</context> <raw_text>0 11時のNHKニュースです。
来年度予算案の閣僚折衝は初日のきょう、加藤財務大臣と7人の大臣などの間でそれぞれ行われました。このうち安倍文部科学大臣とは、教員給与の上乗せ分の扱いについて協議し、時間外勤務の削減などの条件をつけずに、現在の月給の4%から2030年度までに段階的に10%に引き上げるとし、来年度は5%にすることが固まりました。
その上で働き方改革も推進し、今後5年で教員の時間外勤務を月30時間程度に短縮することを目標にする方針です。萩生田経済産業大臣とは、先端半導体の国産化を目指すラピダスへの出資金も含め、先端半導体の分野への支援としておよそ3300億円を計上することで合意しました。
堺国家公安委員長との間では、闇バイトによる犯罪への対策を強化するため、分析用の資機材の整備や予防事業の充実に17億円を盛り込むことが決まりました。明日の閣僚折衝では、社会保障、防衛、地方財政などの分野の予算項目について
最終的な調整が行われる予定で、政府はその結果を踏まえて予算案を固め、今月の27日に閣議決定する方針です。全国の主なスーパーの先月の売上は、食料品の値上げが続いていることなどから、2ヶ月ぶりに前の年の同じ月を上回りました。
日本チェーンストア協会の発表によりますと、全国の主なスーパーの先月の売上は1兆666億円で、既存の店同士で比べると去年の同じ月よりも3.5%増えました。これは米や冷凍食品、それに野菜ジュースなどの食料品が値上がりし売上が増えたためで、前の年を上回ったのは2ヶ月ぶりです。
ただ、値上げが続くことによる節約志向の高まりで、消費者の購入点数は減少傾向にあり、前の年を下回る状態が続いているということです。日本チェーンストア協会の増田昭雄執行理事は
「購入点数の減少を補おうとセールを行って売上を確保していて厳しい状況だ。今後、ガソリンの値上がりなどによる物流費の上昇も予想され、値上げがどこまで続くかを懸念している」と話していました。また、日本百貨店協会が発表した全国のデパートの先月の売上は、外国人観光客による免税品の販売が好調だったことなどから
5167億円余りと、前の年の同じ月を2ヶ月ぶりに上回りました。クリスマスイブの今日、京都市ではサンタクロースの帽子をかぶった保育園児たちがドライバーに早めにライトを点灯するよう呼びかけました。この呼びかけは京都市下京区の国道沿いで警察と地元の保育園が行い、
園児14人がサンタクロースの赤い帽子をかぶり、横断幕を掲げて早めのライトの点灯を呼びかけていました。子どもたちはその後、地元のタクシー会社を訪問し、早めのライト点灯を呼びかける手作りのメッセージカードを手渡していました。
警察によりますと、日没が早いこの時期は帰宅時間帯の午後4時から6時の間の事故が増える傾向があるということで、事故防止のために早めにライトを点灯してほしいとしています。下京警察署の井上大輔交通課長は「事故を回避したり、回避してもらったりするために、ドライバーは午後4時にはライトの点灯を徹底してほしい」と話しています。
この時間の11時のニュースでした。時刻は11時5分になります。