</context> <raw_text>0 NHKニュースです。今朝の太平洋側を中心に厳しい冷え込みとなり、東京の都心では今シーズン初めて最低気温が0度を下回る冬日となりました。明日は積雪が多くなっている東北など広い範囲で気温が上がり雨が降る見通しで、なだれや融雪に十分注意が必要です。
気象庁によりますと、今日は上空に寒気が流れ込み、太平洋側を中心に晴れて地表の熱が奪われる放射冷却現象の影響で、各地で厳しい冷え込みとなりました。今朝の最低気温は、北海道陸別町でマイナス24.6度、長野県諏訪市でマイナス6.9度、埼玉県でマイナス4.1度、
東京の都心や広島市、高松市でマイナス0.2度などと、各地で今シーズン一番の冷え込みとなりました。東京の都心で最低気温が0度を下回る冬日となったのは今シーズン初めてです。日中もあまり気温は上がらず、最高気温は札幌市でマイナス1度、青森市で2度、東京の都心で9度、大阪市や名古屋市、広島市で10度などと予想されています。
一方、明日は日本海側と本州の南岸を低気圧が通過するため、南寄りの風が吹いて各地で気温が上がり、本州の広い範囲で雨が降る見込みです。青森市や青森県弘前市などでは、今朝の積雪が1メートルを超え、平年のこの時期の3倍を超えていますが、こうした地域でも雪解けが進む恐れがあります。
気象庁は積雪が多くなっているところでは、なだれや融雪に十分注意するよう呼びかけています。屋根から落雪の恐れもあります。雪下ろしの作業の際は複数で行うなど、安全に十分注意して行ってください。また、今日は太平洋側を中心に空気の乾燥した状態が続くため、木の取り扱いには十分注意してください。
今年夏の参議院選挙について、自民党の木原選挙対策委員長は、公明党と合わせた与党で参議院での過半数の議席の維持を目指す考えを示しました。自民党の木原選挙対策委員長はフジテレビの日曜報道THE PRIMEに出演し、
夏の参議院選挙について、「与党で過半数をしっかり目指していくことに尽きる」と述べ、公明党と合わせた与党で参議院での過半数の議席の維持を目指す考えを示しました。衆議院で与党が過半数を割り込み、野党と連立を組む可能性については、「まずは民意を問わなければならず、その一つのきっかけは参議院選挙だ。どんな民意が示されるかによっていろんな可能性がある」と指摘しました。
また木原氏は、石破首相とアメリカのトランプ前大統領との会談時期について、「個人的信頼関係を早めに作り、できるだけ早く会っていただくのがいいのではないか」と述べました。さらに木原氏は、日本製鉄によるアメリカの大手鉄鋼メーカーUSスチールの買収計画に対し、バイデン大統領が禁止命令を出したことについて、
「日米の鉄鋼企業が協力して競争力を高めるべきで、メリットをトランプ氏に説明し理解してもらうなど、まだやるべきことはある」と述べました。岩手県軽米町の養鶏場で鶏が相次いで死んでいるのが見つかり、詳しい検査の結果、高病原性の鳥インフルエンザウイルスが確認されました。岩手県はこの養鶏場で飼育されているおよそ5万羽の処分を進めています。
岩手県によりますと、昨日午前、軽米町の養鶏場から死ぬ鶏が増えていると連絡があり、遺伝子検査を行った結果、高病原性の鳥インフルエンザウイルスが確認されたということです。これを受けて県は、今日午前9時過ぎから、この養鶏場で飼育されているおよそ5万羽の処分を進めています。また、合わせて半径3キロ以内を鶏や卵の移動を禁止する区域に、
半径10キロ以内を区域外への出荷などを禁止する区域に指定しました。NHKニュース、谷口がお伝えしました。