</context> <raw_text>0 10時のNHKニュースです。冬型の気圧配置と上空の強い寒気の影響で、北日本から西日本で局地的に雪が強まっていて、明日にかけて本州の日本海側を中心に平地でも大雪となる見込みです。特に北陸と新潟県、それに東北の日本海側では積雪が急増する恐れがあり、
気象庁は積雪や猛吹雪による交通への影響などに警戒するよう呼びかけています。アメリカのFRB(連邦準備制度理事会)は先月開いた金融政策を決める会合の議事録を公表しました。
一方、会合の参加者による政策金利の見通しでは、
今年は利下げのペースが緩やかになるとの見通しが示されました。8日にこの会合の議事録が公表され、ほぼ全ての参加者がインフレの上振れリスクが高まっていると判断していたことが分かりました。その理由として、最近のインフレ率が予想を上回る伸びを示していること、トランプ氏の名前は明示していないものの新政権の発足を念頭に、
今後通商政策や移民政策が変更される可能性が挙げられたということです。この会合におけるFRBのスタッフによる予測では、通商や移民、財政規制をめぐる政策が変更される範囲や時期、それらが経済に及ぼす影響について不確実性が高まっているとも指摘していました。
今回の議事録では、トランプ次期大統領による関税の引上げなどの政策で輸入物価が上昇し、アメリカ国内のインフレが再加速するリスクを警戒していることが示された形です。台湾当局は今週、中国人が乗船した貨物船が今月3日に台湾北部の海域で海底ケーブルを損傷させた疑いがあると発表し、
武力攻撃に至らないいわゆるグレーゾーンの手法で中国が関与した可能性を排除できないと指摘しました。中国政府で台湾政策を担当する国務院台湾事務弁公室の陳品華報道官は昨夜コメントを出し、海底ケーブルの損傷は世界で毎年100件余り起きていてよくある海の事故だと主張しました。その上で、
根拠のない想像でグレーゾーンの脅威だと意図的に誇張し、手段を選ばずに反中国を煽っているなどと強く反発しました。これに対して台湾当局は、台湾の離島でも過去に海底ケーブルが切断されているので慎重に対応しなければいけないと反論して応酬が続いています。
海底ケーブルは通信などを支える重要なインフラですが、北欧のバルト海でもこのところ損傷や切断が相次いで確認され、昨年11月のケースではスウェーデン当局などが中国籍の船が関わった疑いがあるとして捜査しています。為替と株の値動きです。
今日の東京外国為替市場の円相場は、現在ドルに対しては昨日比べて13銭円安・ドル高の1ドル=115円24~25銭となっています。またユーロに対しては18銭円高・ユーロ安の1ユーロ=116円19~20銭となっています。
東京株式市場の日経平均株価は、昨日比べて224円41銭安い3万9756円65銭となっています。また東証株価指数(TOPIX)は18.74ポイント下がって2751.26となっています。為替と株の値動きでした。10時のニュースをお伝えしました。時刻は間もなく10時5分になります。