<raw_text>0 2時のNHKニュースです。アメリカのルビオ国務長官は、対外援助を管轄するUSAID(アメリカ国際開発庁)の事業を停止すると発表しました。途上国での人道支援活動などへの影響が懸念されています。アメリカのルビオ国務長官は1日、「対外援助を再び依頼にと題した声明を出し、1日付でUSAIDが対外援助を停止すると発表しました。
声明の中でルビオ国務長官は、これまでのUSAIDの事業について、「開発目標はほとんど達成されず、不安定化は進み、反米感情が高まった」と批判しています。また今後については、「政権の政策と一致し、アメリカの国益を促進する対外援助は国務省が管理するなどとし、対外援助は対象や機関を絞った形で行う考えを示しています。
今年1月に発足したトランプ政権は、政府の支出削減に向けて「同時政府効率化省」を設置し、USAIDをめぐっても職員の解雇や事業の見直しを行ってきました。イギリスの医学雑誌『ランセット』は先月30日、USAIDの資金削減によって2030年までに1400万人以上の死者が出る恐れがあるとする論文を発表していて、
事業の停止による途上国での人道支援活動などへの影響が懸念されています。埼玉県所沢市の小学校の教室で児童を撮影していた(盗撮していた)スマートフォンが見つかり、警察は48歳の男の教員を建造物侵入の疑いで逮捕し、盗撮目的でスマホを教室に置いたとみて調べています。
調べに対し「スマホを置き忘れた」などと供述し、容疑を否認しているということです。警察によりますと、昨日午後4時頃、所沢市にある小学校の教室で、窓際に不自然に置かれた筆箱が見つかりました。筆箱の中にはスマートフォンが入っていて、児童を盗撮した動画が残されていたということです。
通報を受けて警察が捜査したところ、スマートフォンはこの小学校に教員として勤務する斉藤雅人容疑者(48歳)の持ち物だったことが分かり、盗撮目的で教室に侵入した建造物侵入の疑いで逮捕しました。スマートフォンは担任が不在の時間に教室に設置されたとみられ、その後室内では水泳の授業がある女子児童たちが着替えをしていました。
調べに対し「スマホを教室に置き忘れた」などと供述し、容疑を否認しているということです。筆箱には小さな穴が開いていて、スマートフォンのカメラのレンズで撮影できるように工夫されていたということです。警察が残された動画の内容などを詳しく調べています。今日も西日本を中心に気温が上がり、危険な暑さが予想されていて、引き続き熱中症への対策を徹底してください。
気象庁によりますと、本州付近はおおむね高気圧に覆われて、今日も気温が上がっています。日中の最高気温は福岡県久留米市で38度と危険な暑さが見込まれるほか、山口市や高松市で37度、熊本市や岡山市で36度、大阪市で35度と猛暑日が予想されています。
適切にエアコンを使用し、水分や塩分を補給するとともに、屋外の作業ではこまめに休憩を取るなど、熱中症への対策を徹底してください。一方、今日も上空に寒気が流れ込み、東北から近畿にかけては高気圧の縁を回る暖かく湿った空気などの影響で大気の状態が不安定になっています。
今夜遅くにかけては、局地的に雷を伴って非常に激しい雨が降る恐れがあります。昨日、記録的短時間大雨情報が相次いで発表された関東甲信では、地盤が緩み、少ない雨量でも土砂災害の危険度が高まる恐れがあります。低い土地の浸水や川の増水、土砂災害に十分注意するとともに、落雷や竜巻などの激しい突風、雹にも注意が必要です。
この時間のニュース、石井がお伝えしました。時刻はまもなく2時5分です。