9 時の NHK ニュースです。16 人が亡くなった石川県野戸地方の豪雨災害から、きょうで 3 ヶ月です。亡くなった中山美希さん、当時 31 歳の弟は、喪失感を抱きながらも、姉の片身のカバンを大切にして日々を過ごしています。
和島市町の町の中山美希さんは勤務先から車で帰宅する途中で濁流に巻き込まれたとみられ、1 ヶ月余り経ってから山合いの川で亡くなっているのが見つかりました。中山さんは野党半島地震で自宅が全壊したため、市内の仮設住宅で両親や兄弟などと 6 人で暮らしていました。
弟の新さんは豪雨の後なかなか前向きな気持ちになれず大きな喪失感を抱きながら日々を過ごしています最近出かけるときは姉が乗っていた車から見つかった片身のカバンを大切に持ち歩いています新さんは姉のカバンを持っていると一緒にいるような気がしてこれからもずっと大切に使おうと思います
姉の分まで頑張って生きているから天国で見守ってねと伝えたいと話していました野戸地方では冷え込みが厳しくなり本格的な雪の季節を迎えています新山は雪による災害でまた人の命が失われることを心配しています新山は道路の状況が悪くなって見える範囲も狭くなるので雪の時期は安全運転を心がけていただきたい
大雪の時は出歩かないなど私も事故に気をつけたいと話していました 次に高齢者が 70 歳まで働き続けられるよう就業機会の確保が 3 年前から企業の努力義務になりましたが対応しているところは全体の 30%余りです 厚生労働省はハローワークなどを通じて支援していくことにしています
厚生労働省が従業員 21 人以上の全国の企業 23 万 7000 社余りについて今年 6 月時点で調査したところ 70 歳まで就業機会を確保している企業はおよそ 7 万 5600 社で全体の 31.9%でした去年の同じ時期より 2.2 ポイント増えていますこれを具体的な制度別に見ると
継続雇用制度の導入が 25.6%、定年制の廃止が 3.9%、定年の引上げが 2.4%などとなりました。また、企業の規模別に見ると、大企業では 25.5%、中小企業では 32.4%でした。
働く高齢者が増える中国は法律を改正して 3 年前の 4 月から 70 歳まで働き続けられるよう就業機会の確保を企業の努力義務としました厚生労働省は人手不足の中高齢者を活用したいと考える企業が増えている生涯現役社会の実現に向けて労働局やハローワークを通して支援していきたいとコメントしています
ドイツの自動車大手フォルクスバーゲンはヨーロッパでの需要の落ち込みや中国のメーカーとの激しい競争を理由に実行されれば 1937 年の創業以来初めてとなる国内工場の閉鎖などの大規模なコスト削減について今年 9 月から労働組合と交渉を行ってきました会社と労働組合は 20 日合意に達したと発表し組合側によりますと
会社側が検討していた国内工場の閉鎖は回避され従業員の雇用は 2030 年まで保証されますが賃金の一部や休日手当については一定期間減額されるなどとしています一方会社側によりますと北部ウォルフスブルグの工場で生産されている乗用車ゴルフの生産を 2027 年からメキシコに移すほか
東武ドレスデンの工場については車の生産を来年末で終了し別の用途を検討するなどとしていますまた 2030 年までに社会的な責任を踏まえた形で 3 万 5000 人以上の従業員を削減するという方針も示しました 9 時の NHK ニュースまさながお伝えしましたまもなく 9 時 5 分になります