</context> <raw_text>0 6 時の NHK ニュースです。今入ったニュースです。韓国の消防によりますと、今日午後 4 時半過ぎ、ソウル近郊のソンナムにある建物で火災が発生しました。韓国メディアによりますと、建物は地上 8 階地下 5 階まである多くの店が入るビルで、1 階に入っている食堂のキッチンから火が出たという通報が寄せられたということです。
消防によりますと、これまでにおよそ 40 人が救助され、およそ 50 人が自力で避難したということです。一方で、多くの人と連絡が取れないという情報もあり、消防は消火活動を進めるとともに被害の状況を確認しています。
熊による被害や市街地への出没が相次ぐ中、環境省は現在は禁止されている市街地での猟銃の使用について、熊が建物の中に入り込んだ場合などに市町村長の判断で可能とする法律の改正案を通常国会に提出する方針です。現在の鳥獣保護管理法では、住宅が密集している市街地で猟銃を使用することを禁止しています。
これまで市街地にクマが出没したケースでは、警察官が同行し、人に危険が生じている場合に限り、別の法律に基づいて発砲を命じるなどしていました。しかし、市街地へのクマの出没が相次ぎ、昨年 7 月環境省が設置した専門家会議は、クマによる人身被害の恐れがある場合などには、市街地でも警察官の指示なしで猟銃を使用できるよう法律を改正すべきだと提言し、
環境省が具体的な法改正の検討を進めてきました。検討されている案では、クマが建物の中に入り込んだ場合など、危害を防ぐことが緊急に必要で、迅速に捕獲できる手段が他にない場合などに、市町村長の判断でハンターが発砲することを可能とするとしています。
また、猟銃の弾が建物に当たるなどの損害が出た場合は市町村長が保障するなど、ハンターに不利益が生じないようにする仕組みについても検討しているということです。案では、クマのほかにイノシシも対象にすることにしていて、環境省はこうした内容を盛り込んだ法律の改正案を通常国会に提出する方針です。
イスラエル軍は 2 日、ガザ地区南部で住民の避難先として指定する人道エリアに空爆を行い、イスラム組織ハマスの関係者を殺害したと発表しました。イスラエル軍は、殺害したのはガザ地区の住民に暴力的な尋問などを行ってきた部門の責任者だとして、攻撃を正当化しています。
しかし、ロイター通信は医療関係者の話として、人道エリアへの空爆で女性や子どもを含む 11 人が死亡したと伝えています。また、ロイター通信はガザ地区各地でイスラエル軍による空爆があり、一連の攻撃で少なくとも 43 人が死亡したと伝えています。
中国の商務省は、アメリカの 28 の企業や団体について、軍民両用物資などの輸出先として禁止の対象にすると発表しました。中国としては、アメリカが半導体などの輸出規制を強める中、対抗姿勢を改めて示した形です。
軍民両用物資などの輸出先として禁止の対象とされたのは、防衛関連企業ロッキードマーチンなどアメリカの 28 の企業や団体です。中国政府は先月、軍事転用が可能な軍民両用物資などの輸出管理を強化する条例を施行しています。中国商務省は今回の措置はこの条例などに基づくとしていて、国家の安全と利益を守るためだなどとしています。
また、中国商務省は輸出先として禁止の対象としたアメリカの企業や団体については、台湾への武器売却に関わったとして、中国との貿易を禁止するなどの制裁を課すことも発表しました。中国としては、アメリカが半導体関連などの分野で輸出規制を強める中、対抗姿勢を改めて示した形です。
今月、トランプ次期大統領が就任するのを前に、台湾をめぐる問題などでは強硬な立場を強調する狙いもあるとみられます。