</context> <raw_text>0 3時のNHKニュースです。金融業界では今年、インサイダー取引や貸金庫から金品を盗むなど、信頼を揺るがす不祥事が相次ぎました。従業員個人のモラル以外に、不正を見抜けなかった組織の問題だという指摘もあり、信用を取り戻すための業界を挙げた取り組みが問われることになります。金融業界では今年、深刻な不祥事が次々と明らかになり、
野村証券の社員が顧客に対する強盗殺人未遂と放火の罪で起訴されたほか、三菱UFJ銀行の行員は貸金庫から十数億円相当の金品を盗み取っていました。また、企業の重要情報を扱う立場を悪用して、金融庁では執行中の元裁判官がインサイダー取引を
東京証券取引所では社員がTOB(株式公開買付)の情報を家族に伝えていたほか、三井住友信託銀行でも社員によるインサイダー取引の疑いが明らかになりました。さらに、生命保険業界では内勤員が関わる形で顧客情報の大規模な漏洩が次々と判明しました。信頼を揺るがしかねない事態が相次いだ背景には、モラルの低下といった個々の問題に留まらず、
業界内の慣れ合い、不正を見抜く体制が機能しなかった組織の問題だという指摘も出ています。貯蓄から投資の流れが広がり、個人の投資家が増えるなど、金融が身近になる中、不祥事を受けた個別の再発防止策だけでなく、信用を取り戻すための業界を挙げた取り組みが問われることになります。インフルエンザ患者が急増し、各地で流行警報が発令される中、
年末年始の期間、休まずに発熱外来の診療を行う東京品川区の病院には多くの患者が訪れ、医師や看護師が対応に当たっています。品川区の東京品川病院は、来年1月3日までの年末年始の期間中、通常の外来は休診していますが、発熱外来に限って休まず診療を続けています。
今日も午前中だけで125人が高熱や喉の痛みなどを訴えて病院を訪れていました。昨日38度の熱が出たという50代の男性は、検査の結果インフルエンザと診断され、「年末年始で他の病院が休みだったので、本当に助かりました」と話していました。
病院によりますと、発熱外来の患者は今月中頃から増え始め、先週末までの2週間はインフルエンザ患者が急増し、去年の同じ時期の1.5倍ほどに増えたということです。新海正春副委員長は「インフルエンザの患者が非常に増えているので、手洗いなどの感染対策にも注意してほしい」と話していました。
NBAアメリカプロバスケットボール、グリズリーズの河村勇輝選手はサンダー戦に自己最長の11分余り出場し、2本の3ポイントシュートを決めるなど、初めての2桁得点となる自己最多の実得点をマークしました。河村選手は77対106と大きくリードされた第4クォーターの残り11分余りから、今月13日以来7試合ぶりに出場しました。
味方選手を見ないでパスする能力、パスを通して最初のアシストを記録すると、ジャンプシュートも成功させました。さらに2本の3ポイントシュートを決めたほか、ディフェンスをかわしてゴール下に鋭く切り込むシュートも成功させました。河村選手は試合終了まで自己最長の11分1秒プレーし、初めての2桁となる自己最多の実得点、3アシストをマークしました。
しかしチームは106対130で敗れました。作曲家の冬木透さんが今月26日に老衰のため亡くなりました。89歳でした。冬木さんはテレビの人気特撮シリーズ「ウルトラセブン」の主題歌「ウルトラセブンの歌」など、数多くの特撮やプロ作品の劇中音楽を手掛け、「ウルトラ音楽の父」と呼ばれました。
3時のNHKニュース、谷口がお伝えしました。3時5分になります。