立憲民主党は、与党に対抗するため、定員1人の一輪区で野党候補者を1人に絞り、候補者調整を進める考えです。特に32ある一輪区で野党が候補者を1人に絞って対決する構図を作ることが基本としています。
日本維新の会は、候補者の一本化に向けて予備選挙の実施を主張しており、世論調査で支持を集めている候補を擁立する案などが検討されています。
法務省は、危険運転致死傷罪の適用要件を見直すため、飲酒運転や高速度での走行を判断する数値基準を設けることを含め、法制審議会に諮問する方向で調整しています。これにより、適用要件がどこまで明確になるかが焦点です。
イスラエルとハマスの停戦協議は再開しましたが、人質の解放の進め方など主な議題をめぐって双方の間には意見の隔たりがあり、イスラエル当局者は協議の前身に慎重な見方を示しています。一方、イスラエル軍はガザ地区での攻撃を続けており、犠牲者が増え続けています。
ゼレンスキー大統領は、今年に入ってからの3日間でロシアから300機以上の無人機や約20発の弾道ミサイルなどで攻撃を受けたと明らかにし、防空システムで使うミサイルの在庫を常に補充する必要があるとして、各国に支援を訴えました。
ロシアの天然ガス供給停止により、モルドバのエンドニエストル地方では発電用のガスが不足し、計画停電が始まっています。集中暖房や給湯が停止しているほか、食品を製造する施設以外の工場の稼働が止まっています。
藤井七冠は、昨年の防衛戦について、対局の結果に波が出たと感じており、経験が少ない展開になる将棋も多く、実力不足を感じることも多かったと振り返りました。しかし、その経験を生かし、今年は未知の局面に対する対応力を高め、タイトル奪還を目指す意気込みを語りました。
ラグビーリーグワンの第3節では、埼玉パナソニックワイルドナイツと静岡ブルーレブズが勝利し、開幕3連勝を達成しました。ワイルドナイツは39対16でリコーブラックラムズ東京に勝ち、ブルーレブズは40対34で三菱重工相模原ダイナボアーズに勝ちました。
</context> <raw_text>0 おはようございます。1月5日(日曜日)朝7時をお知らせしましたNHK、今朝のニュースです。今年夏の参議院選挙をめぐり、立憲民主党などは与党に対抗するため、定員1人の1人区で候補者調整を進めたい考えです。ただ、基本政策での合意を優先すべきとして慎重な立場の党もあり、どこまで候補者の一本化を図れるかが焦点となります。
今年夏の参議院選挙をめぐり、野党第一党の立憲民主党の野田代表はきのう、「少なくとも改選議席の与党の過半数割れを実現したい。特に32ある1人区で野党が候補者を1人に絞って対決していく構図を作ることが基本だ」と述べ、定員1人の1人区を中心に野党の候補者一本化に向けた調整を進めていく考えを示しました。
また、日本維新の会は、候補者の一本化に向けて予備選挙の実施を主張していて、世論調査で支持を集めている候補を擁立する案などが検討されています。共産党は、野党間の協力は必要だとした上で、今後、各党と調整の在り方も含め議論していきたいとしています。一方、国民民主党は、基本政策での合意を優先すべきだとして慎重な立場です。
また、令和新選組は単独で選挙戦に臨むとしていて、各党の足並みは揃っていません。このため、立憲民主党は今月招集される通常国会で新年度予算案の審議や企業団体献金の禁止などで野党間の連携を深め、候補者調整につなげていきたい考えです。
ただ、日本維新の会や国民民主党はそれぞれ与党側とも政策協議を継続していく姿勢を示していて、どこまで各党の選挙協力が進み、候補者の一本化を図れるかが焦点となります。危険運転致死傷罪をめぐり、法務省は来月にも適用要件を見直す法改正の検討を法制審議会に諮問する方向で調整しています。
処罰対象となる飲酒運転や高速度での走行を判断する数値基準を設けることを含め、要件がどこまで明確になるかが焦点です。危険運転致死傷罪をめぐっては適用要件が曖昧だとの指摘がある中、
法務省の有識者会議が去年11月に処罰の対象となる飲酒運転や高速度での走行を一律に判断できる数値基準を設けることも考えられるなどとした報告書をまとめています。これを踏まえ、法務省は来月にも適用要件を見直す法改正の検討を、法務大臣の諮問機関である法制審議会に諮問する方向で調整しています。
