<raw_text>0 9時のNHKニュースです。昨夜から今日未明にかけて千葉市の集合住宅で火事が相次ぎ、2人が死亡しました。昨日午後11時過ぎ、千葉市美浜区幸町にある5階建ての集合住宅の住人から、「1階から焦げ臭い匂いと煙が上がっている」と消防に通報がありました。警察によりますと、この火事で1階の一室が焼け、1人が病院に運ばれましたが、その後死亡が確認されました。
この部屋では高齢の男性が一人で暮らしているということで、警察が遺体の身元の確認を進めています。また、今日午前3時半ごろ、千葉市中央区東千葉のアパートの一室から火が出て、焼け跡から一人が遺体で見つかりました。この部屋に住む人と連絡が取れなくなっているということで、警察が確認を進めるとともに火事の原因を調べています。
千葉県を含む関東地方の広い範囲では乾燥注意報が出されていて、気象庁は火の取り扱いに注意するよう呼びかけています。イスラエルとイエメンの反政府勢力フーシ派との攻撃の応酬を受けて、国連の安全保障理事会で緊急会合が開かれ、各国から緊張緩和を求める声が相次ぐ中、イスラエルの国連大使は「これが最後の警告だ」とフーシ派を強く牽制しました。
イスラエル軍はフーシ派による商業都市テルアビブへの弾道ミサイル攻撃などを受けて、今月26日、イエメンの首都サヌアにある国際空港などを空爆し、双方の攻撃のエスカレートが懸念されています。
こうした中、国連安保理では30日緊急会合が開かれ、各国からフーシ派によるミサイル攻撃を非難するとともに、イスラエルによる空爆を懸念し、緊張緩和を求める声が相次ぎました。これに対し、イスラエルのダノン国連大使は、フーシ派から1年以上におよびミサイルや無人機による攻撃を約300回受けているとして、
「自国民を守ろうとしている時に緊張緩和を求めるのはやめてほしい」と反発しました。そして、ガザ地区のイスラム組織ハマスやレバノンのシーア派組織ヒズボラの名前を挙げた上で「我々を破壊しようとした者たちに何が起きたのか思い出させてあげよう。これが最後の警告だ。脅しではない。核攻撃だ」とフーシ派を強く牽制しました。
一方、フーシ派はガザ地区への攻撃が停止されるまで作戦を継続するとしていて、緊張が収まる見通しは立っていません。週明けの30日のニューヨーク株式市場、ダウ平均株価は年末を迎える中、一旦利益を確定するための売り注文が膨らみ、一時700ドルを超える下落となりました。
ただ、その後は買い戻す動きも出て値下がり幅は縮小し、終わり値は先週末に比べて418ドル48セント安い42,573ドル73セントでした。市場関係者は年末を迎え市場の参加者も少ないことから、値動きの大きい一日となったと
また、韓国で起きた事故を受けて、アメリカの航空機メーカーボーイングにも売り注文が広がったと話しています。混雑による事故やトラブルを防ぐため、東京渋谷区は今年も渋谷駅前での年越しのカウントダウンイベントを中止した上で、警備員を配置するなど警戒に当たることにしています。
渋谷区では大晦日の夜から元旦にかけて渋谷駅周辺で年越しのカウントダウンイベントを開いていましたが、飲酒に絡むトラブルや群衆事故が起きる恐れがあるなどとして、2019年を最後に開催していません。一方でイベントを中止しても大晦日の夜は例年渋谷駅前のスクランブル交差点に多くの人が集まることから、区では警備員を配置し警戒することにしています。
さらに、観光客に人気の渋谷駅前のハチ公像の周りをシートで覆って見えなくすることで、人が集まるのを防ぐ対策も行っています。ハチ公像を見えなくする時間帯は大晦日の今日午前6時から翌日の午前1時までを予定しています。この時間のニュース、山下誠がお伝えしました。9時5分になります。