<raw_text>0 9時のNHKニュースです。イスラエルのコーヘン駐日大使は、今年8月9日の長崎原爆の日に行われる平和記念式典に出席する考えを示しました。去年は、長崎市が平穏かつ厳粛な雰囲気の下で式典を円滑に実施したいなどとして、平和記念式典にイスラエルの駐日大使は招待されていませんでした。
イスラエルのコーヘン駐日大使は昨日都内の日本外国特派員協会で会見しました。この中でコーヘン駐日大使は、今年8月9日の長崎原爆の日に行われる平和記念式典について、「この式典は重要であり、過去の記憶を思い起こし、平和の大切さについて互いに理解を深めることが極めて難しいこの時期に、
イスラエルの人々が日本の皆さんに敬意を表していることを示すものだ」と述べ、長崎を訪れる予定だと述べ、出席する考えを示しました。長崎市は去年の平和記念式典について、「平穏かつ厳粛な雰囲気の下で式典を円滑に実施したい」などとして、イスラエルの駐日大使を招待せず、
G7主要7カ国のうち、日本を除く各国の駐日大使らが参加を見合わせる事態となりました。今年の式典については、去年まで招待を見送っていたロシア、ベラルーシ、それにイスラエルを含むすべての国と地域などの駐日大使を招待していて、日本にあるロシア大使館も昨日、
レズドレフ駐日大使(原文ママ、正しくはノズドレフ駐日大使と推測)が平和記念式典に参加することを明らかにしています。このほか、去年の式典の参加を見合わせたイギリスのロングボトム駐日大使も今月長崎市を訪問した際、今年は出席する考えを示しています。
千葉県八幡市で下校中の小学生の列に飲酒運転のトラックが突っ込み、児童5人が死傷した事故から今日で4年です。事故現場では、涙を流して亡くなった子どもたちを悼む人々の姿が見られました。4年前の今日、八幡市で下校していた小学生の列にトラックが突っ込んだ事故では、児童2人が死亡、3人が大けがをしました。
運転手は酒を飲んだ上、居眠りしていたとして危険運転致死傷の罪に問われ、懲役14年の判決が確定しています。4年がたった今日、事故の現場では亡くなった児童を悼み、涙を流す人たちの姿が見られました。静岡県から訪れた40代の男性は「忘れられない事故です。人事にして済ませてはいけないです」と話していました。市内に住む50代の男性も、
「事故当時と変わらず、無念で怒りを感じます。車は狂気にもなることを自覚して運転すべきだと感じています」と話していました。また、八幡市役所では職員らが集まり、事故が起きた午後3時20分過ぎ、放送に合わせて1分間の黙祷を捧げました。北村真嗣市長は「子どもたちや家族を思うと胸が張り裂けそうになり、言葉にできません。
通学路の安全対策や飲酒運転撲滅に向け、関係機関と努力したい」と述べました。飲酒運転による死亡事故は去年1年間で全国で140件と後を絶たず、根絶に向けた取り組みが引き続き求められています。今日は西日本を中心に各地で35度以上の猛暑日となりました。
明日も厳しい暑さが続く見込みで、日中の最高気温は福岡県久留米市で37度、佐賀市や山口市、埼玉県熊谷市などで36度、熊本市や高松市、大阪市、福島市などで35度の猛暑日が予想されています。この先1ヶ月程度は気温が高い状態が続く見込みで、熱中症への対策を徹底してください。
以上、この時間のニュースをお伝えしました。時刻は9時5分になります。