって店内には入らなかったんです入らなかったんですけれど外から見るだけでも自分が何にワクワクしたかっていうのを思い出してそうこのお店がすっごい素敵なと思ったんだよねなんてお互いに話しながら
住宅街を抜けてランチの店を目指しましたこれは後付けの話になるけれど昔の自分が心躍ったその感覚をまざまざと思い出せたのがこの旅を決定付けていたというか逆のこともあると思うんですよ昔はこういうの見てワクワクしてたんだよねいつの間にか何も感じなくなっちゃったねみたいなこともその違いは
裁縫して店構えを見て改めてワクワクしたわけじゃないんですよその時に得たワクワクのエッセンスはもう自分の中に浸透しているからただワクワクした感覚を体の中に思い出せたことでその当時のその時の自分がどこに向かおうとしていたかどんなことをしたいと思っていたかそれで
どんなものに目を向けていたのかっていう自分の内側に抱えていた感覚を思い出したんですよねそのことでこれから出会う何かへの好奇心
の扉が全開になったっていうのかなうまく伝わるかわからないけれどあそこでなんかあの短い滞在で自分の目の前にあってくるいくつもの出会いに対して準備万端になってたんだなと振り返って思いますそんな風に向かったランチのお店オラセというシーフードのレストランです発音合ってるのかな多分大丈夫
他にもいくつかレストランを経営するシェフジャクソンボクサー氏の一見でオラセというのはシェフが幼少期に休暇を過ごしていたスコットランドの島の名前にちなんでいるらしいですって書いてる記事を見つけましたちなんでいるって言い方なのは普通にね検索したらオロセイ島って出てきた
だけどスコットランドで話されるゲール語っていうのがあるらしいんですよゲール語だとオラセって発音みたいですスコットランドで話されるゲール語とアイルランドで話されるゲール語っていうのがあるんだって
フランスバスクとスペインバスクみたいだなと思ったんですけどこういうその土地のことを少し知るの面白いよね好きですね行ってみたくなる行ったらさ標識は何語が最初だろうと思うコルシカ島に行ったらねコルシカ島ってイタリアかフランスかそもそもごちゃになりそうだけどコルシカ島はフランスなんですけれど
標識ねフランス語が一番上じゃなかった気がするんだよな一番上だったかもしれないけどコルシカ語も書いてあってそうでもさどっちにしても地名はイタリア語っぽかったりするんですよジェノバに支配されてた時代があったからだからどっちがどっちか分かんないんだよねまあいいやそうで
このジャクソンボクサー氏のことは前のロンドンエピソードでお話ししたロンドン在住の友人から教えてもらってそれから彼のレストランをチェックしていました朝ごはんにめっちゃそそられた別のレストランもあったのねでもオラセイのインスタのアカウントにスパークリングブリティッシュシーフード&アザーシーズナルワンダーって書かれてて
スパークリングブリティッシュシーフードってさなんかキラキラって感じしない?イギリス産の最高のシーフードっていうもうそれに惹かれてですねそうだよねだって島国だもんねと思ったのとなのにそういえばロンドンでシーフードのレストランってフィッシュ&チップスの専門店以外行ったことがないなぁと気がついた
今回そうでシーフードレストランってどういう料理が出てくるのかなって興味がわきましたでね行く前からこれ実物見てみたいと思っていたグリルドポテトブレッドにホイップしたたらこプラスシトラスコショウっていうお料理がこれはね行った時にもメニューにあって
それね写真だとみじん切りのチャイムが表面を覆っててねすごくインパクトのある見た目だったんですシトラスコショウっていうのはもしかして柚子胡椒的な?とかなちゃんに言われてそうかそういうことかもねって気づいたんですが他にもね巻きで焼いたエビに金管のピクルスと味噌バターとかトマトにブラックベリーとカラスミとかメニューを見て
味が想像できなくもないけどちょっと実際に食べてみたいと思わせる組み合わせがいくつもあってそこで 2 人ともがこれは想像できる感じだよねってものは却下して見知らぬ味にトライしたいっていうチョイスを自然にしていく流れで最終的に 5 皿注文しましたその中で 1 皿だけ全然イメージが湧かない前菜頼んだんです
