Heavy snow is expected due to a winter pressure pattern and strong cold air aloft, particularly affecting the Sea of Japan side from Tohoku to the Chugoku region. The Japan Meteorological Agency warns of potential traffic disruptions and advises caution.
The earthquake in Tibet, with a magnitude of 6.8, has resulted in 95 deaths and injuries to 130 people. Over 1,000 houses were damaged, and the affected area, Tingri County, is a tourist destination near Mount Everest, which has been closed due to the disaster.
Nippon Steel is challenging a U.S. presidential order blocking its acquisition of US Steel, calling it an illegal political intervention. Despite the legal challenge, the acquisition faces significant hurdles, with a deadline to abandon the deal by February 2.
In Syria, former government soldiers are disarming at reconciliation centers established by the interim government to facilitate national reconciliation. The U.S. has also adjusted sanctions to allow humanitarian aid while maintaining some restrictions.
Heavy snow is predicted to continue in regions from Kyushu to northern Japan until January 10, with significant snowfall expected in mountainous areas and even some plains. The Japan Meteorological Agency advises caution for travel and snow removal operations.
【主なニュース】▼日本海側を中心に大雪のおそれ 1月8日~10日にかけて警戒を ▼中国 チベット自治区で地震 95人死亡 家屋被害1000棟以上 ▼シリア アサド政権崩壊まもなく1か月 現地で見えた希望と不安 など</context> <raw_text>0 こんばんは。NHK今日のニュースです。まず主な項目です。青森県では記録的な積雪となっていますが、明日以降は東北から中国地方にかけての日本海側を中心に大雪となり、四国などの平地でも雪が積もる恐れがあります。
決して諦めることはありません。日本製鉄の橋本英二会長は、アメリカの鉄鋼大手USスチールの買収を目指す方針を改めて強調しました。禁止命令を出したバイデン大統領などを相手取り、無効を求める訴えを起こしましたが、結果を覆すのは難しいという見方も出ています。今日午前、中国のチベット自治区でマグニチュード6.8の地震がありました。
国営メディアはこれまでに95人が死亡し、1000棟余りの家屋で被害が出ていると伝えています。まず大雪の見通しです。
冬型の気圧配置と上空の強い寒気の影響で、今月10日頃にかけて東北から中国地方の日本海側を中心に大雪となるほか、四国などの平地でも雪が積もる恐れがあります。気象庁は交通への影響などに警戒するよう呼びかけています。今日は低気圧の影響で、北海道の釧路根室地方で雪を伴った風が強まりました。
また、東京都水戸市では午後2時ごろ、あられのような氷の粒が見られました。年末年始にかけて記録的な大雪となったのが青森県です。除雪中の事故が相次いでいて、警察が除雪の作業中とみられる事故で死亡を発表したのは4人となったほか、今日も雪下ろしをしていたとみられる60代の男性が意識不明の状態で見つかり、病院に搬送されました。
