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</context> <raw_text>0 9時のNHKニュースです。自動車などの大量生産に必要な形式指定の取得に関して、自動車メーカーなどによる不正が相次いだことを受け対策を議論してきた国の検討会は、形式指定を取得後の車を国土交通省が一部選び出し、保安基準を満たしているか確認するなどとした再発防止策をまとめました。
自動車やエンジンの形式指定をめぐっては、2017年の法改正で不正な取得が発覚した場合に指定を取り消すことができるようになりましたが、それ以降も大発工業やトヨタ自動車などで相次いで不正が明らかになりました。このため国土交通省は大学教授などで作る不正防止のための検討会を立ち上げ、議論を続けてきた検討会は今日再発防止策をまとめました。
それによりますと、形式指定の取得後の車を国土交通省が一部選び出し、ブレーキの性能を調べる試験やエアバッグが正常に作動するか確認する衝突試験などを行い、道路運送車両法に基づく保安基準を満たしているか確認するということです。さらに形式指定に関する業務の責任者を幹部と現場レベルでそれぞれ明確化することを義務付けるほか、
国や自動車メーカーの幹部が制度のあり方などについて定期的に話し合う官民協議会を設置するなどとしています。国土交通省は再発防止策の実施方法について今後自動車メーカーなどと調整を進めたいとしています。日銀はアメリカ大統領選挙の直前に開いた今年10月の金融政策決定会合の議事要旨を公表しました。
アメリカの新政権の政策で金融市場や物価がどのような影響を受けるのか見極めるべきだといった意見が相次ぎ、金融政策の維持を決めていたことが明らかになりました。日銀は今日金融政策を維持し、政策金利の据え置きを決めた今年10月の金融政策決定会合の議事要旨を公表しました。この中では今後の金融政策の運営について、
経済と物価の見通しが実現していくとすれば利上げを検討するという基本的な姿勢を確認する一方、アメリカで大統領選挙が行われる直前だったこともあり、影響を注視すべきだという意見が相次いでいました。複数の委員から新政権の政策運営は金融資本市場の変動を通して日本の物価の上振れリスクとなる可能性もあるという認識が示されたほか、
一人の委員からはもともと緩やかなペースの利上げを想定している中で大統領選挙後の状況を含め今後の展開を見ることはできるという意見も出ていました。この会合に続いて開いた今月の会合でも日銀はトランプ次期大統領の政策が経済に与える影響や賃上げに向けた動きを見極めたいとして追加の利上げを見送っていて、
来月下旬に開かれる次の会合での対応に市場の関心が集まっています。クリスマスイブの今日、北海道上別市の水族館ではサンタクロース姿のダイバーが水槽の中に登場し、魚に餌をプレゼントするイベントが行われました。このイベントは上別市にある水族館、上別マリンパークニクスで毎年クリスマスに合わせて行われています。
クリスマスイブの今日、深さ8メートルの水槽にサンタクロースの衣装を着たダイバーが登場し、プレゼントの餌をまくと、水槽の中にいるおよそ300匹の魚が一斉に群がりました。訪れた観光客は餌やりの様子を楽しそうに眺めたり、水槽越しにサンタクロース姿のダイバーと記念撮影をしたりして、クリスマスの思い出を作っていました。
担当する飼育員の高橋優香さんは「お客様に楽しんでもらおうとサンタダイバーをやっていますが、やっている私たちも楽しんでいます」と話していました。札幌から訪れた20代の男性は「クリスマスの仕掛けということで良かった」と話していました。8時のニュース、この時間は野次がお伝えしました。時刻は間もなく9時5分になるところです。