</context> <raw_text>0 8時のNHKニュースです。警察と消防によりますと、今日午後4時過ぎ、山梨県の海市と南アルプス市の境を流れる釜無川(かまなしかわ)の河川敷で子供が流されました。一緒にいた子供の父親から警察に通報がありました。川に流されたのは小学校低学年くらいの女の子でおよそ30分後に消防のヘリコプターから川の中から救助し、病院に搬送されましたが、意識不明の重体となっています。
女の子は複数の小学生と河川敷で遊んでいたということで、警察は当時の状況を調べています。年末年始を海外で過ごした人たちの帰国ラッシュがピークを迎え、成田空港は多くの家族連れなどで混雑しています。成田空港ではアジアやヨーロッパなどからの便が相次いで到着し、到着ロビーは大きなスーツケースやゴルフバッグなどをカートに乗せた家族連れなどで混雑しています。
成田空港会社によりますと、海外で過ごした人たちの帰国は今日がピークで、今日1日で5万人余りが入国する見通しだということです。この年末年始は長期休暇を取りやすい曜日の並びになったこともあって、ハワイやグアムなどのリゾート路線のほか、東南アジアなどの人気が高かったということです。家族とグアムから帰国した30代の女性は「プールに入ったり、海を歩いたりして気持ちよかったです。円安ですごく高かったけど、旅行なのでショッピングも楽しみました」と話していました。
ハワイから帰国した20代の男性は「円安なのでお土産もあまり買わず、コンドミニアムに宿泊して外食をしないで肉などを買って料理しました。ゴルフをしてリフレッシュできたので、明日から仕事を頑張ります」と話していました。
また、トルコのイスタンブールから帰国した40代の女性は「9連休が取れたので、レンタカーで遺跡を巡ったり、美味しいものを食べたりして楽しかったです」と話していました。今日は二十四節気の一つ、小寒です。寒さが次第に厳しくなってくる頃とされていますが、長野県の諏訪湖では湖の氷がせり上がってできる御神渡りの観察が始まりました。
諏訪湖の御神渡りは、マイナス10度前後の厳しい寒さが3日ほど続くと、湖面に張った氷が厚みを増して亀裂が入り、筋状にせり上がる現象で、7年前に出現したのを最後に確認されていません。今年は寒さが次第に厳しくなってくる頃とされる小寒の今日から、地元の八重垣神社による湖面の観察が始まりました。
諏訪市側の湖畔では、宮司や氏子たちおよそ30人が午前6時半から氷の状況を観察したり、気温や水温を測ったりしていました。今朝の諏訪市は最低気温がマイナス6.9度と冷え込み、岸の近くは厚さ5ミリから1.5センチ程度の薄い氷に覆われていました。八重垣神社の宮坂清宮司は「観察開始早々、透明な氷を見られたのはありがたい兆候だと思う。御神渡りの出現を確認して神事を行えるように願っている」と話していました。
また、京都では門下生たちが上達を願って花をいける新春恒例の初池式が行われました。室町時代から続くとされる池坊の初池式には、全国から800人余りの門下生が参加し、はじめに若手の34人が門の発祥の地とされる京都市中京区の六角堂を参拝しました。
その後、門下生たちは隣にある道場に移動し、バラや南天などを思い思いにいけていきました。そして、次期家元の池坊専永(せんよう)さんが作品を見て回り、花がきれいに見える向きや空間の使い方などについてアドバイスしました。また、専永さんも変化を恐れず輝く未来に向かって心新たに歩むという願いを込めて、染料や水仙などいけていました。
参加した地元の20代の女性は「仕事もプライベートも飛躍する1年にしたいという思いを、柳のダイナミックさで表現しました」と話していました。千葉県から参加した小学5年生の男の子は「チューリップを3本並べたところが気に入っています。今年は生け花をたくさんして上達したいです」と話していました。以上、8時のニュースをお伝えしました。時刻は間もなく8時5分です。