</context> <raw_text>0 4時のNHKニュースです。野党半島地震と豪雨災害で大きな被害を受けた石川県野々市町で消防団の出初め式が行われ、平穏な一年になるよう願って放水を披露しました。野々市町では、野々市半島地震の影響で去年の出初め式が中止され、2年ぶりの開催となりました。町役場のホールで開かれた式典で、野々市町消防団の新谷雅人団長が、
2つの災害に立ち向かった皆さんの体験は未来の団員たちに必ず受け継がれ生かされていく、何よりもこの1年が平穏な年になるよう願うと述べました。この後、港沿いにある広場に町内の16の消防団から合わせて100人ほどの団員が集まり、放水を披露しました。昔ながらの下帯姿で力強くまといを振る団員もいて、
訪れた人たちは高さ10メートルほどまで届く勇壮な放水を眺め、拍手を送っていました。地元の消防によりますと、野々市町の消防団には270人ほどが所属していますが、地震や豪雨で被災して町外へ避難したり移住したりしたため、出初め式に参加できなかった団員もいたということです。参加した47歳の消防団員は、
「去年は正月から救助活動やパトロールに奔走し、大変な1年でした。以前と同じような生活を送れるよう願っています」と話していました。アメリカのトランプ前大統領が不倫の口止め料をめぐって有罪の評決を受けた裁判について、ニューヨークの裁判所は、就任式前の今月10日に量刑を言い渡すことを明らかにしました。
アメリカのトランプ前大統領は大統領選挙前の昨年5月、不倫の口止め料をめぐって帳簿などの業務記録を改ざんした罪に問われた刑事裁判で、有罪の評決を受けました。ニューヨーク州の裁判所は、量刑の言い渡しについて、大統領選挙への影響などを理由に延期した後、弁護側が申し立てている有罪評決の破棄について検討していましたが、
3日、書面を発表し、就任式前の今月10日にトランプ氏に対する量刑を言い渡すことを明らかにしました。理由として、トランプ氏が大統領としての職務を遂行して国家の利益を守れるようにすることと、陪審員の下した評決を尊重し、全ての人に平等に法が適用されることの双方のバランスを取るのが重要だと説明しています。
その上で、トランプ氏に対し、服役することはないと事前に言及するという異例の配慮を見せています。また、量刑を言い渡す当日はオンラインでの出廷も認めています。一方で、このまま進めばトランプ氏が大統領経験者として史上初めて有罪評決を受けたことは覆らないため、
アメリカメディアは、弁護側が裁判の一時中断を求め、言い渡しが任期後まで延期される可能性もあると伝えるなど、トランプ氏側の次の出方が焦点になっています。元日から昨日までに東京都内では、高齢者が餅を喉に詰まらせて病院に搬送されるケースが相次いでいて、2人が死亡しました。東京消防庁は、餅を小さく切って食べやすい大きさににすることなど注意を呼びかけています。
東京消防庁によりますと、今年の正月3日、東京都内では73歳から84歳までの9人が餅を喉に詰まらせて病院に搬送されました。このうち、いずれも自宅で餅を食べていた板橋区の70代の男性と練馬区の80代の男性の2人が亡くなったということです。
東京消防庁は、餅は小さく切って食べやすい大きさにし、急いで飲み込まずゆっくりと噛んでから飲み込むこと、食べる前に水を飲んで喉を潤しておくこと、小さな子供やお年寄りと一緒に食事をする際には食べる様子を見守って注意を払うことなどを呼びかけています。
また、万が一喉に詰まってしまった場合は、周りの人が背中を手のひらで叩いて吐き出させるなど、応急手当の方法も知っておいてほしいとしています。4時のNHKニュース、谷口がお伝えしました。時刻は4時5分になります。