</context> <raw_text>0 9時のNHKニュースです。今日午前2時過ぎ、茨城県の鹿島港の沖合で漁船が転覆し、乗組員20人うち17人が救助されましたが、2人が死亡しました。乗組員3人の行方がわからなくなっていて、海上保安庁などが捜索を続けています。海上保安庁によりますと、今日午前2時過ぎ、茨城県の鹿島港から東に30キロ余りの沖合で、
巻き網漁船が転覆したようだと近くを航行していた漁船から通報がありました。転覆した漁船は茨城県北茨城市の大津漁協所属の第8大浜丸で、日本人15人とインドネシア人5人の乗組員のうち14人が救助されましたが、日本人2人が死亡しました。また乗組員3人が海に投げ出されて行方不明となっています。
第8大浜丸は当時岩城に出ていて、現場海域で沈没したとみられ、海上保安庁が巡視船4隻やヘリコプターを出すなどして行方がわからない3人の捜索を続けています。海上保安庁によりますと、当時現場の海域は晴れていて、波の高さは0.5メートルと穏やかだったということです。
また、転覆した漁船が所属する大津漁協では、幹部が電話で海上保安庁に連絡するなど対応に追われていました。漁船が転覆した付近で操業していた別の船の乗組員は、当時、海上は風も波もなく穏やかだった。「転覆するような気象条件ではなかった」と話していました。次です。
低気圧と前線の影響で西日本を中心に雨が降り、東北などでは雪が降っています。今日は全国的に雨や雪の天気となるほか、気温が上がると予想され、東北など積雪が多くなっている地域では、なだれや融雪、屋根からの落雪に十分注意が必要です。
気象庁によりますと、本州の南岸と日本海にある2つの低気圧や前線の影響で、大気の状態が不安定になり、西日本などで雨が降っているほか、北日本の日本海側でも雨や雪となっています。青森県をはじめ東北の北部では、これまでの雪で積雪が多くなっていて、
青森市や青森県弘前市では積雪が1メートル前後となり、平年のこの時期の3倍を超えています。低気圧は東へ進むため、今日は広い範囲で雨が降り、先月以降雨の少なかった太平洋側でも雨が強まるところがあるほか、積雪が増えている東北などでも雨や湿った雪が降る見込みです。
また、低気圧の通過に伴って南寄りの風の影響で気温も上がる見込みで、特に北海道や東北、新潟県などでは日中の気温が昨日より大幅に高くなると予想されています。気象庁はなだれや融雪、それに屋根からの落雪に十分注意するよう呼びかけています。
先ほどもお伝えしましたが、きょう午前2時過ぎ、茨城県の勝間港の沖合で漁船が転覆し、乗組員20人うち17人が救助されましたが、2人が死亡しました。この漁船、第8大浜丸は、当時、岩城に出ていて、現場海域で沈没したとみられ、海上保安庁が巡視船4隻やヘリコプターを出すなどして、行方がわからない3人の捜索を続けています。
では為替と株の値動きです。今日の東京外国為替市場の演奏場は、現在ドルに対しては去年の年末に比べて34銭高、ドル安の1ドル157円54銭から55銭となっています。ユーロに対しては2円29銭高、ユーロ安の1ユーロ162円31銭から33銭となっています。
東京株式市場の日経平均株価、去年の年末に比べて22円66銭安い3万9871円88銭。一方、東証株価指数トピックスは1.57ポイント上がって2786.49となっています。9時のニュースは関根がお伝えしました。