検討では、有識者会議の報告書に沿って、処罰対象となる飲酒運転や高速度での走行を判断する数値基準を設けることを含め、危険運転致死傷罪の適用要件がどこまで明確になるかが焦点です。鈴木法務大臣は、
「危険悪質な運転行為による被害事案への対応はまさに喫緊の課題で、必要な法整備に向けた検討を着実に進める」と述べていて、法制審議会から答申を受け取り次第、国会への提出を目指して法律の改正案の策定を進める考えです。
イスラエルとイスラム組織ハマスの停戦協議が再開する中、ガザ地区では4日もイスラエル軍の攻撃で41人が死亡したと伝えられ、犠牲者が増え続けています。イスラエルとハマスのガザ地区での停戦と人質の解放に向けた協議は3日、カタールのドーハで再開しました。
ただ、イスラエルメディアは4日、人質の解放の進め方など主な議題をめぐり、双方の間には意見の隔たりがあり、イスラエル当局者は協議の行方に慎重な見方を示したと伝えています。一方、イスラエル軍はガザ地区での攻撃を続けていて、パレスチナのメディアは4日、ガザ地区北部などへの攻撃で41人が死亡したと伝えています。
ガザ地区の保健当局の発表によりますと、これまでの死者は4571人以上に上り、犠牲者が増え続ける中、協議に前進があるかが焦点となっています。また、イスラエルはガザ地区などで活動するUNRWA(国連パレスチナ難民救済事業機関)について、
一部の職員がハマスによる奇襲攻撃に関与したことを理由に、今月末から活動を禁止する法律を施行する予定です。これについて、UNRWAは4日、SNSに投稿し、「多くのパレスチナ難民に不可欠なサービスが禁止される時が迫っている」と危機感を訴え、イスラエルに法律の施行をやめるよう改めて求めました。
UNRWAは医療や食料の人道支援を担っていて、法律の施行でガザ地区の人道危機がさらに悪化することが懸念されています。ウクライナのゼレンスキー大統領は、今年に入ってからの3日間でロシアから300機以上の無人機などで攻撃を受けたと明らかにした上で、
防空システムで使うミサイルの在庫を常に補充する必要があるとして、各国に重ねて支援を訴えました。ロシアによるウクライナへの軍事侵攻が続く中、ロシア国防省は4日、ウクライナ東部ルハンシク州で新たに一つの集落を掌握したと発表し、攻勢を強めるウクライナ東部での戦果を強調しました。
3日にはウクライナ軍がロシア西部ベルゴロド州に向けてアメリカの供与した射程の長いミサイルを発射したものの、すべて迎撃したとしていて、西側諸国の支援を受けた行動には報復が待っているとウクライナ側を牽制しています。一方、ウクライナのゼレンスキー大統領は3日、SNSへの投稿で、
今年に入ってから3日間でロシアから300機以上の無人機やおよそ20発の弾道ミサイルなどで攻撃を受けたと明らかにしました。その上で、「ロシアのテロは激しさを失っていない。防空システムで使うミサイルの在庫を常に補充する必要がある」として、各国に重ねて支援を訴えました。
ウクライナ空軍の発表によりますと、3日の夜から4日の朝にかけてもロシアから無人機81機による攻撃があり、34機は迎撃し、47機は消息を絶ったということで、ロシア軍によるウクライナへの無人機攻撃が続いています。一方、ロシアからヨーロッパ向けの天然ガスが停止したことで様々な混乱が広がっています。
旧ソビエトのモルドバへの供給が停止され、ロシアの強い影響下にあるトランシストリア地方で発電用のガスが不足する事態となり、計画停電が始まっています。ロシアの政府系ガス会社ガスプロムは、ウクライナ経由でのヨーロッパ向けの天然ガスの輸出を今月1日から停止しています。ウクライナが進行を続けるロシアの収入源を減らす必要があるとして、
去年末で切れる契約の更新を拒否したためです。契約終了に合わせて、ロシアはこれまでの支払いが滞っているとして、ウクライナ経由となるモルドバへの天然ガスの供給を今月から停止しました。
その結果、モルドバから一方的な分離独立を宣言し、ロシアの強い影響下にあるトランシストリア地方では発電用のガスが不足する事態となり、当局は4日、1日3時間の計画停電を行うと発表しました。
