石川県内の災害関連死のうち、68人が避難所で体調を悪化させた。避難所の環境が劣悪で、過去の災害でも繰り返し指摘されてきた課題が改善されていないことが原因。介護施設や自宅での体調悪化も報告されているが、避難所が最も多い。
1.5次避難や2次避難により、被災者の生活環境は改善されたが、移動や新たな避難先での生活が負担となり、18人が亡くなった。医療や福祉の支援が不十分なケースもあり、被災者をきめ細かくケアする体制の整備が求められている。
最高検察庁は、袴田岩尾さんの無罪確定を受けて、長期間にわたる再審請求の経緯や当時の捜査を検証した結果を近く公表する方針。証拠の捏造や非人道的な取り調べについての検証結果を明らかにし、検察としての見解を示すことも焦点となっている。
全国の都道府県などに保管されているハンセン病に関する公文書は7460件確認され、うち2668件には元患者や家族の個人情報が記載されている。特に注意が必要な432件のうち、141件は鍵がかけられていない書庫に保管されており、厚生労働省は適切な管理を求める通知を出した。
インドネシアのアチェ州では、国際社会の支援により住宅や道路が整備され、人口は被災前と同じ約26万人まで回復した。しかし、大津波後に生まれた世代や移住者が増え、災害の記憶と教訓をどう継承するかが課題となっている。
岩屋外務大臣は中国の大外相と会談し、来年の早い時期に大外相の日本訪問を実現することで一致した。また、ハイレベル経済対話の開催や、富裕層向けの10年間有効ビザの新設も表明された。日中関係の懸案解決に向けたハイレベル対話が焦点となっている。
フランシスコ教皇はクリスマスメッセージで、世界各地の紛争に言及し、武器の音を沈め分断を克服するよう訴えた。特にガザ地区の戦闘について、停戦と人質解放、飢餓と戦争で疲弊した人々への支援を求め、戦闘の即時停止を呼びかけた。
田中雅宏投手は巨人入団会見で、日米通算200勝に向けて「3勝で終わる気持ちはない」と語り、チームのために貢献する意欲を示した。また、楽天ファンへの感謝も述べ、背番号11を継承し、1年契約で年俸1億6000万円プラス出来高払いとなった。
栗アレン投手はオリックス移籍会見で、多彩な変化球と体の頑丈さを活かし、多くのイニングを投げることを目標に掲げた。オリックスからは先発としてイニングを投げることを期待されており、チームの勝利に貢献する意欲を示した。
坂本香里選手は、来年3月の世界選手権への調整を優先するため、ミラノ・コルティナダンペッツオリンピックのテスト大会への出場を辞退した。代わりに吉田花選手が出場する予定。