</context> <raw_text>0 2時のNHKニュースです。今日は20世紀の一つ、昇寒です。寒さが次第に厳しくなってくる頃とされていますが、長野県の諏訪湖では、湖の氷がせり上がってできる「御神渡り」の観察が始まりました。諏訪湖の御神渡りは、マイナス10度前後の厳しい寒さが3日ほど続くと、湖面に張った氷が厚みを増して亀裂が入り、筋状にせり上がる現象です。
7年前に出現したのを最後に確認されていません。今年は寒さが次第に厳しくなってくる頃とされる昇寒の今日から、地元の八坂神社による湖面の観察が始まりました。諏訪市側の湖畔では、宮司や氏子たちおよそ30人が午前6時半から氷の状況を観察したり、気温や水温を測ったりしていました。今朝の諏訪市は最低気温がマイナス6.9度と冷え込み、
岸の近くは厚さ5ミリから1.5センチ程度の薄い氷に覆われていました。八坂神社の宮坂清宮司は、「観察開始早々、透明な氷を見られたのはありがたい兆候だと思う。御神渡りの出現を確認して神事を行えるように願っている」と話していました。
将棋の8大タイトルのうち7つを保持する藤井聡太七冠が新年に合わせて報道各社の取材に応じ、去年1年間の防衛戦を振り返るとともに、未知の局面への対応力をさらに高めていきたいと今年の抱負を述べました。おととし将棋界初となる8大タイトル独占を果たした藤井七冠は、
去年7つのタイトルの防衛を果たすも、王位戦五番勝負で敗れ、初めての挫折も経験しました。新年に合わせた報道各社の取材に応じた藤井七冠は、去年1年間の防衛戦について「タイトルホルダーか挑戦者かの違いは、シリーズが開幕すればそこまで影響しないと思っていて、以前と変化は感じませんでしたが、
全体として振り返ると、対局の結果に少し波が出てしまったかなと感じています」と振り返りました。その上で「去年は自分の経験が少ない展開になる将棋も多く、実力不足を感じることも多かったのですが、同時に経験が少ない局面について考えられる機会となったので、それを活かせるように取り組んでいきたいです。
実力不足が改善された時に、新たな挑戦が見えてくると思います」と、今年の防衛戦への思いとタイトル奪還への意気込みを語りました。そして「未知の局面に対する対応力をもっと高め、より面白い局面に出会えるように、一局一局集中して考えていきたい。
振り返った時に充実した1年だったと思えるように、今年もしっかりと取り組んでいきたい」と抱負を述べました。藤井七冠の今年最初のタイトル戦は今月12日に静岡県で開幕する王将戦で、羽生善治九段(32歳)の挑戦を受けます。
サッカーのフランス一部リーグで4日、スタッド・ランスの中村敬斗選手がアウェイで行われたサンテティエンヌとの試合で、今シーズン7点目のゴールを決めました。先発出場した中村選手は前半42分、右サイドからのクロスが相手に当たってゴール前でボールを受けると、左足で豪快に蹴り込んで先制点を決めました。今シーズン7点目のゴールです。
中村選手は後半36分までプレーし、チームメイトの伊藤純也選手はフル出場しました。チームは1対3で逆転負けを喫しました。イングランド・プレミアリーグ、ブライトンの三笘薫選手はホームのアーセナル戦で先発メンバーから外れ、1対1の後半17分から出場しました。
三笘選手は得点に絡むことはできず、試合はそのまま1対1で終了し、ブライトンは4試合連続で引き分けとなりました。以上この時間のニュース、杉原光がお伝えしました。2時5分です。