スモークしたコールラビに発酵させたグーズベリーとコールラビってフランス語だとシューラブって言うんですねそれってねキャベツと株を合わせた名前で実はコールラビをそのまま訳したものらしいコールラビの語源はドイツ語でコールがキャベツでラビが
カブなんだってフランス語はシューがキャベツでラーブだからドイツ語から来たのかフランス語だとカブは鍋なんだけどそうでもねそう言われると確かになるほどって思ったブロッコリーのね茎が太って丸くなったような感じの味と食感といつも思ってたんですよねでもキャベツ
と株って言われたら確かにそれもそうかもって見た目さ若い人わからない例えになっちゃうけどドクタースランプあられちゃんっていうアニメがあったんです昔それにね出てくるニコちゃん大王っていうのがいるんだけど私コールラビー見るといつもねニコちゃん大王っぽいなと思ってさあでもねニコちゃん大王はねちょっとねごっついじゃがいもをかけ合わせた感じもあるな
でもグリーンなのよ気になったらねググってみてください出てくると思うあそうそうこのお皿でね気になったのはコールラビのこと散々話したけどコールラビじゃなくてあコールラビもねスモークしたらどんな味なんだろうと思ったんだけどこれなんだろうねって聞かれたのはグーズベリーでした知ってる?グーズベリー私どんなかわからなくてお皿に盛られてきたのは
この日はっきり発行させてるって書いてあったし原型がわからなかったんですねその後ロンドン滞在中に何度もメニューで名前を見かけてどうもイギリスではよく食べるっぽいなっていうのとだからたくさん取れるんだろうねってかなちゃんと話してたんですけどこれじゃんってわかったのはパリに帰ってからでした
名前がね全然違うんですよ初めて見たのも食べたのも去年ですマルシェで生産者さんのスタンドで初めて見て味見させてもらって買いましたあのねフランス語ではグロゼイアマクロって名前で訳すとサバ用のすぐりって名前なのお魚のサバですよすごくない?
サバ用のすぐりこれねイギリスから来ててサバに添えるソースを作るためのすぐりカランツということらしいそしたらサバにグーズベリーで食べてみたグーズベリー自体の味はこれ思い出してパリに帰っていってからの後日なんですけどグーズベリー自体の味はね
皮はほんの少し酸っぱいけど全体の印象として酸っぱいものではなくて何が近いって聞かれたらぶどうかなただぶどうの方がぷっくりしてるかな身の質感はジューシーな気がしますでねぶっちゃけるとこの料理の味スモークしたコールラビと発酵させたグズベリーに正直あんまり
いやあんまりじゃないねほとんど覚えてないんです美味しいねって食べたのは覚えてるんだけどすぐに形容できない馴染みのない味だと味としてとてもそうだな繊細とも言うのかなたださっぱりしていてそれはグーズベリーの存在もあった頃こそなのだろうけど食べてる時にね
中華のお年みたいだなと思ってとても繊細なコールラビでザーサイみたいなのをつけてみたいと思ったんですよね食感似てると思うんだ形も似てるしイギリスでのコールラビの食べ方としてよくあるのはこういうのだよねっていう知識を持ち合わせて
いないからスモークすることがあるのかもわからないしもしかしたらピクルスみたいに漬け込むことはするのかなとか想像したんですけどそれに加えてグーズベリー自体の味もその時点ではパリで食べたことが頭の中で一致してなかったからそのもの自体がどういう味でそれを
コールラビのスモークしたものと組み合わせるとへーこんな風になるんだみたいな理解に至らなかったわけですねそうだからなんかなんだろうよくわからなかったなーっていうので残ったんですよね自分の中にそしたらねこの夜に行ったお店でまたグーズベリーに遭遇しました
ディナーはジョレンというパン屋さんの展開するレストランを予約していましたこちらも前のロンドン話の中で登場していますパン屋さんが作る自家製パスタを食べたくて行ったんですね今回もパスタを楽しみたくて出かけましてそこでねデザートにグーズベリーを見つけましたリンゴとグーズベリーのパイ
何せランチでグーズベリーってよくわからなかったねって終わってたから食べたいねって頼んだんですこれがね出てきたらランチで食べたものと色が違ったのよランチのグーズベリーは色の薄いウリみたいな
薄いグリーンと薄い黄色が混ざったみたいな色だったんだけどパイの具になってたグーズベリーはチェリーとブドウとプラムの間みたいな赤系だったんですよベリーと名のつくものって色で名前変わるじゃないですかブラックベリー、ブルーベリー、ラズベリー
