</context> <raw_text>0 9時のNHKニュースです。今夜、富山県内の線路上で停車していた北陸新幹線の車内から乗客の男性が線路に降りているのが確認されました。北陸新幹線は安全確認のため一部区間で運転を見合わせていましたが、その後男性が見つかり、先ほど運転を再開しました。
JR西日本によりますと、今日午後6時20分頃、下りの北陸新幹線が走行中に通常と異なる音がしたため、富山県朝日町の線路上で停止しました。その後、男性一人が線路に降りているのを運転士が確認したということです。
JRが確認を行っていたところ、午後8時頃、新幹線が停止した地点からおよそ8キロ離れた線路上で男性を見つけたということです。警察やJRが詳しい状況を調べています。この影響で、北陸新幹線は富山と長野の間の上下線で運転を見合わせていましたが、先ほど午後8時50分頃運転を再開しました。
昨年度、家族や障害者福祉施設の職員から虐待を受けた障害のある人は4641人で、過去最多となりました。厚生労働省によりますと、昨年度全国の自治体が受けた障害のある人への虐待件数は3477件で、虐待を受けた人は4641人に上り、
いずれも統計を取り始めた平成24年度以降最も多くなりました。このうち家族などからの虐待を受けた人は2285人で、複数回答で障害の種別は知的障害がある人が45.7%、精神障害がある人が44.4%などとなり、虐待行為の累計は身体的虐待が67.5%、
心理的虐待が32%、経済的虐待が16.5%などとなっています。また、障害者福祉施設の職員などから虐待を受けた人は2356人で、複数回答で障害の種別は知的障害がある人が74.3%、精神障害がある人が18.9%などで、
虐待行為の累計は身体的虐待が51.9%、心理的虐待が48%、性的虐待が11%などとなっています。昨年度はグループホームの運営大手の「めぐみ」が利用者から組織的に食材費を課題に徴収していた問題が発覚した影響で、施設での虐待件数が増えたということです。厚生労働省は、
サービス事業所や利用者の増加とともに虐待の通報件数も増加している。「組織的な虐待を防止するため、事業者に施設の運営に関する第三者委員会の設置を進めるなど、対策の徹底に引き続き取り組んでいきたい」としています。
石川県の能登空港と東京の羽田空港を結ぶ定期便は、能登半島地震の影響で便数を減らしていましたが、需要が回復してきたとして、きょうから震災前と同じ1日2往復の運行に戻りました。
能登羽田便は1日2往復の運行でしたが、能登半島地震による被害で一時欠航となり、その後も観光需要が見込めないことから1日1往復に便数を減らして運行していました。全日空は首都圏からのツアーなど需要が少しずつ回復しているとして、きょうから午後の便を再開させ、1日2往復の運行に戻しました。
今日の午後の便には乗客42人が乗り込んだということで、能登空港に到着すると空港の職員が展望デッキから手を振って出迎えました。千葉県に住む孫を迎えに来た鹿町の60代の女性は、「これまでは午前中の早い時間の便しかなくて早起きしないと飛行機に乗れませんでしたが、午後の便もできたのでこの日を狙って孫が来てくれました」と話していました。
9時のニュース、ゴミがお伝えしました。時刻はまもなく9時5分になるところです。