</context> <raw_text>0 5時のNHKニュースです。
汚れを払い、心身を清めて新しい年を迎える年越しの大祓いでは、神職が祝詞をあげた後、参拝に訪れた人たちが「人形(ひとがた)」と呼ばれる白い紙に息を吹きかけるなどして汚れを移していました。そして最後に「血の輪」と呼ばれる大きな輪を繰り返しくぐって汚れを払っていました。参拝に訪れた地元の女性は「今年は自分なりに頑張った1年でした。無事に復興し、皆さんが幸せになれるように祈っています」と話していました。不思議神社の年越しの大祓いは大晦日まで行われます。
戦後80年となる来年、天皇皇后両陛下が、先の大戦の象徴的な地域の広島、長崎、沖縄を訪問される方向で検討が進められていることが分かりました。
昭和20年8月15日に終戦を迎えた第二次世界大戦で、沖縄では激しい地上戦が行われて20万人以上が犠牲になり、広島と長崎では原爆投下によってその年だけで21万の命が失われました。
戦後80年となる来年、両陛下は恒例行事の国民文化祭で9月に長崎県を訪問する見通しで、関係者によりますと、滞在中に原爆の犠牲者の霊を慰められるということです。また、戦没者の慰霊などのため、広島県と沖縄県への訪問も調整されていて、宮内庁は今後、時期や訪問先などの検討をさらに進めるものとみられます。
平成の時代、上皇ご夫妻は戦後50年を迎えた平成7年に慰霊の旅に出て、沖縄や被爆地の広島・長崎などを訪問されました。さらに、戦後60年と戦後70年の年には海外の激戦地でも慰霊されました。天皇陛下は戦後75年の翌年の記者会見で、
「節目の年を迎え、戦争の悲惨さと平和の尊さを今後とも心に刻んでおかなければならないとの思いを新たにいたしました。また、先の大戦で世界で唯一の被爆地となった広島・長崎には、長く心を寄せていきたいと思います」と述べられていました。
バスケットボールの全国高校選手権男子決勝が行われ、福岡大大濠高校が鳥取城北高校に77対57で勝って3年ぶり4回目の優勝を果たしました。バスケットボールの全国高校選手権ウインターカップは今日、東京渋谷区の東京体育館で男子の決勝が行われ、
去年の大会では決勝で敗れた福岡大大濠と初優勝を目指す鳥取城北が対戦しました。試合は福岡大大濠が第1クォーター、硬いディフェンスからの速攻などで8連続得点でリードしました。対する鳥取城北は身長2メートルの留学生、安塚ハロルド選手の体の強さを生かしたゴール下などで反撃。
第2クォーターの残り6分を切ったところで、新谷雄生選手が相手のファウルをもらいながらシュートを決めて、27対26と逆転に成功しました。しかし、福岡大大濠はキャプテンの枠川博人選手が3ポイントシュートを連続で成功するなど、44対34と再びリードして前半を終えました。
第3クォーターに入ると、日本代表にも選ばれた身長2メートル6センチの渡辺玲音選手がゴール下の守備やスリーポイントで持ち味を発揮し、リードを22点に広げました。大量リードを守った福岡大大濠は77対57で勝利し、3年ぶり4回目の優勝を果たしました。5時のNHKニュース、谷口がお伝えしました。時刻は5時5分になります。