</context> <raw_text>0 3時のNHKニュースです。アメリカで優れた映画やテレビ作品などに贈られるゴールデングローブ賞が発表され、真田広之さんがプロデュース・主演した「将軍」がテレビドラマ部門の作品賞をはじめ、主演男優賞、主演女優賞など合わせて4つの賞を受賞しました。第82回ゴールデングローブ賞は5日、西部カリフォルニア州のビバリーヒルズのホテルで発表と受賞式が行われ、
真田広之さんがプロデュース・主演したアメリカの作品「将軍」がテレビドラマ部門の作品賞を受賞しました。さらに、テレビドラマ部門の主演男優賞に真田広之さん、主演女優賞に安奈沢悦子さん、助演男優賞に浅野忠信さんがそれぞれ選ばれ、ノミネートされた4つの賞すべてを受賞しました。真田さんは受賞後のスピーチで、
「私の人生に関わってくださったすべての方に感謝します。皆さんが私をここに連れてきてくれました。そして世界の若い俳優やクリエイターに、自分らしくあり続け、自分を信じ、決して諦めるなと伝えたいです。」と述べました。
「将軍」は日本の戦国時代を舞台に、徳川家康をモデルにした武将が漂着したイギリス人航海士と関わりながら、戦乱の窮地をくぐり抜けていく歴史ドラマで、セリフの大半が日本語というアメリカでは異色の作品です。昨年9月のエミー賞では、一つのシーズンの作品として過去最多となる18の賞を受賞していて、
「将軍」はアメリカの2つの権威ある賞で圧倒的な存在感を示しました。日銀の上田総裁は全国銀行協会が開いた新年の菓子交換会で挨拶し、現在検討している追加の利上げの時期について、「今後の経済や物価、それに金融情勢次第だ」とし、慎重に見極める考えを改めて示しました。この中で上田総裁は今後の日銀の金融政策運営について、
「今年も経済や物価情勢の改善が続くのであれば、日銀はそれに応じて政策金利を引き上げ、金融緩和の度合いを調整していく方針だ」と述べました。その上で追加の利上げの時期については「今後の経済、物価、金融情勢次第であり、様々なリスク要因を注視する必要がある」と述べ、
アメリカのトランプ前大統領の経済政策の影響や、春闘に向けた企業の賃上げの動きを確認しながら、慎重に見極める考えを改めて示しました。さらに上田総裁は今年の干支について触れ、「蛇は脱皮を繰り返すことから再生のシンボルだ。そういう意味で今年は賃金、物価が広くバランスよく上昇し、経済が柔軟にたくましく成長していく1年になることを期待したい」と述べました。
スノーボードのワールドカップ・ビッグエアの第3戦がオーストリアで行われ、男子は19歳の長谷川大賀選手が優勝し、通算4勝目を上げました。スノーボードのビッグエアは急斜面を滑り降りて空中に飛び出し、技の難易度や完成度などを競う種目で、今シーズンのワールドカップ第3戦の決勝が5日、オーストリアで行われました。
決勝は100点満点で採点される3回の滑走のうち、得点の高い2回の合計点で競われ、男子は今シーズンの開幕戦を制した19歳の長谷川選手が、1回目に利き足と逆の足で踏み切って横に5回転する技で89.75点、2回目は1回目と反対向きに5回転する技で90.00点をマークして、合計179.75点で優勝しました。
長谷川選手はワールドカップのビッグエアで通算4勝目です。一方、決勝に進んだ8人中4人が日本勢となった女子では、18歳の深田萌絵選手が1回目に軸を斜めに縦に2回転しながら横にも3回転半する大技で93.50点の高得点をマークするなど、合計182.25点で2位に入りました。
スノーボードのビッグエアは今シーズンと来シーズンのワールドカップなどの成績を踏まえて、来年冬のオリンピックの代表が決まります。全国のニュース、中野がお伝えしました。