</context> <raw_text>0 11時のNHKニュースです。今日午前、青森県板柳町で屋根の雪下ろしをしていた70代の男性が近くの用水路で倒れているのが見つかり、病院に運ばれましたが死亡しました。警察は作業中に転落したとみて詳しく調べています。今日午前11時前、板柳町深見で
除雪作業中の男性が雪の下敷きになったと消防に通報がありました。消防や警察が駆けつけたところ、八木橋春一さん(75歳)が自宅の小屋のそばの用水路で上半身が雪に埋もれ、意識不明の状態で見つかり、病院に運ばれましたがその後死亡しました。
八木橋さんは今日午前8時半頃から一人で高さ2メートルの小屋の屋根の雪下ろしをしていたということです。また今日午後、北海道美深町で寺の雪下ろしをしていた80歳代の住職が屋根の下で雪に埋もれた状態で見つかり死亡しました。今日午後3時前、美深町西一条北4丁目の寺で
住職の80歳の男性が本堂の雪下ろしをしている最中に「ドン」という音がして姿が見えなくなったと家族から消防に通報がありました。消防隊員が駆けつけると男性が屋根の下で雪に埋もれて意識不明の状態になっているのが見つかり、病院に運ばれましたが死亡が確認されました。警察によりますと男性は一人で雪下ろしをしていたということで
作業中に転落したとみて調べています。警察は雪下ろしをする際には命綱やヘルメットをつけ、2人以上で作業するよう呼びかけています。京浜急行は沿線で発生した火事の影響で、横浜駅と上大岡駅の間の上下線で始発から運転を見合わせていましたが、午後4時半過ぎに運転を再開しました。
今日午前2時半過ぎ、京浜急行の井土ヶ谷駅と南太田駅間の沿線にある住宅で火事がありました。警察によりますと、火はおよそ2時間半後に消し止められ、怪我人はいませんでしたが、この火事で住宅近くの踏切の警報器や配電板、火線の一部が焼けたということです。
このため京浜急行は横浜駅と上大岡駅の間の上下線で始発から運転を見合わせていましたが、午後4時半過ぎに運転を再開しました。京浜急行によりますと、およそ11時間半にわたる運転見合わせで上下線合わせて304本が運休し、およそ15万人に影響が出たということです。
新年を迎え、京都の世界遺産下鴨神社では、平安時代の貴族がたしなんだ蹴鞠を奉納する蹴鞠始めが行われました。蹴鞠は平安時代に貴族の間で盛んに行われたもので、京都市左京区にある下鴨神社では毎年1月4日に蹴鞠始めが行われます。境内に設けられた鞠庭と呼ばれる場所で蹴鞠の保存会のメンバーが
赤や青など色鮮やかな衣装を身にまとい、参拝に訪れた人たちの前で蹴鞠を行いました。鹿の皮で作られた鞠は直径およそ20センチ、重さ150グラムほどで、8人の参加者が鞠を蹴り上げ、地面に落ちるまで続けます。相手が受けやすく蹴ることが望ましいとされ、「アリ」とか「ヤー」といった独特の掛け声を出しながら蹴り上げ
数回以上続くと、訪れた人たちから歓声が上がっていました。友人と訪れた神戸市の50代の女性は「衣装も素敵で感動しました。健康に過ごし、災害のない一年になってほしいです」と話していました。以上、この時間のニュース、小野拓司でした。時刻は11時5分です。