<raw_text>0 9時のNHKニュースです。イエス・キリストの生誕の地とされる中東のベツレヘムでは、クリスマスを前にパレスチナ人たちが一刻も早いガザ地区での停戦を訴えました。ヨルダン川西岸のパレスチナ自治区ベツレヘムでは、クリスマスイブの24日、「虐殺をやめろ」などと書かれたプラカードを持った子どもたちが市内を行進して、一刻も早いガザ地区での停戦を訴えました。
また、市内の広場には恒例のミサのため訪れる総大司教を迎えようと、地元のパレスチナ人のキリスト教徒など数百人が集まりました。広場を訪れたピッツァバルラ総大司教は、「今年は2年連続で悲しいクリスマスとなった。ガザ地区では全てが破壊されたが、決して諦めてはいけない」と述べました。
パレスチナのガザ地区では、イスラエル軍の攻撃が24日も続き、地元の保健当局はこれまでの死者が45,338人に上ったとしています。また、ヨルダン川西岸でも、イスラエルの治安部隊による軍事作戦で800人以上のパレスチナ人が死亡するなど、住民の犠牲が後を絶たない状況が続いています。
林外務大臣は今日25日、中国北京で王毅外相との会談に臨みます。建設的で安定的な日中関係の構築に向けて意思疎通の強化を確認するとともに、日本産の水産物の輸入再開などについても意見を交わしたいとしています。日本の外務大臣が中国北京を訪問するのは、昨年4月以来1年8カ月ぶりです。
政府としては、今回の訪問を両国間の首脳レベルの往来にもつなげ、本格的な関係改善や懸案解決の足掛かりとしたい考えです。
まだ食べられるのに廃棄されるいわゆる食品ロスについて、目標を前倒しで達成したことから、国は商品の売れ残りや外食での食べ残しといった家庭以外で出る食品ロスを、2000年度に比べて重さにして6割減らすとする新たな目標を設定しました。これは昨日、内閣府の食品ロス削減推進会議で示されたものです。
食品ロスは2000年度の1年間でおよそ980万トンあり、2030年度までに半減させるのが目標でしたが、2022年度推計値でおよそ472万トンと目標を達成しました。内訳を見ますと、商品の売れ残りや外食での食べ残しなど事業系の食品ロスが半分以下に減った一方、家庭系の食品ロスは目標には届きませんでした。
そこで新たな目標として、2030年度までに事業系の食品ロスを重さにして60%減と削減割合を10%増やし、家庭系と合わせて435万トンと設定しました。目標達成に向けては、食品を店舗へ納品する期限のルールを見直そうか、外食での食べ残しの持ち帰りやフードバンクへの食品の寄付を促進するなど、
事業者や消費者と連携した取り組みを進めることにしています。新たな目標などが盛り込まれた基本方針の案は、パブリックコメントを経て年度内に閣議決定される見通しです。代わって為替と株の値動きです。今日の東京外国為替市場の演奏場は現在、ドルに対しては昨日と比べて
70銭高、ドル安の1ドルが157円70銭から110銭となっています。また、ユーロに対しては110銭安、ユーロ高の1ユーロが163円3800銭から4300銭となっています。東京株式市場の日経平均株価は昨日と比べて51円6600高の3万9088円5100となっています。
また、東証株価指数TOPIXは4.77ポイント下がって2722.49となっています。9時のニュースでした。時刻は9時5分になります。