でもさグーズベリーは名前を変えずに色変えてきたんだよね色を変えてきたんだって言い方変か色が違ったんですよねでおまけにパイの具だったからぐじゅっと潰れててもちろん原型わからないじゃないですかだからさまた結局グーズベリーってどんなものかわからず姉妹でパイはリンゴと合わせて爽やかな甘酸っぱさの
とても美味しいものでしたクリームが添えられてましたねなんか 7 月ってもうパイって言ったらパリだともうリュバーブリュバーブが多いよねリュバーブって見たら頼みたくなる感じだからその 7 月にリンゴっていうのとそれをベリーと組み合わせるリンゴをベリーと組み合わせるっていうのが新鮮でした
そして翌日メニューに本日のパイ料理っていうのがあってそれにすごく引っかかれてとても行きたかったクオバディスというレストランに行きましたここはメニューがすごく可愛くて見るだけでワクワクするんですよねメルマガについてくる差し絵も楽しみなんだな
実際お料理も食べながらワクワクしました前菜にねうなぎのスモークのサンドイッチっていうのを頼んでみたらこれがね美味しかった薄めにスライスしたパンがこんがり焼き色をつけていてそれでうなぎを挟んでてねパンはねカンパーニュ系だったと思う
添えられた赤玉ネギのピクルスとのバランスもいい塩梅であれ次回のロンドンでもまた食べに行きたいですねメニューに定番であるといいなだいたいスモークしたうなぎ好きなんですパリでも何かに加えられているのを見ると頼みますでもサンドイッチで食べるのは初めてでしたなんか美味しかったとても美味しかった
メインのパイ料理もうさぎって言われた気がしたけどお肉ねチキンだったと思うんだよねそれがねタラゴンが聞いててイギリス料理を食べているって実感してあーこのお店に来てよかったなーって思ったよこのねパイ生地がね重めだったんですねバターじゃない脂肪分を加えていそうな感じでラードなのかもしかしたら
牛脂なのかそれがすごく私は嬉しかったです何でも軽めに仕上げるとか動物性のものを植物性に置き換えるとかそうじゃなくて例えばその土地ならではの昔からこれが使われてきたんだよっていうそのうちのスタンダードってものを味わえたら嬉しいですねそういうのが好きですベースをまず食べてみたい
それが仮に特別美味しくなかったとしてももともとその地で収穫できたもしくは手に入った作物で作られてきたものだったらそれを食べてみたいですそこからしか何も始まらない気がするそしてねここにもいましたグーズベリーがデザートにその名を見つけましたバターミルクプディングとグーズベリー
本当に旬だったんでしょうねでもねすごく迷ったんだけどサマープディングというのもあってこれを聞いてみたらドーム状の型にね食パンを敷き詰めて型の膨らみに合わせて軽く煮たベリー系のフルーツをその中空洞のところに入れてベリーから出たジュースをパンが全部吸い込むまで待って吸い込んだら出来上がりのデザートって言われて
なんかさ美味しそうじゃない?って食べてみたいてかまず見てみたいと思って頼みましたもう一つはね結局グーズベリーはやめて桃とラズベリーのピスタチオタルトっていうのにしましたサマープディングねまさにベリー系のフルーツを食すジャムにせずに果汁も無駄にせずに楽しめる素晴らしい
デザートでした甘さも自然な素朴さを感じる加減で無言で割と延々と食べちゃう系の味だった初めて食べたベリー系のフルーツはフランスにもたくさんあるじゃないですかでもこれはないなと思って気づいたのはあれイギリス版パンペルジュ
ですよねパンペルジュって訳すとフレンチトーストとされますがペルジュっていうのは失われたとかなくなったっていうのが主な意味でダメになったとか無駄にしたっていう意味も含んでるんですね要はパンペルジュっていうのは残り物の固くなったパンを活用したものだからトーストするものっていう意味合いはフランス語で言うときにはないんですよね
でサマープディングを食べてイギリスはやっぱり食パン文化なのだなぁと改めて思いましたフランスにはないそんなに食パンの使い回しクルトンくらいあとはガスパッチョの中につなぎとして入れるかでも表に見える状態での使い回しじゃないもんなサマープディング
ベリーの果汁を吸い込んでるから色が赤紫で生地の色が赤紫でそれもまたね生地が赤紫のデザートってそんなにないんじゃないかと思うんだけどだからねすごく印象的でしたね果実の酸味を消すほどに甘くしてあるわけじゃなく酸味も程よく残っていて焼かずに仕上げる