昨日からは県内全域で農作物や農業施設に被害が出ていないか、県の職員が現地調査を行っています。青森市高田で農園を営む大柳俊則さんは、農業用ハウスの周囲をこまめに除雪したり、中でストーブを焚いたりして雪が滑り落ちやすいようにしていて、これまでのところ被害は出ていないということですが、
「そのままにしたら潰れるから、管理しないとですよ。本当に、正月も危ない。」青森県の三村知事は、きょう、青森市や弘前市など県内16の市町村に災害救助法が適用されたと発表しました。孤立や倒壊の恐れがある住宅などの雪下ろしや除排雪、避難所の設置などの費用を国や県が負担します。
青森県が大雪に関して災害救助法を適用したのは2012年以来です。記録的な大雪となった原因について、気象庁は、特に年始は風向きが変わらず青森県に雪雲が流れ込み続けたことに加え、日本海の海面水温が平年の同じ時期と比べて2度から3度ほど高く、水蒸気が多く供給されて雪雲が発達したとみられるとしています。
では、気象予報士の佐藤かな子さんにお伝えします。まず明日にかけてですね、どこでどのくらいの雪が降る予想なんでしょうか。
明日夕方までの24時間で、多いところ北陸と岐阜で70センチ、中国地方50センチ、東北日本海側40センチ、四国と山口県で25センチの雪が降る予想です。さらに今回は大雪が長引くということでしたよね。そうです。ピークがあさって木曜日で、東北、北陸、岐阜ではさらに24時間で70センチの雪が予想されています。
大雪は金曜日にかけて続きそうです。東北から山陰では警報級の大雪になる恐れがあります。
また、日本海側では高波にも警戒が必要です。今夜からあさってにかけての波の高さは、北陸から近畿で6メートルから5メートルの予想です。木曜日にかけて大しけでしょう。それだけ風が強く吹雪いて見通しが悪くなる恐れもあります。今後の移動や除雪作業、どうか慎重に行ってください。気象予報士佐藤さんでした。次は日本製鉄です。
日本製鉄は、アメリカの鉄鋼大手USスチールの買収計画に対するバイデン大統領の禁止命令は違法な政治的介入だとして、バイデン大統領などを相手取り、禁止命令の無効を求める訴えを起こしました。記者会見で橋本英二会長は「決して諦めることはない」と述べ、買収の実現を目指す方針を改めて強調しました。
日本製鉄によるUSスチールの買収計画をめぐっては、アメリカ政府のCFIUS(米外国投資委員会)から判断を委ねられたバイデン大統領が、国家安全保障上の懸念を理由に買収計画に禁止命令を出し、
両者は今月6日、「違法な政治的介入にあたる」としてバイデン大統領などを相手取り、禁止命令を無効とすることや審査のやり直しを求める訴えを起こしました。これについて日本製鉄は午前9時から記者会見を開き、橋本英二会長は買収の実現を目指す方針を改めて強調しました。「バイデン大統領の違法な政治的介入により、
CFIUSの審査手続きも適正に実施されないまま今回の大統領の命令に至ったものであり、到底受け入れることはできません。決して諦めることはありません。諦める理由も必要もないというのが私の考え方でありますし、日本製鉄、USスチール一致した考え方であります。」
鉄鋼製品の元になる素鋼の生産量では、上位10社うち6社を中国メーカーが占めています。一方、日本製鉄は4位、USスチールは24位となっています。こうした状況を踏まえ橋本会長は、今回の買収がアメリカの鉄鋼業界の強化にもつながると強調しました。
「当社とUSスチールのパートナーシップで進めていくということが、USスチールが将来にわたって競争力を保ち発展し続けていくための最善の方法であって、アメリカの国家安全保障の強化に資する」とこのように考えております。今回の提訴について、ホワイトハウスの報道担当者はNHKの取材に対し、
「バイデン大統領はこの国の安全保障インフラそしてサプライチェーンの強靭さを守るため決してためらうことはない」として、大統領の判断は正当だと改めて主張しました。また、アメリカのトランプ前大統領は買収計画について自身のSNSに、
「関税の導入によってUSスチールがより収益性の高い価値ある企業になるのになぜ彼らはUSスチールを売却したいのか」と改めて反対する趣旨の投稿を行いました。一方、日本政府は林官房長官が、
「バイデン政権によって国家安全保障上の懸念を理由とした否定的判断がなされたことは残念なことである」と、今回の判断に関する説明も含め懸念の払拭に向けた対応を米国政府に求めてまいります。
日本製鉄は引き続きUSスチールの買収を目指す考えですが、バイデン大統領による禁止命令の中では来月2日までに取引を完全に放棄するための措置を講じなければならないと命じていて、買収の実現は極めて厳しい状況となっています。次に、
