12月14日夜、北九州市小倉南区のマクドナルドで中学3年生の2人が刃物で刺され、15歳の女子生徒が死亡し、男子生徒が重傷を負いました。警察は43歳の無職の男を殺人未遂の疑いで逮捕しました。防犯カメラの映像から、男は店の駐車場に車を止めた十数分後に店内に入り、30秒足らずで2人を刺したとみられています。
福田幹事長代行は、国民の政治不信を招いたことに対し謝罪し、派閥からの指示を受けて秘書が完付金を収支報告書に記載しない対応をしていたと説明しました。福田氏自身は、父親の福田康夫元総理大臣の秘書を務めていた際も会計には一切触れておらず、キックバックの仕組みを知らなかったと述べました。
自民公明両党の税制調査会長は、来年度の税制改正大綱に所得税の控除額を123万円に引き上げる内容を明記することを確認しました。これは国民民主党の要求を一定程度反映したもので、国民民主党とのさらなる協議を続ける方針も確認されました。
日銀は追加の利上げを見送り、政策金利を0.25%程度に据え置く方針を決定しました。上田総裁は、賃上げに向けた動きがさらに鮮明に出てくるかどうかを見極めたいとして、追加の利上げの判断にはもう一段階の情報が必要だと述べました。
1月2日、羽田空港で海上保安庁の航空機が日本航空の旅客機と衝突し、保安官5人が死亡しました。海上保安庁の航空機は誤って滑走路に侵入したとみられ、機内のボイスレコーダーの解析から、乗組員が事故直前まで野党半島地震の任務に関する会話を続けていたことがわかりました。
こんばんは。NHK今日のニュースです。はじめに、北九州市のファストフード店で中学生2人が刃物で刺されて、15歳の女子生徒が殺害され、男子生徒が怪我をした事件で、警察は近くに住む43歳の容疑者を男子生徒に対する殺人未遂の疑いで逮捕しました。
防犯カメラの映像などから、容疑者は店の駐車場に車を止めた十数分後に店に入り、30秒足らずで2人を刺したとみられ、警察が詳しいいきさつを調べています。今日正午から行われた警察の記者会見です。「先ほど被疑者を殺人未遂の罪で現行犯逮捕いたしました。被疑者は北九州市小倉南区無職、平原正則」
事件が発生したのは今月14日の夜、午後8時半ごろでした。北九州市小倉南区にあるマクドナルドの店舗で、中学3年の2人が刃物で刺され、このうち中島沙耶さん(15歳)が死亡し、一緒にいた15歳の男子生徒も致命傷になりかねない深い傷を負いました。
警察は殺人事件として現場から逃走した男の行方を捜査した結果、今日午前、近くに住む無職、平原正則容疑者(43歳)を怪我をした男子生徒に対する殺人未遂の疑いで逮捕しました。警察によりますと、調べに対し「確かにその行為を私はしました」と供述し、容疑を認めているということです。
男子生徒は容疑者とは面識がないと話しているということです。この事件では当初、目撃情報などから容疑者は徒歩で北の方向に逃走したとみられていましたが、警察が複数の防犯カメラの映像を解析してつなぎ合わせ、容疑者を特定するリレー方式で捜査した結果、車で移動していたことがわかったということです。
さらに防犯カメラの映像などから、容疑者は店の駐車場に車を止めた十数分後に店内に入ったことが分かりました。レジ前に並ぶ他の客の前を素通りして、列の最後尾に並んでいた2人を刺したとみられるということです。店に入ってから出るまでの時間は30秒足らずだったということです。
警察は容疑者の自宅を捜索し、事件の詳しい経緯を調べるとともに、今後、中島さんに対する殺人の容疑についても捜査する方針です。今回の事件は、複数の防犯カメラの映像を解析してつなぎ合わせるリレー方式で捜査した結果、容疑者の特定に至ったということです。事件が起きた店には防犯カメラが複数設置されていたものの、
事件の状況が映っていたのは1台のみで、前に並んでいる客の姿が重なるなどして鮮明には確認できなかったということです。そこで警察は現場周辺の店舗や住宅に設置された防犯カメラ100台以上のほか、数十台分のドライブレコーダーの映像の提供を受けて解析し、有力な情報をつなぎ合わせて捜査を進めました。
その結果、事件の十数分前に黒い車が駐車場に入り、事件直後に走り去っていたことがわかったということです。車両をたどる捜査を進めたところ、立ち寄り先の防犯カメラの映像で、現場から逃走した男と服装などが似ている人物が乗っているのが確認され、容疑者が浮上したということです。
