</context> <raw_text>0 8時のNHKニュースです。NTTドコモが手掛ける検索サイトやスマートフォンの決済サービスの一部の機能で、今朝からつながりにくくなる不具合が続いていましたが、会社は今日夕方の時点で概ね解消したと発表しました。不具合は大量のデータを送りつけるサイバー攻撃を受けたことが原因だとしています。
NTTドコモでは、今朝5時半ごろから会社が手掛ける検索サイト「goo」でつながりにくくなる不具合が発生し、その後、ウェブメールのサービスやスマートフォンの決済サービス「d払い」の商品検索の機能などにも広がりました。
会社は大量のデータを送りつけるサイバー攻撃を受け、ネットワークが混雑したことが原因としていて、復旧対応に当たった結果、今日夕方の時点でつながりにくい状況は概ね解消したということです。ただ、復旧作業に伴って一部のサイトでは情報の更新が遅れているとしています。
国内では去年の年末以降、同じようなサイバー攻撃を受けるケースが相次ぎ、先月26日には日本航空がサイバー攻撃を受けて国内線と国際線に遅れや欠航が出たほか、三菱UFJ銀行、りそな銀行、みずほ銀行といった大手金融機関でも、インターネットバンキングでつながりにくくなる不具合が発生しました。
去年1月2日に羽田空港で起きた事故から1年です。事故では海上保安庁の航空機と日本航空の旅客機が衝突して炎上し、保安官5人が死亡、1人が大怪我をしました。また旅客機の乗客乗員379人全員が緊急脱出し、乗客17人が医療機関を受診しました。
国土交通省は事故の後、羽田空港での緊急時の対応について、アラートレベルを決定する際の目安以外にも見つかった課題の対策を打ち出しています。医療関係者の集合場所は、10カ所ある緊急ゲートからその都度一つを指定していたのをやめ、空港事務所1カ所とし、空港が手配した車で現場まで一斉に移動することにしました。
緊急車両の誘導は、制限区域内の状況に詳しくすぐに対応できる職員の数を増やしたということです。東京空港事務所の星正文空港安全部長は「課題を一つ挙げるとすると初動の強化で、今回緊急車両の誘導に時間を要したと考えています。消防や医療関係者などと連携がうまくいかないと事故の対応は難しいので、
情報交換や訓練を重ねて、万が一事故が起きても万全に対応できるような体制を整えていきたいです」と話しました。パレスチナのガザ地区では新年もイスラエル軍の攻撃が続いていて、ロイター通信は2日、住民の避難先に指定された地域が空爆され、少なくとも10人が死亡したと伝えています。
パレスチナのガザ地区では、新年もイスラエル軍の攻撃が続いていて、地元メディアは、1日、地区の北部や中部の住宅が空爆され、子どもを含む少なくとも17人が死亡したと伝えました。さらに2日にも空爆があり、ロイター通信は地区の医療関係者の話として、南部のハンユニスで女性や子どもを含む少なくとも10人が死亡したと伝えました。
攻撃があった地域はイスラエルが住民の避難先として指定する人道エリアに含まれていたということです。地区の保健当局によりますと、1日までの死者は45,553人に上っていて、犠牲者が増え続けています。
こうした中、イスラエルのカッツ国防相は1日、「ハマスが速やかに人質を解放しなければ、体験したことのないような打撃を受けることになる」と述べ、ガザ地区への攻撃を一段と強める構えを示しました。イスラエルとイスラム組織ハマスとの人質の解放と停戦に向けた交渉は、先行き不透明な状況が続く一方、
冬を迎えたガザ地区では、これまでに赤ちゃんが低体温症で死亡したと伝えられるなど、多くの人が厳しい状況に置かれていて、人道危機の深まりが懸念されています。この時間の担当は道谷新平でした。