ロイター通信によりますと、現地では集中暖房や給湯が停止しているほか、食品を製造する施設以外の工場の稼働が止まっているということです。ロシアとウクライナの対立は、天然ガスの供給停止を通じてヨーロッパに様々な混乱をもたらしています。次に、
将棋の8大タイトルのうち7つを保持する藤井聡太七冠が新年に合わせて報道各社の取材に応じ、去年1年間の防衛戦を振り返るとともに、未知の局面への対応力をさらに高めていきたいと今年の抱負を述べました。
一昨年、将棋界初となる8大タイトル独占を果たした藤井七冠は、去年7つのタイトルの防衛を果たすも、王位戦五番勝負で敗れ、初めてのタイトル喪失も経験しました。新年に合わせた報道各社の取材に応じた藤井七冠は、去年1年間の防衛戦について、
「タイトルホルダーか挑戦者かの違いは、シリーズが開幕すればそこまで影響しないと思っていて、以前と変化は感じませんでしたが、全体として振り返ると、対局の結果に少し波が出てしまったかなと感じています」と振り返りました。その上で、「去年は自分の経験が少ない展開になる将棋も多く、実力不足を感じることも多かったのですが、
同時に経験が少ない局面について考えられる機会となったので、それを生かせるように取り組んでいきたいです。実力不足が改善された時に王位戦への挑戦が見えてくると思います」と今年の防衛戦への思いとタイトル奪還への意気込みを語りました。
そして、「未知の局面に対する対応力をもっと高め、より面白い局面に出会えるように、一局一局集中して考えていきたい。振り返った時に充実した一年だったと思えるように、今年もしっかりと取り組んでいきたい」と抱負を述べました。
藤井七冠の今年最初のタイトル戦は、今月12日に静岡県で開幕する王将戦で、羽生善治九段の挑戦を受けます。ラグビーのリーグワンは昨日、一部に当たるディビジョン1の第3節4試合が行われ、埼玉パナソニックワイルドナイツと静岡ブルーレブズが勝って共に開幕3連勝としました。
ワイルドナイツはリコーブラックラムズ東京と対戦し、前半17対9とリードして折り返しました。後半にこの試合初めてトライを奪われて4点差に追い上げられましたが、日本代表の長田智樹選手の2つのトライを含む3つのトライを上げて突き放し、39対16で勝ちました。
ワイルドナイツは開幕3連勝、ブラックラムズは1勝2敗となりました。ブルーレブズは三菱重工相模原ダイナボアーズに40対34で勝ちました。ブルーレブズは日本代表のマロ・イトアマ選手が2試合連続で3トライと活躍し、開幕3連勝です。敗れたダイナボアーズは1勝2敗となりました。
開幕から2連敗を喫した昨シーズン4位の横浜キヤノンイーグルスは、ディビジョン2から昇格した浦安D-Rocksに40対12で勝利し、今シーズン初勝利を挙げました。D-Rocksは3連敗です。共に2連敗スタートで初勝利を目指す東京サントリーサンゴリアスとトヨタヴェルブリッツの試合は30対30で引き分けました。
接戦となり、試合終盤に5点を追うヴェルブリッツがトライを上げて同点に追いつきましたが、その後のキックを今シーズンワイルドナイツから移籍した松田力也選手が外して勝ち越すことができませんでした。では続いて、全国の気象情報です。今日は天気の移り変わりが早く、午後には西から湿った空気が入り、各地ともに天気はゆっくり下り坂へと向かいそうです。今日の各地の予報です。
沖縄は午前中は晴れますが、午後からは曇りや雨となるでしょう。九州も徐々に雲が広がり、夜は雨や雷雨のところが多くなりそうです。四国と近畿は日中は日差しがありますが、中国地方は午後から雨雲がかかるでしょう。東海と関東は乾燥した晴天が続きます。日差しにはご注意ください。北陸は雲が多く、所々で雨や雪が降るでしょう。
東北と北海道は、太平洋側は日差しがありますが、日本海側は曇りや雪の予報です。青森県は大雪の峠は超えましたが、津軽地方では平年を大幅に上回る積雪となっています。雪下ろしや除雪作業は安全を確認して2人以上で行ってください。各地の予想最高気温です。
那覇は21度、鹿児島は14度、福岡は11度、高知12度、広島と松江は10度の予想です。大阪と名古屋は10度。そして今日、今シーズン初めて最低気温0度を下回って冬日となった東京、最高気温9度の予想です。金沢は8度、新潟6度、仙台6度、秋田4度、札幌-1度の予想です。
ここまで全国のニュースを、増野がお伝えしました。まもなく7時15分です。