その後、自宅周辺で行動の確認を進め、昨日逮捕状を請求し、今日午前、立てこもり事件などを担当する捜査員らおよそ10人が容疑者の自宅を訪れ呼びかけを行ったものの、返答がなかったことから、自宅の2カ所から窓ガラスを割って突入し、午前9時59分、容疑者を逮捕しました。
容疑者は椅子に座っていて抵抗はしなかったということです。容疑者逮捕の発表の後、地元の人たちに聞きました。
次は千葉県で発生した事件についてお伝えします。昨夜、柏市で夫婦が刃物のようなもので殺害された事件で、この夫婦が近所の知人との金銭トラブルに巻き込まれていたことが捜査関係者への取材で分かりました。昨日午後6時過ぎ、柏市高柳の住宅の敷地で、
この家に住む渡来俊明さん(59歳)と妻の渡来玲子さん(59歳)が倒れているのが見つかり、運ばれた病院で死亡しました。2人とも刃物のようなもので切りつけられていたことから、警察は殺人事件として捜査を進めています。
警察によりますと、これまでの調べで住宅の室内に争ったような跡や血の跡があったということで、室内で襲われた可能性もあるということです。警察に通報が入る10分ほど前には、女性が争うような声を近所の人が聞いていたということです。捜査関係者によりますと、夫婦は近所に住む70代の知人との金銭トラブルに巻き込まれていたということです。
事件の後、この知人の自宅付近では合わせて8棟が全焼する火事があり、知人は自宅を立ち去る様子が目撃されたのを最後に所在がわからなくなっているということです。警察は事件と火事との関連を調べるとともに、知人の行方を捜査しています。
自民党の派閥の政治資金パーティーをめぐる問題で開かれた国会の政治倫理審査会。今日衆議院では4人が出席しました。今日までの3日間、衆議院と参議院の審査に出席したのは19人に上ります。その弁明と質疑からは、実態解明にどこまで近づくことができたのでしょうか。
今日の審査会には、旧安倍派の福田幹事長代行と元農林水産大臣の宮下一郎氏、矢田和夫氏、旧二階派の宮内秀樹氏の合わせて4人が出席しました。このうち福田幹事長代行は「国民の皆様からの政治不信を招いたことに対しまして、深くお詫びを申し上げたいと思います。」こう陳謝した上で、
派閥からの指示を受けて秘書が献金(完付金)を収支報告書に記載しない対応をとっていたと説明しました。その福田氏自身も父親の福田康夫元総理大臣の秘書を務めていました。このため献金(キックバック)の存在を知らなかったのかと問われると、
「父の事務所に勤めていた際も会計には一切触らなかったものですから、そこについて知り得ることがなかったというのが実態でございます。」去年秋以降に一連の問題が報じられるまで、キックバックの仕組みそのものを知らなかったと説明しました。そして献金(完付金)が裏金に当たる認識があるか問われたのに対し、
「故意に裏金を作るという思いは全くございませんでしたけれども、しかし世間一般の目から見れば裏金の状態だったというふうに思っています。」3日間の政治倫理審査会議員からはどんな証言があったのか、3つのポイントごとに整理していきます。まずキックバックの経緯と実態について、
旧安倍派の政治資金パーティーをめぐり、これまでに明らかになっていたのは、2022年4月に派閥会長だった安倍元総理大臣がキックバックを取りやめる方針を決めたこと。そして安倍氏が亡くなった後行われた派閥幹部の会合を経てキックバックが再開したことです。この2022年春頃に安倍氏と相談していたと証言したのは関義博氏。
法的に問題があるなら運用を改めるよう申し出たと明らかにし、安倍氏は「取扱いを変えようと思っている」と応じたとしています。そして不記載が始まった経緯や時期についても新たな証言がありました。柴山元文部科学大臣は10年前の2014年頃、派閥事務局から不記載の指示があったと明らかにしました。
さらにその10年前、萩生田元政務調査会長は事務所の担当者に確認した内容として、2004年の派閥パーティーの際に派閥事務局から「販売ノルマの超過分は返金され、収支報告書に記載しない取り決めがある」という説明を受けたとしています。
少なくとも森喜朗元総理大臣が派閥の会長を務めていた20年前の時点で、キックバックや不記載の運用がなされていたことが伺えます。次に議員らが不記載など不適切な運用を知った時期についてです。去年秋以降に一連の問題について報道があってからという議員が16人、それ以前に知っていたという議員は3人でした。
