</context> <raw_text>0 10時のNHKニュースです。昨日から今日未明にかけて関東と関西で火災が相次ぎ、合わせて7人が亡くなりました。今日午前1時50分ごろ、群馬県高崎市飯塚町で家が火事になっていると家族から消防に通報がありました。火はおよそ2時間半後に消し止められましたが、木造2階建ての住宅1棟が全焼し、焼け跡から2人が遺体で見つかりました。
警察は、亡くなったのはこの家に住む高齢の夫婦とみて身元の確認を進めるとともに、火事の原因も調べています。また、昨日の夕方には神奈川県横須賀市のアパートで火事があり、2階に住む69歳の女性が死亡しました。
昨日午後には埼玉県三好町と千葉県船橋市でも住宅や店舗と住宅を兼ねた建物が焼ける火事があり、焼け跡から合わせて2人が遺体で見つかるなど関東で火災が相次ぎました。関西でも昨夜大阪松原市と滋賀県長浜市で住宅が焼ける火事があり、焼け跡からいずれも1人が遺体で見つかりました。
警察が身元の確認を進めるとともに火事の原因を調べています。次に、イスラエルとイスラム組織ハマスの停戦協議が再開する中、ガザ地区では4日もイスラエル軍の攻撃で41人が死亡したと伝えられ、犠牲者が増え続けています。イスラエルとハマスのガザ地区での停戦と人質の解放に向けた協議は3日、カタールのドーハで再開しました。
ただ、イスラエルメディアは4日、人質の解放の進め方など主な議題をめぐって双方の間には意見の隔たりがあり、イスラエル当局者は協議の行方に慎重な見方を示したと伝えています。一方、イスラエル軍はガザ地区での攻撃を続けていて、パレスチナのメディアは4日、ガザ地区北部などへの攻撃で41人が死亡したと伝えています。
ガザ地区の保健当局の発表によりますと、これまでの死者は4571人以上に上り、犠牲者が増え続ける中、協議で前進があるかが焦点となっています。また、イスラエルはガザ地区などで活動するUNRWA(国連パレスチナ難民救済事業機関)について、
一部の職員がハマスによる奇襲攻撃に関与したことを理由に、今月から活動を禁止する法律を施行する予定です。これについてUNRWAは4日、SNSに投稿し、「多くのパレスチナ難民に不可欠なサービスが禁止される時が迫っている」と危機感を訴え、イスラエルに法律の施行をやめるよう改めて求めました。
UNRWAは医療や食料の人道支援を担っていて、法律の施行でガザ地区の人道危機がさらに悪化することが懸念されています。東京の豊洲市場で今朝、新年恒例の初競りが行われ、青森県の大間で水揚げされたクロマグロが最高値の2億700万円で競り落とされました。
これは記録の残る1999年以降で2番目に高い価格です。東京江東区の豊洲市場では今朝、新年恒例の初競りが行われ、マグロの卸売場には日本全国や世界各地の港から運ばれてきた生や冷凍のマグロが並べられました。冒頭、卸売業者の代表が、
「今年は天候にも恵まれ、穏やかな正月を過ごしたと思うが、昨年は東北地方太平洋沖地震から始まった。一日も早い復旧復興をお祈りします」と挨拶しました。そして午前5時過ぎに鐘の合図で競りが始まると、競り人の威勢のいい掛け声とともに、大きなマグロが次々と競り落とされていきました。
今年の最高値は青森県の大間で水揚げされた重さ276キロのクロマグロで、2億700万円で競り落とされました。これは記録の残る1999年以降、最も高かった2019年の3億3360万円に次いで2番目に高い価格となります。10時のNHKニュース、正野がお伝えしました。10時5分になります。