</context> <raw_text>0 3 時の NHK ニュースです。韓国の尹錫悦大統領への拘束令状の執行は中止されました。非常会見を宣言した尹大統領について、警察などで作る合同捜査本部は先月31日、内乱を主謀した疑いで大統領の拘束令状を取りました。そして今朝、合同捜査本部の捜査官らが拘束令状を執行するため、ソウル市内の大統領府の敷地に入りましたが、
大統領警護庁のトップは警護を理由に、敷地内の捜索は許可できないとする立場を示したということです。その後も捜査官らと警護庁の間で睨み合う状態が続き、合同捜査本部は現場の捜査官らの安全が懸念されるとして、令状の執行は不可能だと判断し、今日午後1時半頃に令状の執行を中止したと発表しました。
合同捜査本部は、法による手続きに応じなかった容疑者の態度に深い遺憾の意を表すとした上で、今後の措置については検討した上で決定するとしています。尹大統領の拘束令状は今月6日まで有効です。日本製鉄によるアメリカの大手鉄鋼メーカーUSスチールの買収計画について、バイデン大統領が阻止することを決めたとアメリカの複数のメディアが報じました。
早ければ3日にも発表する可能性があるとしています。日本製鉄はおととし12月、USスチールを買収することで両社で合意しました。その後、アメリカ政府の対外投資委員会が安全保障上のリスクに関する審査を進めてきましたが、先月23日の期限までに結論に至らず、買収を認めるかどうかの判断はバイデン大統領に委ねられていました。
アメリカの有力紙、ワシントンポストなど複数のメディアは、2日、バイデン大統領が計画を阻止することを決めたと伝えました。早ければ3日にもホワイトハウスが発表する可能性があるとしています。
計画を審査していた委員会の中では、買収が実現すればアメリカ国内での鉄鋼の生産量が減少する恐れがあるなどという意見が出ていて、大統領としては安全保障上のリスクがあると判断したものとみられます。日本製鉄はアメリカ政府に対して、雇用を守ることに加えて鉄鋼の生産能力を維持することで安全保障の強化につながると説明してきました。
アメリカメディアの報道について、日本製鉄はコメントしないとしています。関東の大学対抗で競う箱根駅伝は今日復路のレースが行われ、昨日の往路を制した青山学院大がリードを守り抜き、10時間41分19秒の大会新記録で2年連続8回目の総合優勝を果たしました。
101回目の箱根駅伝には、オープン参加の関東学生連合を含む21チームが出場し、復路は神奈川県箱根町から東京大手町までの5区間、109.6キロのコースで争われました。往路優勝を果たした青山学院大は、6区の山下りで4年生の野村勇磨選手が56分47秒のタイムで区間新記録をマークし、2位との差を広げました。
そして、8区の3年生・塩出翔太選手と10区のアンカー1年生・小原怜選手も区間賞を獲得する走りを見せました。青山学院大は完璧なタスキリレーで、復路では一度もトップを譲らず、10時間41分19秒の大会新記録で2年連続8回目の総合優勝を果たしました。
2位は駒澤大学、3位は今シーズン出雲全日本大学選抜駅伝と全日本大学駅伝を制した国学院大学でした。4位は早稲田大学、5位は中央大学、6位は城西大学、7位は創価大学、8位は東京国際大学、9位は東洋大学、10位は法政大学で、上位10校が来年のシード権を獲得しました。
3時のNHKニュース、谷口がお伝えしました。3時5分になります。