不記載については、出席したすべての議員が「秘書に任せていて知らなかった」とか「派閥からの指示だった」と述べました。一方、安倍氏が亡くなった後再開したキックバック、誰が再開を決めたのかという点は明らかになりませんでした。また、派閥幹部に対しキックバックを継続するよう要求した議員がいたことがこれまでに明らかになっていますが、
今回、継続を求めたという発言はありませんでした。政治倫理審査会は参議院では残る23人について日程調整が進められていて、年内の開催を目指す動きが出ています。次に年収103万円の壁の見直しをめぐり、自民・公明両党の税制調査会長が会談し、
明日決定する来年度の税制改正大綱に所得税の控除額を123万円に引き上げる内容を明記することを確認しました。一方、さらなる引き上げを主張する国民民主党に配慮し、「引き続き真摯に協議を行っていく」という文言を盛り込むことになりました。自民・公明両党の税制調査会の幹部は、
明日決定する来年度の税制改正大綱に盛り込む内容をめぐって詰めの協議を行いました。最大の焦点となっているのが年収103万円の壁の見直しです。両党は先に国民民主党に示した所得税の控除額を20万円引き上げて123万円にする内容を明記することを確認しました。
また、さらなる引き上げを主張する国民民主党に配慮する必要があるとして、今月11日に3党の幹事長で合意した178万円を目指すなどの文言に加え、「自民・公明両党として引き続き真摯に協議を行っていく」という文言を対抗に加えることになりました。
国民民主党との協議について、自民党の宮沢税制調査会長は「これからさらに協議を進めていきたいと、我々としてはそう考えております。国民民主党さんがそれをどういうふうに受け止めてくれるかということだろう。」これに対し国民民主党の古川税制調査会長は「ディスカッションは打ち切りましたけれども、178万円を目指すという合意はあるわけですから、幹事長から
何かあればそれは別に我々もそれを話を聞く、そうした姿勢は十分あります。」議論していく方針を確認しました。日本維新の会の青柳政務調査会長は「期限を切った議論をしたい。少なくとも高校教育の無償化については2月中旬までに制度設計を含む結論を得たいと」
自民・公明両党としては政策実現のため多くの野党と協力を進めていきたい考えです。自民党の専門チームの実務者、柴山元文部科学大臣は「なるべく早期にそういった施策の実現を目指していくという思いは共有できているのではないかなと、真摯に協議を継続していきたいと」
日銀は追加の利上げを見送り、今の金融政策を維持することを決めました。上田総裁は「次の利上げの判断に至るまでにはもう一段階欲しい」として、賃上げに向けた動きがさらに鮮明に出てくるかどうかを見極めたいとしています。
日銀は今日の金融政策決定会合で追加の利上げを見送り、政策金利を0.25%程度に据え置く方針を決定しました。上田総裁は「金融市場調整方針を維持することを賛成多数で決定しました。」金融政策の維持は今回で3会合連続です。追加の利上げを見送った理由について上田総裁は、
「今後の賃金の動向についてもう少し情報が必要と考えています。米国の次期債権の経済政策をめぐる不確実性も大きい状況が続いていると判断しています。」その上で今後の追加の利上げの判断について「もうワンノッチ、つまりもう一段階欲しい」と述べました。
「もうワンノッチ欲しいなというところかと思います。そのワンノッチ、もうワンノッチの中に賃金上昇の持続性ということも入ってくるかと。具体的には来年の春闘のモメンタムを見たい。」こう述べ、来年の春闘で賃上げに向けた動きがさらに鮮明に出てくるかを見極めたいという考えを示しました。
上田総裁の発言を受けて外国為替市場では円を売ってドルを買う動きが急速に進み、円相場は1ドル157円台まで値下がりしました。また日銀は今日、過去25年間の金融政策について効果や副作用を分析した「多角的レビュー」を公表しました。
黒田前総裁の下で行われた大規模な金融緩和策は、当初想定していたほどの効果は発揮しなかったとしています。今日公表された多角的レビューは、日本がデフレに陥った1990年代後半からの25年間の金融政策について分析したものです。
黒田前総裁の下で行われた2013年以降に行われたマイナス金利政策など大規模金融緩和策については、「それまでの歴史的な円高から円安傾向に変わったことも相まって、経済・物価を押し上げる方向に作用した」と評価しています。具体的には実質GDPが1.3%から1.8%ほどプラスになったとしています。
