</context> <raw_text>0 一時的なNHKニュースです。屋外に設置されたエアコンの室外機やグレーチングと呼ばれる金属製の蓋などが盗まれて転売される被害が相次いでいることから、警察庁は買取業者に対して、取引の際に本人確認などを義務付ける方針を固めました。警察庁によりますと、エアコンの室外機が盗まれる被害は去年1年間で3397件発生し、
5年間でおよそ13倍に増加しています。盗まれた室外機は買取業者に持ち込まれ、価格が高騰している銅などの金属が取り出されているとみられています。盗品の流通防止を図るため、買取時の本人確認などを義務付けている古物営業法では、CDや書籍など一部の製品を除いて、買取総額が1万円以下の場合には本人確認が免除されていますが、
警察庁は盗まれる被害が増加している室外機やグレーチングと呼ばれる金属製の蓋、それに電線について、取引の総額に関わらず本人確認を義務付ける方針を固めました。買取業者は運転免許証やマイナンバーカードなどで本人確認を行い、取引の記録を帳簿に記載することが義務付けられ、
違反した場合は6ヶ月以下の懲役または30万円以下の罰金が課されることになります。警察庁は明日からパブリックコメントで意見を募った上で、政令や規則を改正し、今年10月から実施したいとしています。去年北海道の赤湖でプレジャーボートが沈没して2人が死亡した事故で、国の運輸安全委員会は、
2人がボートに設置された高さのある椅子などに座ったため船体が不安定な状態になり、強風で傾いて大量の水が入った可能性があるとする報告書をまとめました。去年5月、北海道釧路市の赤湖でプレジャーボートが沈没し、釣りをするために乗っていた2人が死亡した事故で、運輸安全委員会が調査報告書を公表しました。それによりますと、
2人がボートに設置された高さのある椅子や座席に座ったことで、船体の重心が高く不安定な状態になった可能性があるということです。そして強風で傾いたボートに大量の水が入って沈没した可能性があるとしています。その上で、小型船に乗っていて強い風が吹いているときは、島陰に避難することや、
姿勢を低くして船体の重心を低く保つことなどが再発防止や被害軽減につながるとしています。今年11月に行われるアメリカニューヨークの市長選挙に向けた民主党の候補者に、33歳のイスラム教徒で州会議員が選ばれる見通しになりました。
ニューヨーク市は民主党の強固な地盤で、11月に行われる市長選挙では民主党の候補者が最有力になるとみられています。民主党の予備選挙が24日行われ、州会議員ゾーラン・マムダニ氏が当初有力とみられていたクオモ前州知事を抑えて、民主党の候補者に選ばれる見通しとなりました。33歳マムダニ氏はインド系のイスラム教徒で、
公共住宅の建設やバスや保育の無償化など低所得者層向けの政策を掲げて、若者や移民などの人気を集め、オカシオ・コルテス議員など民主党左派の有力者から支持を受けています。その一方、その財源として富裕層や大企業への課税強化を打ち出していることから、議論が活発になりそうです。ニューヨークの市長選挙は、
現職のアダムズ市長が無所属の候補者として2期目を目指すほか、共和党の候補者、そしてクオモ前州知事も無所属での立候補を示唆しています。ここまで一時的なニュース、池野がお伝えしました。