</context> <raw_text>0 9時のNHKニュースです。アメリカのトランプ大統領は24日、記者団の取材に対し、合意した直後にイスラエルが爆弾を投下したことが気に入らない、そうする必要はなかったし、報復が非常に強力だったのも気に入らなかったと述べました。その上で、イスラエルを落ち着かせなければならないと述べました。そして、イランもイスラエルも停戦を破っている。
イランに対しても不満だが、イスラエルに対しても本当に不満だと述べて、特にイスラエルに対する批判を繰り返しました。またトランプ大統領は、オランダのハーグで開かれるNATOの首脳会議に出席するため、24日、日本時間の今夜8時半前、首都ワシントン近郊から出発しました。
これに先立ちトランプ大統領は記者団に対して、首脳会議について「成功すると思う。どうなるか見てみよう」と述べました。トランプ大統領が2期目に入ってNATOの首脳会議に出席するのは今回が初めてです。トランプ大統領は、ヨーロッパ各国がアメリカに防衛を依存しているとして不公平だと繰り返し批判し、国防費をGDPの5%に引き上げることを求めています。
今回の首脳会議について、アメリカ政府の高官は20日、記者団に対し、「トランプ大統領は歴史的な5%の支出を取り付けることを目指している。これは同盟全体の軍事力を強化し、ヨーロッパと世界の安定性を高めることにつながる」と強調しました。またこの高官は、トランプ大統領がオランダ訪問中に複数の国の首脳と個別に会談を行うつもりだとしていて、
ロシアによるウクライナへの軍事侵攻や中東情勢をめぐっても意見が交わされるものとみられます。停滞する梅雨前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んでいる影響で、関東甲信から九州にかけて大気の状態が非常に不安定になっています。この時間は九州北部などで雨雲が発達していて、
午後7時までの1時間に長崎県が災害対策用に設置した雨量計で60ミリの非常に激しい雨を観測しました。これまでの雨で佐賀県では土砂災害の危険性が高まり、土砂災害警戒情報が発表されている地域があります。今後も西日本を中心に局地的に雷を伴って激しい雨や非常に激しい雨が降る恐れがあり、
明日夕方までの24時間に降る雨の量は、いずれも多いところで九州北部で150ミリ、東海で100ミリなどと予想されています。九州北部を中心に土砂災害に厳重に警戒するとともに、低い土地の浸水や川の増水・氾濫に警戒してください。一方、伊豆諸島の八丈島の南にある台風2号は明日未明までに熱帯低気圧に変わる見込みです。
熱帯低気圧は伊豆諸島付近を北寄りに進み、あさってにかけて関東に近づく見込みで、熱帯低気圧周辺の暖かく湿った空気が流れ込む影響で、関東などでは大気の状態が不安定になり、局地的に雷を伴って激しい雨が降る恐れがあります。今年4月に発生したETCの大規模なシステム障害を受けて、
中日本高速道路の縄田忠社長は経営責任を明らかにするとして、役員報酬月額30%の3ヶ月分を自主返納すると発表しました。今年4月に発生したETCのシステム障害では、東京や愛知など八都県の106カ所の料金所などでETCレーンが通行できなくなり、運用再開までおよそ38時間かかりました。記者会見の中で縄田社長は、
「経営者として、障害が起こったときにどのように対策するか、危機管理の準備ができておらず、適切な対応を取れなかったため、お客様にご迷惑をおかけした。今回の事態を教訓にお客様の信頼回復に努めます」と述べました。ここまで大阪がお伝えしました。