<raw_text>0 3時のNHKニュースです。演奏場や株価に影響を及ぼすアメリカの先月の雇用統計が発表され、農業分野以外の就業者は前の月から14万7000人増加し、市場予想を上回りました。アメリカではトランプ政権の関税措置によって景気減速への懸念が広がっていますが、雇用市場は依然として顕著さを保っていることが示されました。
アメリカ労働省が3日発表した先月の雇用統計によりますと、農業分野以外の就業者は前の月から14万7000人増加し、市場が予想していた10万人余りの増加を上回りました。また失業率は前の月から0.1ポイント低下し、4.1%でした。トランプ政権は政府支出の抑制に向けて、連邦政府職員の削減を進めていて、
今年1月からの減少数は合わせて6万9000人となっています。一方で州政府の職員は先月だけで4万7000人増加していて、州政府などが連邦政府を退職した人たちの受け皿として、全体の雇用を支えているという見方もあります。アメリカではトランプ政権の関税措置によって景気減速への懸念が広がっていますが、
雇用市場は依然として顕著さを保っていることが示されました。東京消防庁によりますと、昨日都内では午後9時までに2歳から102歳までの合わせて82人が熱中症の疑いで救急搬送されました。このうち4人が重症、22人が中等症、56人が軽症だということです。
東京消防庁は、喉が渇く前にこまめに水分を補給することや、室内で適切に冷房や扇風機を利用することなど、対策の徹底を呼び掛けています。今月行われるプロ野球のオールスターゲームに、選手同士の投票で選ばれた選手が発表され、楽天の新人、宗山瑠衣選手や、巨人の山崎祐利投手など、新たに7人が選ばれました。
今年のプロ野球のオールスターゲームは第1戦が今月23日に京セラドーム大阪で、第2戦が24日に横浜スタジアムで行われます。今月1日のファン投票に続き、昨日は選手同士の投票の結果が発表され、パリーグから3人、セリーグから4人の合わせて7人が新たに選ばれました。
このうちパリーグでは、ショートで楽天にドラフト1位で入団し、開幕戦に先発出場して存在感を示している宗山選手が選ばれました。このほか、ピッチャーで西武の今井達也投手、ファーストで打点でリーグ2位につけているソフトバンクの山川穂高選手が選出されました。またセリーグは、ピッチャーで防御率リーグトップの1.24、
勝ち星でもリーグトップに並ぶ7勝をマークしている巨人の山崎投手、ファーストで右膝を痛めて先月から一軍の出場選手登録を外れているDeNAのオースティン選手、セカンドで好打でチームを牽引する巨人の吉川尚輝選手がプロ9年目で初めて選ばれたほか、外野手で中日の植田海斗選手がセリーグに移籍してから初めて選ばれました。
このほか、宗山選手と広島の高陽高校の同級生で、西武の新人の渡辺勇太選手がファン投票に続いて選ばれていて、オールスターゲームの舞台で、2人は高校時代、さらに大学日本代表以来、同じチームで試合をすることになります。
オールスターゲームの出場選手は、7日に監督推薦、16日に両リーグそれぞれ最後の1人をファン投票で選ぶプラス1投票の結果が発表され、全員が出揃います。山下がお伝えしました。3時5分になります。