一方、日銀は当初「2%の物価安定を2年程度で実現する」という目標を掲げましたが、想定していたほどの効果は発揮しなかったと分析しました。理由の一つとして「賃金や物価が上がりにくいことを前提とした観光や考え方を変えることは難しかった」ことを挙げています。
さらには日銀が大量の国債を買い入れたことによって、国債を取引する市場の機能が低下するなど副作用があったとも指摘しています。今日の会見で上田総裁はレビューを見た上田総裁が、
「タイムマシンで2013年4月に戻ったときにどう判断されるか。効果のところは特に思っていたほど確実ではなくて、副作用もいろいろある。しかも現状まだ全部はできていないかもしれない。そういうことを認識しつつ決定していくということになる。」
レビューでは「この先は景気が悪化したとしても、政策金利を上げ下げする今のような金融政策で対応することが重要だ」と指摘し、今後追加の利上げを目指す姿勢を滲ませています。日銀は多角的レビューの結果を今後の金融政策の運営に生かしていく方針です。次に今年1月2日羽田空港で起きた航空機同士の衝突事故。
誤って滑走路に侵入したとみられる海上保安庁の航空機の中では、乗組員が事故の直前までその日予定されていた北方領土(野党半島)地震に関する任務の会話を続けていたことが分かりました。1月2日羽田空港の滑走路上にいた海上保安庁の航空機と着陸してきた日本航空の旅客機が衝突して炎上し、保安官5人が死亡した事故では、
海上保安庁機が誤って滑走路に侵入したとみられています。「出発の順番を意味するナンバーワンという慣性感が伝えた言葉を離陸許可だと取り違えた可能性がある」ということです。海上保安庁機は当時、前日に起きた北方領土(野党半島)地震の救援物資を新潟航空基地に運ぶため離陸の順番を待っていたことが分かっていますが、
運輸安全委員会が回収したボイスレコーダーを解析したところ、機内では乗組員が事故の直前まで任務に関する会話を続けていたことが関係者への取材で分かりました。こうした会話のほか、管制官との交信の合間に海上保安庁の羽田航空基地とも交信を行っていたということで、
運輸安全委員会は「離陸に十分意識が向いていなかった可能性も含め、さらに調査を進める方針です。」読売新聞グループ本社の代表取締役会長で、政界やプロスポーツ界にも影響を与えた渡辺恒夫さんが今日未明、都内の病院で亡くなりました。98歳でした。
渡辺さんは大正15年に東京で生まれ、昭和25年に読売新聞社に入社し、政治部の記者として自民党の大野伴睦初代副総裁や中曽根康弘元総理大臣などの取材を長く担当し、政治部長や論説委員長も務めました。
平成3年に社長に就任し、その後読売新聞社が持ち株会社制に移行したのに伴いグループ本社の社長となり、平成16年からは12年余りにわたって会長を務め、スポーツの分野でも影響力を持ち、
平成8年にはプロ野球巨人のオーナーに就任し、新しいドラフト制度の導入などプロ野球界全体の指導的な役割を果たしました。読売新聞によりますと、渡辺さんは先月末まで定期的に出社し、役員会などに出席していましたが、今月に入って体調を崩し、今日未明に肺炎のため都内の病院で亡くなりました。岸田総理大臣は、
「日本の政治がこういう状況にあって、党のあり方、民主主義のあり方、日本国のこれからの平和国家としてのあり方、そういうことについて、まだまだお教えをいただきたかった。ご冥福をお祈り申し上げます。」渡辺さんは平成8年にプロ野球巨人の球団オーナーに就任し、球界に大きな発言力を持っていました。
20年前、近鉄とオリックスが合併し、その後楽天が誕生した一連の球界再編では、1リーグ制以降に向けた構想の中心となり、2リーグ制の維持を求めた選手会の反発に対して「たかが選手」などと発言して物議を醸したこともありました。その後球団会長となり、平成23年には当時の球団代表が、
会長には権限がないのにもかかわらず内定していた高知人事(人事)を覆されたと批判すると、その後巨人のすべての役職を解任されるなど、球団内での絶大な権力を見せました。一方で普段はユーモアがあり、報道陣とのやりとりでは冗談を話して記者を笑わせる一面もありました。
ことし3月にはシーズン開幕前に行われる恒例の激励会に車椅子に乗って参加し、選手たちを激励していました。そして今入ったニュースです。千葉県柏市で夫婦が殺害された事件の直後に付近で起きた放火事件に関わったとして、警察が70代の知人の男の容疑者について逮捕状を取ったことが捜査関係者への取材で分かりました。