デザートで具の部分にゼラチンとかツナに入ってないっていうのも良かったなクオバディスではしっかり重みのある生クリームを添えてジャージークリームって書いてあったと思うカスタードソースがね周りに敷かれて出てきましたあれもまた食べたいなベリーだから 7 月がきっとピークですよね来年もだから
7 月にロンドンに行こうかなロンドンじゃなくて田舎に行ったらもしかするともっと出会う機会があるのかなおそらくお家で作るのも元はポピュラーなものってそれも残り物で作るようなきっとレストランで目にする機会は一時期ほとんど消えかかっていたのが復古野菜しかり在来種や古代麦の麦で
古代麦の麦ね古代種の麦で作られるパンしかりでその土地にもともとあったものがどんどん今復活していってこういったデザートもそんな一つあったりするのかなって想像したんですが初日の朝に食べたバブル&スクイックもそんな性質を持ってたりするのかもねひょっとすると分かんないけどさ前に話したことあるかもですけど
アボカドとかバナナとか輸入物でしか手に入らない生鮮品を私全く食べなくなってそうすると自然の流れでその土地にあるものにより目が行くようになるじゃないですかそれって旅行に行っても同じで今回のロンドンは
季節してベリーが押し寄せてきてでも考えてみたら北欧だとベリーのソースをお肉に添えたりするしフランスでは体験できない豊かなベリー文化がもっとあるんじゃないかありそうだよねって新たな旅の楽しみが寝てウホウホしています 7 月なんかね 8 月ってもう秋なんだって
寒く涼しくなっていってそうだよね 8 月になったら果物も桜んぼとかもなくなってもうすぐ向けに移行していくもんね来年もまた行きたいなで今回は正体つかめずのまま終わってしまったグーズベリーも食べたいなあるのかないまだにそのフランス語名の語源となっているサバのソースとして使われることが
インパクト強いよねサバ用すぐりサバ用カランツサバカランツそういえばねロンドン大祭最終日のご飯にてかロンドン最後のご飯だにランチだったんですけどサバを食べたんだったそれね結構驚いたんですよねサバがね開きの状態でグリルされたものがお皿にドドンと乗って出てきまして
びっくりしたね日本で育った人ならば見慣れているじゃないですかアジのひものとかでもあの姿ねこっちで見たことなかったからおーってなったなんか迫力あるよね開きって味もねまさに焼き魚だったシンプルにトマトとねそうそうクリームフレッシュがともで添えられてたんだよな
あれも美味しかったなぁそれはねカフェセシリアで食べました グーズベリーがサバ用のソースに使われると知った時はもちろん切り身で想像してたんだけど違うのかな もしかしたらそれもなぁどこかで出会えたらいいなぁグーズベリー来年を待とう なんかさ例えば外国人がね日本に旅行するんだって言った場合に日本食って
って言ったら天ぷらとかお寿司とかさラーメンとか旅館の朝ごはんとかベタなものを持って行ったのが 4 月に行ったらタケノコが売っててこんな姿なんだって初めて見て
炊き込みご飯にもするしでもたけのこご飯だけじゃなくお刺身もあるんだって知って 4 月に行ったら桜だけじゃなくてたけのこだよ京都も市内から離れて少し山の方に行くとたけのこいっぱい出てくるんだって友達に行って回りたくなるみたいな感じかな今回の私ってって思いました
今お腹鳴ったの聞こえた?すっごい盛大になったんだけど今ちょっと今回こんなお腹が鳴ったので締めたいと思いますが楽しかったなぁロンドンそうそう今回ね帰りのユーロスターが遅れたんです 60 何分かそしたらね 60 分以上遅れるとチケット代が一部返金されるんですね現金だと購入代金の 25%
1 年間有効のバウチャーだと購入した代金の 30%に該当する金額が返金されるのね 60 分以上の遅延はそれ以降 90 分とかになるとさらに返金のパーセンテージが増えるんです初めて知りましたちょっと得した気分になっちゃうよねそうで私ねバウチャーにしたんでまた行くんだ
あ、私そういえばグーズベリーをアップしていますインスタでね 8 月 22 日にポストしている朝ごはんの中に桃とモッツァレラのお皿があってそこにね綺麗なグリーンの粒が混ざっていますそれがグーズベリーよかったらご覧くださいそれでは今日はこの辺でごきげんようアビアント