11 時の NHK ニュースです。SBI 新生銀行は、前身の旧長銀、日本長期信用銀行に投入された公的資金のうち、残るおよそ 2300 億円を来月末に完済する方針を固めました。1990 年代後半以降、金融機関に相次いで公的資金が投入された金融機系の対応は、四半世紀を経て区切りがつく形となります。
sbi 新生銀行は 1998 年に経営破綻した旧長銀日本長期信用金庫が前進で バブル崩壊後の巨額の不良再建処理のために投入された公的資金のうちおよそ 2300 億円が未返済で残っていました
関係者によりますとこの未返済分の公的資金について親会社の SBI ホールディングスが来月末に国が保有する銀行の優先株を買い取る形で関西する方針を固めました SBI ホールディングスは先月保有するスミシン SBI ネット銀行のすべての株式を NTT ドコモに売却することなどを決めていて
関西に向けた資金の確保に目処が立ったと判断したとみられます 銀行は公的資金を関西すれば年内の最上場を目指して準備を進める見通しです
1990 年代後半以降日本の大手銀行はバブル崩壊後の巨額の不良債権処理に苦しみ相次いで公的資金が投入されましたが SBI 新生銀行は返済が終わっていなかった最後の金融機関で関西すれば四半世紀を経て金融機器の対応に区切りがつく形となります機器の不具合のため打ち上げが延期されていた H-2A ロケットの最終号機について
打ち上げ業務を担当する三菱重工業は機器の交換や再点検を終えたとして今月 29 日の午前 1 時 33 分に打ち上げると発表しました H2A ロケットの最終号機となる 50 号機は当初今月 24 日に鹿児島県の種ヶ島宇宙センターから打ち上げられる予定でしたが事前の点検作業の中でロケットの 2 段目の電気系統に不具合が確認され延期されました
打ち上げ業務を担当する三菱重工業は、不具合が確認された機器の公開や再点検を終えたとして、新たな打ち上げ日を今月 29 日の午前 1 時 33 分に設定したと発表しました。55 機には温室効果ガスなどを観測する人工衛星、ゴーサット GW が搭載されています。
H-2A ロケットは 20 年以上にわたり日本の主力ロケットとして数々の人工衛星を宇宙に運んできましたが打ち上げ費用の高さなどから 50 号機で運用を終え新型の H-3 ロケットに完全に移行することになっています 2003 年に失敗した 6 号機を除いて全ての打ち上げに成功し成功率はおよそ 98%と高い水準に達していて
最終号機でも成功し日本の主力ロケットの信頼性をさらに高めることができるか注目されます国土交通省大阪航空局の 40 代の航空機検査官が今年 3 月から先月上旬にかけて法律で定められている小型機の安全性の検査で機体に搭乗して行う飛行検査を実施せずに合格させていたことが分かりました
別の検査官が検査の報告書に検査官の氏名が記されていないことに気づき、本人に確認したところ、先月中旬、登場していなかったことを認めたということです。登場せずに合格としていたのは小型機合わせて 5 機で、改めて検査を実施し、いずれも安全性に問題がないことを確認したということです。また、この検査官は航空機に登場すると支給される手当をおよそ 9000 円不正に受給していました。
こうした事例が明らかになるのは初めてだということで、厳正かつ適正に対処するとともに再発防止に努めますなどとコメントしています。ここまで大阪がお伝えしました。