警察は容疑者の身柄を確保し、事情を聞いて詳しい状況を調べています。では株と為替です。今日の東京株式市場、日経平均株価は昨日より268円13銭安い3万8813円58銭。東証株価指数、TOPIXは6.04ポイント下がって2713.83円。
▼北九州 中学生2人殺傷 43歳の男 逮捕の経緯は ▼衆院政倫審 福田氏 “派閥の指示で秘書が収支報告書に不記載” ▼自公 “所得税の控除額123万円” 税制改正大綱に明記で確認</context> <raw_text>0 1日の出来高は22億8885万株でした。一方、東京外国為替市場では、日銀の上田総裁の発言を受けて円を売ってドルを買う動きが急速に進み、午後6時前に一時およそ5ヶ月ぶりに1ドル157円台まで値下がりしました。
午後5時時点の円相場は、昨日と比べて2円89銭円安・ドル高の1ドル156円46銭から49銭。ユーロに対しては1円45銭円安・ユーロ高の1ユーロ162円64銭から68銭でした。海外市場では現在、1ドルが157円10銭から20銭、
1ユーロは163円52銭から53銭となっています。株と為替をお伝えしました。では、続いて全国の気象情報。気象予報士の福田博之さんです。
今日はすごく寒くなって、東京でも雪が降りましたね。そうですね。上空に強い寒気が流れ込んで、太平洋側でも雪雲が発達しました。積もるほどの雪ではありませんでしたが、今日は東京、横浜、京都、大阪、奈良、高知、熊本、長崎で初雪を観測しています。
西日本の日本海側では今朝にかけて雪が強まりました。鳥取市など平地でも雪の積もったところがあります。雪の積もっている地域では、明日の朝にかけての冷え込みで路面が凍結しますので、スリップ事故に注意してください。今年の12月は寒い日が多く感じますけれども、この先も寒さは厳しくなりそうでしょうか?平年よりも気温の低い日が多く、寒い年末年始になりそうです。
今日気象庁が発表した1ヶ月予報によりますと、この先1ヶ月は全国的に寒気が流れ込みやすく、気温が平年より低くなる傾向で、特に年末年始はかなり低くなる恐れがあります。日本海側の雪も多く、交通機関が乱れることも増えるかもしれません。では、各地の明日の天気です。はじめに西日本と南西諸島です。
九州は朝晩は曇るところがありますが、日中は晴れるでしょう。中国、四国、近畿は晴れ時々曇りの予想です。沖縄本島は明日朝まで雨の降るところがありでしょう。昼過ぎからは日差しが出そうです。最低気温:那覇15度、福岡・大阪3度、鹿児島2度、広島・高知1度でしょう。西日本は真冬並みの冷え込みになりそうです。
最高気温:那覇21度、鹿児島15度、福岡13度、高知12度、大阪11度、広島10度でしょう。東日本です。今、北陸で降っている雪は夜には次第に止むでしょう。明日日中は晴れ間が戻りそうです。新潟県は朝まで雪か雨の降るところがありでしょう。東海は晴れ、昼前から時々曇りでしょう。
関東も明日は晴れ時々曇りで、昼過ぎから曇るところがあるでしょう。最低気温:新潟2度、東京・金沢1度、名古屋0度でしょう。今朝より低く、各地0度前後になりそうです。最高気温:東京は12度、今日より4度くらい高く寒さ和らぎそうです。名古屋11度、金沢8度、新潟7度でしょう。北日本です。東北の日本海側は曇り、朝晩雪でしょう。
太平洋側沿岸部を中心に晴れそうです。夜は東北北部で雪や雨が降り、局地的に風や降り方が強まりそうです。北海道、明日は日本海側で雪が降ったり止んだりで吹雪でしょう。太平洋側、オホーツク海側は日差しが出ますが、オホーツク海側では雪の降るところもありそうです。最低気温:仙台・秋田0度、札幌-4度、釧路-7度。
最高気温:仙台8度、秋田6度、釧路1度、札幌-1度でしょう。明日は冬型が緩み、日本海側でも日差しの出るところがありそうです。日曜からは再び冬型強まるでしょう。ここまで全国の気象情報でした。
先ほど自民党と国民民主党のそれぞれの税制調査会長の発言に続いて、日本維新の会の青柳政務調査会長の教育無償化をめぐる発言と柴山元文部科学大臣の発言をお伝えしました。
この2人の発言は、自民・公明・国民民主3党のこれまでのやりとりとは別に、自民・公明両党と日本維新の会が開いた教育無償化などをめぐる協議を受けての発言でした。失礼しました。ここまで、滑川和夫と福永美春、福田博之がお伝えしました。時刻は7時半になります。