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</context> <raw_text>0 4時のNHKニュースです。独裁的な政権が崩壊したシリアで新たに発足した暫定政権の閣僚が首都ダマスカスで9日、NHKのインタビューに応じ、長年の内戦で疲弊した経済の再建と国民の融和に取り組む決意を示し、日本を含む国際社会に支援や投資を呼び掛けました。
NHKの単独インタビューに応じたのは、シリアの暫定政権で通商産業を担当する閣僚に就任したマヘル・ハッサン氏です。この中でハッサン氏は、10年以上の内戦によって国内のインフラの大半が破壊されたとした上で、「旧政権は世界のほとんどの国と敵対していたが、今シリアの市場は日本を含むいかなる国にも開かれている」と述べました。
「道路や橋、港や空港などの再建が必要で、とてつもなく大きな投資のチャンスがある」と述べ、日本を含む国際社会に支援や投資を呼び掛けました。一方、イスラム過激派を母体とする勢力が主導する暫定政権の統治に、少数派のキリスト教徒などから懸念の声が上がっていることについて、
「今も少数派の中には我々に対する疑念の声があるが、直接対話を重ね、ビジョンを共有していくことで疑念は少しずつ晴れていくと思う」と述べ、国際社会からも少数派への配慮を求められる中、懸念の解消に努めていくと強調しました。その上で、「新しい指導者の下で国民が手を携えて国の立て直しを図っていくことができると信じている」と述べ、
国の安定と融和に全力を挙げ、復興を進めていく決意を示しました。政府は、野党半島地震などの被災地で活動するボランティアの交通費を最大で50万円補助する制度の運用を今日から始めました。災害救助法の適用を受けた被災地で5人以上で活動するNPOなどの団体が対象です。堺大臣は、
「災害ボランティアは被災地で大変重要な役割を果たしており、制度を活用してもらうことで支援活動が活性化し、被災地の復興の後押しになることを期待している」と述べました。政府は国家安全保障局の秋葉武雄局長が退任し、後任に外務省の岡野正隆事務次官を当てる人事をきょうの閣議で決めました。
外交安全保障政策の司令塔であるNSC（国家安全保障会議）の事務局となる国家安全保障局の局長に新たに起用される岡野氏は、京都府出身の60歳。おととし8月から外務省の事務次官を務めています。この人事は1月20日に発令されます。
東京目黒区の路上で昨年10月、スポーツタイプの自転車1台を盗んだとして、東京渋谷区の自称廃品回収業、竹林博文容疑者（59歳）が逮捕されました。調べに対して容疑を認め、
昨年1年に都内でおよそ300台盗んだといい、「スポーツタイプの自転車はベトナムやインドネシアなどで需要があり、高く売れると思った」と供述しているということで、警視庁が詳しく調べています。
株と為替の年動きです。今日の東京株式市場、日本時間の今夜、アメリカの雇用統計が発表される前に、当面の利益を確保しようと売り注文が出て、日経平均株価は値下がりしました。日経平均株価、今日の終わり値は昨日より414円69銭安い3万9190円40銭。
東証株価指数（TOPIX）は21.80下がって2714.12。1日の出来高は17億3622万株でした。一方、東京外国為替市場の円相場は、現在、ドルに対しては昨日と比べて13銭円安・ドル高の1ドル＝158円31～36銭になっています。
また、ユーロに対しては昨日と比べて6銭円安・ユーロ高の1ユーロ＝162円83～84銭となっています。4時のNHKニュース、正野がお伝えしました。4時5分になります。