</context> <raw_text>0 5 時の NHK ニュースです。自動車メーカー鈴木の社長や会長として 40 年以上にわたって経営を担い、世界的なメーカーに成長させた鈴木修がおととい亡くなりました。94 歳でした。鈴木氏は 1958 年に 2 代目社長の娘婿として現在のスズキに入社しました。
1978 年に 4 代目の社長に就任し、その翌年、当時の価格で 50 万円を切る軽自動車をヒットさせます。また海外進出に積極的に取り組み、1983 年には日本の自動車メーカーとしてインドでいち早く現地生産に乗り出し、スズキをシェアトップのメーカーに育てました。
会長となった 2000 年以降もカリスマ的な経営手腕を発揮し、社長になった当時 3000 億円台だったスズキの年間売上を 3 兆円を超えるまでに成長させました。鈴木氏は 2021 年 6 月に会長を退き、相談役となっていましたが、おととい悪性リンパ腫のため亡くなりました。94 歳でした。
次に、韓国の尹錫悦大統領の職務を代行している韓悳洙首相の弾劾を求める議案が、きょう午後、韓国の国会で採決され、賛成は 192 票で、国会議長は国会議員の過半数を占めたとして、議案は可決されたと宣言しました。
ただ、与党側は可決には国会議員の 3 分の 2 の 200 票以上の賛成が必要だと主張していて、与党議員が議長席の前に集まって抗議するなど、与野党が激しく対立しています。
立体駐車場などの機械設備の製造を手掛けるメーカー 6 社が、受注する会社や価格を事前の話し合いで決める談合を行ったとして、公正取引委員会はこのうち 4 社に対し、独占禁止法違反の疑いで合わせておよそ 5 億 2000 万円の課徴金の納付を命じる方針を固めたことが関係者への取材で分かりました。
独占禁止法違反の疑いが持たれているのは、兵庫県宝塚市の新明和工業のほか、いずれも都内に本社がある IHI 運搬機械、住友重機械搬送システム、富士パックス、それに日立建機日立建機コンベアの 6 社です。
関係者によりますと、6 社はマンションやビルの立体駐車場などの機械設備を手掛けていて、地下に設置し水平に車を動かす設備では、このうち 4 社が遅くとも 2017 年以降に、
エレベーターを使って車を移動させる設備で 3 社が遅くとも 2018 年以降、大手ゼネコンからの発注に対して、受注する会社や価格などを事前の話し合いで決める談合を繰り返していたとみられます。
公正取引委員会は去年 9 月立入検査を行い調べを進め、このうち新明和工業と IHI 運搬機械、住友重機械搬送システム、富士パックスの 4 社に対して合わせておよそ 5 億 2000 万円の課徴金の納付を命じる方針を固めたほか、これに日立建機コンベアを加えた 5 社に再発防止などを求める排除措置命令を出す方針を固め、各社に通知したということです。
公正取引委員会は今後会社側の意見を聞き取った上で正式に処分を決めるものとみられます。日米両政府はアメリカの核戦力などで日本を守る拡大抑止をめぐり、2010 年から定期的に協議を行っていて、北朝鮮による核ミサイル開発や活発化する中国の軍事活動など地域の安全保障環境を踏まえた議論も続けています。
政府は今日、これまでの議論をもとに日米両国が拡大抑止に関するガイドラインをまとめたと発表しました。詳しい内容は明らかにしていませんが、防衛省によりますと、戦略的なメッセージの発信や日本の防衛力強化といった抑止力を高めていくための方策などが盛り込まれているということです。
また、ガイドラインをまとめたことで、拡大抑止をめぐる協議や手続きを行いやすくなるということで、防衛省は拡大抑止が強固で信頼できるものであるように最善の方策を目指していくとしています。