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cover of episode 第13回「2d6と1d10は常に筆箱に入ってる:前篇」

第13回「2d6と1d10は常に筆箱に入ってる:前篇」

2013/3/25
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本当に申し訳ございませんでした

Shownotes Transcript

このブラウザでは再生できません。再生できない場合、ダウンロードは🎵こちら)まみむめも。どうも、ナナシです。今回、第13回は3、4、5月に発売されるゲームとTRPG(テーブルトークロールプレイングゲーム)についての話をしております。前回と同じく、前後編に分かれてるので、そこんとこよろしくー。TRPGについては常々、話そう話そうとしていたのですが、なんだかタイミングを掴めず、今回ポッと出たような感じで話すことになりました。というか、「そもそもTRPGって何よ?」って方はいると思われます。僕らはそこんとこを「分かっているだろうな」という前提で話しているので、適当な説明しかしてませんので…もしよろしければ、興味を持った方はwikiの方でも見ていただけると、TRPGプレイヤーの一人として嬉しいです。それとね、皆さんもうお気づきだと思われるのですが…僕は喋りが下手なんですよ。こんなpodcastで喋るようになりましたが、喋る自体は出来ても、喋っている内容がどうしても、自分が伝えたい事の半分以下の情報しか伝えられない訳で…もちろん精進していきたいと思う訳ですが、どうせここ無駄にスペースがあるので、ここには毎回ラジオ中で伝えきれなかった情報等を書いて行きたいとおもいます。題して、『ナナシのこぼれハナシ』ナナシとハナシをかけてます、うまいですね^^以下にもう少し説明がいるかな…と思った点を挙げておくので、聞き終わった後や、聞きながら読んでいただけるとありがたいです。①OPのゲーム『Watchmen: The End is Nigh』OPは第12回でも話した、ウォッチメンのゲーム『Watchmen: The End is Nigh』をやっております。このゲームは3D箱庭型のファイナルファイトのような、ステージクリア型のアクションゲームです。原作のアメコミヒーロー漫画でありながら、暗くダークな世界観の雰囲気がバッチェでた、クソゲーとなっております。プレイヤーキャラは二人いて、一人はバットマンをあからさまに意識したヒーロー、ナイトオウル。(ドミニクさんがプレイしたキャラです)ナナシがプレイしたキャラが、己の法だけを武器にした何も持たざる『超人』こと、ロールシャッハです。②ナナシ「うー、トイレトイレ」「僕はマスクを被ったヒーローの一人、ロールシャッハ。絶対に妥協しない犯罪者だよ」ウォッチメンの世界は冷戦時のアメリカが舞台であり、時の大統領であるニクソン大統領が自警活動であるヒーローの存在を禁止した「キーン条例」というものが施行された時代であります。「キーン条例」が幅を利かしたウォッチメンの世界では、かつてヒーローだった者たちの多くが引退しているのですが、ロールシャッハだけは条例が施行された後も自警活動をしていました。言っちゃえば、社会的に見れば法から外れた犯罪者という事になりますね。(それどころか、半殺しにした犯罪者たちを警察署の前に置き、『お断りだ!』と書かれたメモを残していくと言う明確な反発も!…)おまけに容赦なく犯罪者を殺していくロールシャッハのやり方は、彼が取り締まる犯罪者達とどう違うのか?という訳で上記の発言に至る訳です。ここの疑問はウォッチメン自体の話のテーマ、「who will watch the watchmen?」(誰が見張りを見張るのか?)にも通じると言う、非常に味わい深いキャラクターにもなっております。上記のゲームの説明であえて彼を『超人』という表記にしたのは、作中の彼の姿を見て真っ先に思った事でもあります。ニーチェ的に。ちなみに『Watchmen: The End is Nigh』は「キーン条例」が施行される前の話ですので、まだ取り締まれていなかったりします。③ナナシ「格ゲーのゴアが多い奴…」「VS DCコミックスやったんですよ。」収録終わってから次の日にカレーを作っている時(ドミニクさんにもご馳走しました、そこそ好評でした)に思い出しました。皆さんならお気づきの方もいらっしゃると思いますが、モータルコンバットですね、はい。最近、物の固有名詞が出てこなくて本当に困ります。④ナナシ「僕のおすすめのキャラはグリーンアローってキャラなんです。」「右翼主義になったから破産した挙句云々」右翼じゃねぇ、共産主義だ!しかもこの言葉だと、「イデオロギーを持ったために破産した」という意味になりますね、そりゃ違う。せっかくなので、もう少し詳しい説明をさせてもらいます。グリーンアロー(本名、オリバー・クイーン)は大富豪の事業家であり、無人島でサバイバルした時に弓の腕を磨き、そこでの経験を活かしてヒーローになったナイスガイです。モチーフは当然、弓の名手であるロビンフッドです。シリーズ当初は大富豪である自身の財力を使い、バットマンのように秘密道具や車を乗り回すキャラだったのですが…何を思ったのか設定のリランチ(仕切り直し)の時に、大富豪であったが破産して共産主義者になり、無精髭と伸ばし放題の髪に皮肉な言い回しがトレードマークな、渋めのキャラになってしまいました。彼の活躍は日本ではあまり翻訳化されてはいませんが、彼が出てくる翻訳本、『ダークナイトリターンズ』も『グリーンランタンVSグリーンアロー』は二つともアメコミ史に名を残す名作ですし、グリーンアローのサブキャラながらも、いぶし銀なキャラクターを堪能できるおすすめの一冊です。)