</context> <raw_text>0 4時のNHKニュースです。金融庁に出向中にインサイダー取引をした疑いで強制調査を受けていた30代の裁判官について、証券取引等監視委員会は今日、金融商品取引法違反の疑いで東京地検特捜部に刑事告発しました。また、業務で知ったTOB(株式公開買付)に関する情報を家族に伝えたとして、東京証券取引所の職員についても
金融商品取引法違反の疑いで特捜部に刑事告発しました。特捜部は、いずれも在宅のまま立件に向けた詰めの捜査を進めるものとみられます。企業の間で人材確保の競争が激しくなる中、生命保険業界でも賃上げを目指す動きが活発になっていて、最大手の日本生命は来年度、営業職の社員を対象におよそ6%の賃上げを行う方針を固めました。
会社によりますと、全国におよそ5万人いる営業職の社員を対象に、実績に応じて決まる成果給を積みますほか、固定給も引き上げ、来年度およそ6%の賃上げとする方向で労働組合と協議を進めています。会社は今年度と昨年度と2年続けて7%の賃上げを実施していて、
会社は3年連続で高い水準での引き上げになるとしています。清水博社長はNHKのインタビューで、「営業職員にやりがいを持って働いてもらうことが、より良いサービスにつながってくる。そのためには様々なことを準備する必要があるが、その一つが賃金だと思う」と述べました。
生命保険業界では他にも、住友生命が営業職の社員を対象に平均で5%以上、明治安田生命も内勤職の社員を対象に給与と賞与の合計で8%以上の賃上げをそれぞれ来年度に行う方針で、人材の獲得競争が激しくなる中、処遇の改善を目指す動きが活発になっています。
老朽化に伴って近くのビルに移転する東京の将棋会館での最後となる対局が始まり、数々の名勝負の舞台となった対局室で棋士らが最後の熱戦を繰り広げています。日本将棋連盟の本部将棋会館は1976年に東京渋谷区千駄ヶ谷に建設され、数々の名勝負の舞台となってきましたが、
老朽化のため、現在の会館からほど近いJR千駄ヶ谷駅近くのビルに移転が進められています。今日は旧将棋会館で最後となる対局が行われ、8大タイトルの一つ竜王戦のランキング戦や王座戦の予選など実局が行われます。
将棋連盟によりますと、移転先となる新しい会館には12の対局室が設けられ、最大で26の対局を同時に行うことができるということです。新しい将棋会館では来年1月6日に新年の指染め式が行われ、7日から公式戦の対局が始まります。
今日の東京株式市場、日経平均株価は一時500円を超える上昇となりました。今日の終わり値は、先週末より459円44銭高い3万9161円34銭、東証株価指数TOPIXは24.75ポイント上がって2726.74円、
1日の出来高は17億8148万株でした。一方、東京外国為替市場の円相場は、現在ドルに対しては先週末に比べて1円70銭高、ドル安の1ドル=156円64銭から65銭となっています。
また、ユーロに対しては60銭円安ユーロ高の1ユーロ=163円40銭から45銭となっています。4時のニュース、山下がお伝えしました。時刻は4時5分になります。