</context> <raw_text>0 9時のNHKニュースです。山陽新幹線は午前6時40分過ぎに兵庫県の愛宵駅と岡山駅の間で起きた沿線火災の影響で、新大阪駅と広島駅の区間の上下線で運転を見合わせていましたが、午前8時過ぎに運転も再開しました。
JR西日本などによりますと、山陽新幹線は午前6時40分過ぎに兵庫県の愛宵駅と岡山駅の間で起きた沿線火災の影響で、新大阪駅と岡山駅の間の上下線で運転を見合わせていました。その後、運転見合わせ区間が拡大し、一時、新大阪と広島の区間の上下線で運転を見合わせていましたが、安全確認が取れたとして、午前8時6分に運転も再開しています。
次に、46年前に新潟県佐渡市で北朝鮮に拉致された曽我美代さんは、今日が93歳の誕生日です。共に拉致され、その後帰国を果たした娘の曽我ひとみさんがNHKの取材に応じ、母と再会するためには時間がないとして、拉致被害者全員の一刻も早い帰国の実現を訴えました。
曽我ひとみさんは1978年8月12日、母親の三好さんと共に、佐渡市自宅近くの店で買い物をした帰りに北朝鮮に拉致されました。その後、曽我さんは2002年に帰国を果たしましたが、三好さんの消息は今も分かっていません。三好さんが今日93歳の誕生日を迎えるのを前に、曽我さんがNHKの取材に応じ、
「母親が元気に過ごしているか、毎日毎日心配になるような年齢になってしまいました。寒い冬に暖かくしているか、しっかり食事をとれているか、考えれば考えるほどキリがありません。とにかく元気でいてほしい」と述べました。また、「母親は優しくて働き者で、友達のように何でも話せる親子でした。
母親の話を聞いたり、自分の話も聞いてもらったり、いろいろな話をして笑い合いながら生活したい」と、早期の帰国を願う気持ちを語りました。拉致被害者や家族の高齢化が進む中、曽我さんはこれまで以上に拉致問題の解決のために取り組みたいと、今年4月から佐渡市の拉致被害者対策係で働いています。
また、新潟県内のほか6つの県を訪れて講演し、拉致被害者の帰国を訴え続けています。「曽我さんは横田恵美さんの母親の佐紀江さん、有本恵子さんの父親の秋広さんも、絶対に娘さんに会ってほしい。私も母親に会いたい」とした上で、
日本政府に対して「本当に時間がないので、あらゆる手段を使って、一日も早く日朝首脳会談を実現し、みんなが愛する家族のもとに帰れるようにしてほしい」と訴えました。中央アジアのカザフスタンで25日に墜落した旅客機について、運航していたアゼルバイジャン航空は、外部から何らかの攻撃を受けた可能性が高いと示唆しました。
カザフスタン西部の中心都市アクタウの空港近くで25日、乗客乗員67人が乗ったアゼルバイジャン航空の旅客機が墜落し、38人が死亡しました。旅客機はアゼルバイジャンの首都バクーからロシア南部チェチェン共和国グローズヌイに向かっていたもので、
アゼルバイジャンのメディアは、政府の情報筋の話として、ロシア軍の防空システムの誤射が原因で墜落したと伝えています。これに関して、アゼルバイジャン航空は27日、墜落原因の暫定的な調査結果として、「外部からの物理的・技術的干渉があった」と発表し、旅客機が何らかの攻撃を受けた可能性が高いと示唆しました。
一方、ロシアの航空当局は声明で、旅客機が当初グローズヌイに着陸しようとしていた時間帯に、グローズヌイではウクライナの無人機による攻撃が行われていたとしていますが、ロシア軍の防空システムについては触れていません。ロイター通信によりますと、墜落した旅客機の乗客らは、旅客機がグローズヌイに接近していた時に、少なくとも1回大きな爆発音が聞こえたとしていて、
機体が損傷を受けたのは明らかだったなどと話しているということです。9時のNHKニュース、マサナがお伝えしました。9時5分になります。