</context> <raw_text>0 11時のNHKニュースです。危険運転致死傷罪をめぐり、法務省は来月にも適用要件を見直す法改正の検討を法制審議会に諮問する方向で調整しています。処罰対象となる飲酒運転や高速度での走行を判断する数値基準を設けることを含め、要件がどこまで明確になるかが焦点です。
危険運転致死傷罪をめぐっては適用要件が曖昧だとの指摘がある中、法務省の有識者会議が去年11月に処罰の対象となる飲酒運転や高速度での走行を一律に判断できる数値基準を設けることも考えられるなどとした報告書をまとめています。これを踏まえ、法務省は来月にも適用要件を見直す法改正の検討を
法務大臣の諮問機関である法制審議会に諮問する方向で調整しています。検討では有識者会議の報告書に沿って、処罰対象となる飲酒運転や高速度での走行を判断する数値基準を設けることを含め、危険運転致死傷罪の適用要件がどこまで明確になるかが焦点です。鈴木法務大臣は
「危険悪質な運転行為による被害事案への対応はまさに喫緊の課題で、必要な法整備に向けた検討を着実に進める」と述べていて、法制審議会から答申を受け取り次第、国会への提出を目指して法律の改正案の策定を進める考えです。次に、ロシアからヨーロッパ向けの天然ガスが停止したことで様々な混乱が広がっています。
旧ソビエトのモルドバへの供給が停止され、ロシアの強い影響下にあるンドニエストル地方で発電用のガスが不足する事態となり、計画停電が始まっています。ロシアの政府系ガス会社ガスプロムはウクライナ経由でのヨーロッパ向けの天然ガスの輸出を今月1日から停止しています。
ウクライナが進行続けるロシアの収入源を減らす必要があるとして、去年末で切れる契約の更新を拒否したためです。契約終了に合わせて、ロシアはこれまでの支払いが滞っているとして、ウクライナ経由となるモルドバへの天然ガスの供給を今月から停止しました。
その結果、モルドバから一方的な分離独立を宣言し、ロシアの強い影響下にあるにも関わらず、ンドニエストル地方では発電用のガスが不足する事態となり、当局とされる組織は4日、1日3時間の計画停電を行うと発表しました。
ロイター通信によりますと、現地では集中暖房や給湯が停止しているほか、食品を製造する施設以外の工場の稼働が止まっているということです。これまでロシアからモルドバに供給された天然ガスは主に、ンドニエストル地方にある発電所で使われていました。
一方、モルドバ政府はルーマニアからのガスの供給などによって、ンドニエストル地方以外の国内のエネルギーは賄えているとしています。ロシアとウクライナの対立は天然ガスの供給停止を通じてヨーロッパに様々な混乱をもたらしています。
ハイキングの街をPRしている埼玉県小鹿野町で、七福神にゆかりのある寺を歩いてめぐる新春恒例の催しが開かれました。昨日はおよそ1300人が参加して、七福神にゆかりのある7つの寺をめぐるおよそ13キロのコースを歩きました。
このうち大黒天を祀る宝登山神社では、地元の人たちが囃子を演奏したり、大黒天に扮して内出の小槌を振ったりして出迎えていました。また恵比寿神を祀る龍恩寺では豚汁や特産の柚子などが販売され、参加した人たちをもてなしていました。参加した60代の女性は
「地域の人たちがよくしてくれて、本当にほっこりします。去年も災害が多かったので、今年はみんなが健康でいられるようにと思っています」と話していました。11時のNHKニュースは、まさのがお伝えしました。まもなく11時5分です。