</context> <raw_text>0 日付変わって6月25日(水)午前0時のNHKニュースです。停滞する梅雨前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んでいる影響で、関東甲信から九州にかけて大気の状態が非常に不安定になり、九州北部では局地的に非常に激しい雨が降っています。
台風2号から変わる見込みの熱帯低気圧も、明日26日にかけて関東に近づく見込みで、最新の気象情報に注意してください。気象庁によりますと、梅雨前線が日本付近に停滞し、南から暖かく湿った空気が流れ込んでいるため、一昨日夜から昨日朝にかけて鹿児島県や岐阜県では猛烈な雨が降りました。
岐阜県高山市乳川では、きのう午前3時過ぎまでの24時間雨量が205ミリと、統計を取り始めてから最も多くなりました。この時間は九州北部などで雨雲が発達していて、長崎県佐世保市に設置した雨量計で、きのう午後8時までの1時間に68ミリの非常に激しい雨を観測しました。
これまでの雨で長崎県では土砂災害の危険性が高まり、土砂災害警戒情報が発表されている地域があります。今後の見通しです。前線は今日にかけて朝鮮半島付近まで北上し、今夜には日本海で低気圧が発生して北東へ進む見込みで、暖かく湿った空気が流れ込む状況は続く見通しです。
西日本を中心に局地的に雷を伴って激しい雨や非常に激しい雨が降る恐れがあり、きょう夕方までの24時間に降る雨の量は、いずれも多いところで九州北部で150ミリ、東海で100ミリなどと予想されています。九州北部を中心に土砂災害に厳重に警戒するとともに、低い土地の浸水や川の増水・氾濫に警戒してください。
一方、伊豆諸島の八丈島の南にある台風2号は、きょう未明までに熱帯低気圧に変わる見込みです。熱帯低気圧は伊豆諸島付近を北寄りに進み、あすにかけて関東に近づく見込みで、熱帯低気圧周辺の暖かく湿った空気が流れ込む影響で、関東などでは大気の状態が不安定になり、局地的に雷を伴って激しい雨が降る恐れがあります。
気象庁は関東では土砂災害や低い土地の浸水、川の増水に十分注意するよう呼びかけています。落雷や竜巻などの激しい突風にも注意してください。アメリカのトランプ大統領は24日、自ら発表したイスラエルとイランの停戦合意をめぐり、イランもイスラエルも停戦を破っていると述べ、強い不満を示しました。
イスラエルはこの後に行われたトランプ大統領とネタニアフ首相の電話会談を受けて、イランに対するさらなる攻撃を控えたと発表し、戦闘が停止されるかどうかが当面の焦点です。アメリカのトランプ大統領は日本時間の昨日朝、SNSにイスラエルとイランが完全かつ全面的に停戦することで合意したと投稿し、イランとイスラエル双方が受け入れました。
しかしイスラエル首相府によりますと、日本時間の昨日午後1時に停戦が始まった後に、イランから2回にわたりミサイルによる攻撃があり、報復としてイスラエル空軍がイランの首都テヘラン近郊のレーダー設備を攻撃したとしています。トランプ大統領は24日記者団の取材に対し、
イランもイスラエルも停戦を破っている、イランに対しても不満だがイスラエルに対しても本当に不満だと述べて、特にイスラエルに対する批判を繰り返しました。アメリカのニュースサイトアクシオスは24日、トランプ大統領がNATO首脳会談が開かれるオランダに出発する前にイスラエルのネタニアフ首相と電話で会談し、イランへの攻撃を行わないように求めたということです。
記事ではホワイトハウス関係者の話として、トランプ大統領は極めて毅然とした直接的な言い方でネタニアフ首相に対して停戦を維持するために何が必要かを説明したと伝えています。イスラエル首相府によりますと、イスラエルはこの会談を受けてイランに対するさらなる攻撃を控えたとしています。
トランプ大統領は双方がそれぞれ戦闘の停止を履行すれば、日本時間の今日午後、戦闘が終結するとの認識を示していて、戦闘が停止されるかどうかが当面の焦点です。続いてスポーツです。雨で順延となっていた交流戦の最後となる1試合が行われ、ロッテが巨人に逆転勝ちし、交流戦を勝ち越しで終えました。ロッテ対巨人は、ロッテが6対4で勝ちました。
ロッテは2点を追う3回に西川選手の2点タイムリー3ベースで3対3の同点に追いつき、5回に池田選手と岡選手の連続タイムリーツーベースで3点を勝ち越しました。巨人は先発の西村投手(原文ママ、正しくは西村投手と思われる)が5回途中まで9安打6失点と崩れ、9回にはワンナウト満塁と攻めましたが、ダブルプレーでチャンスを生かせませんでした。
20回目の節目となった今年のプロ野球の交流戦は今月3日に始まり、すでにソフトバンクが12勝5敗1引き分けで12球団最多を更新する9回目の優勝を決めていて、雨で順延となっていた昨日のロッテ対巨人の試合で全日程を終えました。
今年は最初の3カードを終えた12日の時点ではセ・パ共に26勝ずつと競り合う状況でしたが、そこからパ・リーグのチームが一気に勝ち星を積み重ね、最終的にパ・リーグが63勝、セ・リーグが43勝2引き分けの成績で、2015年に現在の108試合制になって以降、パ・リーグが最多の勝ち星を上げました。
プロ野球はセ・パ公式戦が今月27日に再開します。サッカーJ1の横浜F・マリノスは、暫定的に指揮を取っていたヘッドコーチの大島秀夫が新監督に就任することを発表しました。F・マリノスは今シーズンここまでの20試合で3勝12敗5引き分けの低迷に沈み、今月チーム史上初めてシーズン中に2回目の監督交代に踏み切りました。
前の試合はヘッドコーチの大島氏が暫定的に指揮を取りましたが、F・マリノスは昨日大島氏が新たな監督に就任することを発表しました。大島氏は45歳。現役時代はF・マリノスなどでフォワードとして活躍し、引退後はF・マリノスの育成組織で指導者のキャリアをスタートさせ、2021年からはトップチームのコーチを務めていました。
株と為替の値動きです。24日のニューヨーク株式市場では、アメリカのトランプ大統領がイスラエルとイランの停戦合意を発表したことを受けて、中東情勢をめぐる緊張がひとまず緩和されるという受け止めから、ダウ平均株価は前日と比べて一時390ドルを超える値上がりとなりました。ただその後一部で攻撃があったと伝えられ、
停戦が続くか見極めたいという投資家も多く、その後は上げ幅が縮小傾向となっています。ニューヨーク株式市場のダウ平均株価は前日の終わり値より362ドル11セント高い42,943ドル89セントとなっています。
ナスダックの株価指数は前日より241.958ポイント上昇し、13,872.932となっています(原文ママ、正しくは13,872.932と思われる)。外国為替市場の円相場は、現在1ドルが144円64銭から69銭となっています。また1ユーロは168円16銭から21銭となっています。
ここまで大阪がお伝えしました。