中国地震局によりますと、今日午前、チベット自治区のネパールとの国境近くでマグニチュード6.8の地震がありました。国営メディアは、これまでに95人が死亡し、1000棟余りの家屋で被害が出ていると伝えています。
中国地震局によりますと、現地時間の今日午前9時5分頃(日本時間の午前10時5分頃)、チベット自治区の墨脱県(ムオトゥオシエン)を震源とするマグニチュード6.8の地震がありました。震源の深さは10キロと推定されています。中国国営の新華社通信によりますと、この地震でこれまでに95人が死亡し、130人が怪我をしたということです。
また、1000棟余りの家屋で被害が出ていると伝えています。現地からの映像には、レンガ作りとみられる家屋の一部が大きく崩れているのが確認できます。震源のティンリ県は、2021年時点で人口がおよそ6万人で、隣国のネパールと国境を接し、中国メディアによりますと、震源近くの標高は4000メートル余りです。
世界最高峰のエベレストを望む観光地としても知られ、ホテルや飲食店などが整備されていますが、中国メディアによりますと、地震の影響で観光エリアは閉鎖されたということです。現地には地元の消防や中国政府の災害対応チームのほか、軍の兵士も派遣され、被害状況の確認が続いています。
地震を受けて習近平国家主席は、全力で捜索と救助にあたり、救援物資を速やかに調達するよう指示しました。隣国のネパールでは、2015年4月にマグニチュード7.8の大地震が起き、およそ9000人が犠牲になっています。
昨日、韓国ソウルでアメリカと韓国の外相会談が行われていたちょうどその時間帯に、北朝鮮が弾道ミサイルを発射しました。こうした中、林芳正外務大臣は今日、アメリカのブリンケン国務長官と会談、北朝鮮による弾道ミサイルの発射を強く非難しました。
北朝鮮国営の朝鮮中央テレビは今日、「新型で極超音速の中距離弾道ミサイルの発射実験が機能を行い成功した」と伝えました。低空を変速軌道で滑空するため、探知や迎撃が難しいとされる極超音速兵器。
今回の実験では、音速の12倍に達する速度で1500キロを飛行し、公開場の目標水域に着弾したとしています。朝鮮中央テレビは金正恩総書記が娘とともに室内で発射の様子をモニターで見る様子も伝えています。発射の目的について金総書記は自衛のためだとした上で、
「いかなる防御の障壁も突破し、相手に甚大な軍事的な打撃を与えることができる。国家の安全に影響を与える太平洋地域の敵を牽制することになるだろう」と強調しました。韓国の通信社は、アメリカのトランプ前大統領の就任を2週間後に控え、アメリカ軍の基地があるグアムを攻撃する能力を見せ、牽制する狙いがあったのではないかという見方を伝えています。
こうした中、日本を訪れているアメリカのブリンケン国務長官は、岸田総理大臣、林芳正外務大臣などと相次いで会談しました。このうち、昼食を取りながらおよそ1時間半にわたって行われた林大臣との会談では、日米同盟の抑止力、対処力を一層強化するため、協力を進めていくことが重要だという認識で一致しました。林大臣です。
「今後も日米同盟を新たな高みに引き上げたい。」林大臣とブリンケン国務長官は、北朝鮮による弾道ミサイルの発射を強く非難し、拉致問題を含む北朝鮮への対応で日米、日米韓3か国が連携していく重要性を再確認しました。
その上で、かつてなく強固になった日米関係を維持強化するため、引き続き緊密に連携していくことで一致しました。次はシリアです。シリアでアサド政権が崩壊してから明日8日で1ヶ月です。圧政からの解放を受けて、街では国の復興に対する期待の声が聞かれます。そのシリアで始まっているのが旧政府軍の兵士などの武装解除です。
武器を手放す動きが相次いでいます。シリアの首都ダマスカスでは、かつては治安部隊や警察官が市民の動向に目を光らせていました。今、通りは大勢の人でにぎわい、活気が戻ってきています。その首都の一角に行列のできている建物がありました。長年独裁を支えた政権与党バアス党の事務所のあった場所です。
現地に取材に入っている小林記者です。「和解センター」と呼ばれる建物です。朝の政権軍の兵士だった人たちが、銃や手榴弾などの武器を提出しに来ています。旧政権の武装解除を円滑に進めるため、暫定政権がシリア国内の数カ所に設置した窓口の一つです。「和解センター」と名付けられています。
市民に向けられることもあった武器を手放すことで目指すのは国民同士の和解です。6日、NHKの取材班が訪れたところ、多数の元兵士が長い列を作り、銃や手榴弾を返却していました。元兵士の男性は「新しい暫定政権は旧政権と違って平和的に対応してくれるので、銃を手放してかえって安全になったと感じます」と話していました。
