尹大統領は、野党が予算案に合意せず、国政が麻痺状態にあるとして非常戒厳令を宣言しました。具体的には、野党が治安や麻薬撲滅に関する予算を大幅に削減し、野党側の予算案を単独で可決したこと、そして野党が政府の重要な閣僚の弾劾訴追案を提出したことが主な理由でした。
韓国の国会が改憲令の解除を求める決議案を可決し、過半数の議決が得られたため、尹大統領は今朝に正式に非常戒厳令を解除しました。この解除は約6時間後に決まりました。
韓国の最大野党共に民主党は尹大統領に辞任を要求しました。また、与党内でも尹大統領の措置に対する批判が高まり、与党の代表も措置の撤回を求める立場を示しました。
非常戒厳令の発令と解除は韓国社会に大きな驚きと混乱をもたらしました。多くの国民やメディアが予想外の事態に驚き、野党側からの強い反発と批判が寄せられました。また、尹大統領の政治的な求心力が低下し、弾劾の可能性も議論されるようになりました。
トランプ次期大統領は、BRICS(ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカ)の加盟国が貿易取引でアメリカドルの利用を減らす行動に出れば、アメリカ市場から手を引くことを警告しました。これは、ドルの国際的な地位を維持するための措置です。
2016年から人民元はIMFの特別引き出し権(SDR)の構成通貨に含まれています。現在のSDRの構成割合は、アメリカドルが43%、ユーロが29%、人民元が12.28%、日本円が7.59%、英ポンドが7.44%となっています。人民元は国際通貨としての地位を徐々に強めています。
インドの通貨ルピーはまだ国際通貨として十分に認識されていません。国際通貨として認められるためには、証券や貿易の量、IMFのSDR構成通貨への加入など、様々な要件を満たす必要があります。現在のインドの外交力や証券市場の広がりから、ルピーが国際通貨としての地位を獲得するにはまだ時間がかかるとされています。
・オープニングトーク・ズームフラッシュ・4時台オープニングトーク ズームON①『貿易の取引を巡りトランプ次期大統領がBRICSをけん制』 (ゲスト:IIMインド管理大学公共政策センターフェローの中川コージさん)・5時台オープニングトーク・ズームON②『韓国の尹大統領が「非常戒厳令」を宣言 その6時間後に解除』 (ゲスト:産経新聞ソウル支局長の桜井紀雄さん)・エンディング
出演者:辛坊治郎、増山さやか、中川コージ、桜井紀雄
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