この和解センターの責任者を務めるユセフさんは「和解センターと名付けたのは、旧アサド政権の兵士たちに『私たちは敵ではない』ということを伝えるためです」と話していました。半世紀以上続いた独裁的なアサド政権が崩壊したシリアに対し、国際社会の対応も変わりつつあります。
アメリカは暫定政権を主導するシリア解放機構について、テロ組織の指定を解除しておらず、制裁を維持しています。しかし、6日、アメリカの財務省が発表した声明では、制裁は維持しながらも、シリアの人たちに対して人道的な支援を可能にするため、6ヶ月間の期限付きで一部の規制を緩和するとしています。
具体的には、制裁の下では禁じられてきたシリアの統治機関との取引や、石油や天然ガスなどのエネルギーの販売、それにシリア中央銀行を通じたものを含む非商業的な個人への送金を認めるとしています。バイデン政権としては、内戦で荒廃したシリアの復興に向けた支援について、前向きに取り組む姿勢を示したものとみられています。
次に、経団連と日本商工会議所、それに経済同友会の3つの経済団体が今日都内で新年の祝賀会を開き、およそ1500人が出席しました。経済同友会の神津里季生代表幹事です。「消費者物価指数は、賃金をしっかりと定着させることが不可欠であります。
中小企業がコスト上昇分を適切に価格へ転嫁できるよう後押しをして、環境づくりを一層加速してまいりましょう。」大手総合商社三菱商事の中西宏明社長は、
「変化とそれに対する対応力と柔軟性。トランプ大統領が再登場ということに伴って、アメリカの政策が振れ幅が大きいだろうから、それをよく見極めながら、それに対して対応していく。」精密機器大手、理研の山下義則会長は、物価高に関する製造業の対応について、
「価格の向上について、お客様と本当に真摯になって話しながら、価格を単に上げるというのではなくて、価値に相当した値段を理解してもらうということをやっていかなきゃダメだと。」さて、原爆が投下されてから80年です。
ノーベル平和賞を受賞した日本被団協の坪井直代表委員が今日、広島市の平和公園も訪れ、核兵器廃絶を訴え続ける決意を新たにしました。ノーベル平和賞を受賞した日本被団協の坪井直さんは、今日、時折雪が舞う中、広島県被団協のメンバーとともに原爆慰霊碑に献花しました。坪井さんです。
「私たち被爆者は、状態が悪くても、発言者の発言を伝え続けていく覚悟です。被爆80年、新たなスタートとしてのご挨拶とさせていただきます。誤ちは言いたくありませんから。」坪井さんが今日改めて言及したのは被爆者の高齢化です。
「平均年齢もおそらく86歳。元気な間はとにかく声を張り上げて訴えたり、また、そのもとやすばせのところで証明活動したりね、できることを精一杯やっていきたい。」その上で坪井さんは、
「核兵器廃絶への近道というのはないと思ったんですよ。私たちの後の人はね、続けて核兵器廃絶を訴え続けていっていただきたい。」坪井さんは明日、日本被団協の他のメンバーとともに岸田総理大臣と面会する予定です。
80年前の沖縄戦で、ひめゆり学徒隊として負傷兵の看護に動員され、犠牲になった多くの学友たちへの追悼を長年続け、平和を伝える活動に力を尽くしてきた玉城節子さんが亡くなりました。96歳でした。玉城さんは沖縄戦当時、那覇市にあった県立第一高等女学校の4年生で、宮崎県に疎開していましたが、
多くの同級生や教師がひめゆり学徒隊に動員され、犠牲になりました。戦後、沖縄に戻った玉城さんは、多くの学友たちが亡くなったことに心を痛め、女学校の同窓生などが設立したひめゆり同窓会の会長を2012年から10年間にわたって勤めるなど、長年追悼を続けるとともに、平和を伝える活動に力を尽くしてきました。生前の玉城さんです。
「戦火の中で亡くなられた皆様のお心を無駄にすることなく、戦争のない時代を未来につないでいく。」玉城さんの家族によりますと、玉城さんは今月1日、老衰のため那覇市内の福祉施設で亡くなったということです。96歳でした。
続いてスポーツです。全国高校ラグビー大会の決勝が行われ、神奈川の東福岡高校が東海大大阪仰星高校に40対17で勝ち、2大会連続5回目の優勝を果たしました。
東福岡高校は前半9分、フォワード陣がゴールライン手前まで押し込み、そこから右サイドにパスを展開し、最後はセンターの松本啓太選手が先制のトライを奪いました。さらに終了直前には細かいパスをつないでディフェンスをかわし、ウィングの西本雄也選手がトライを決めるなどして追加点を奪い、12対0で前半を折り返しました。
後半も東福岡高校は攻撃の手を緩めることなく、4つのトライを奪って突き放し、40対17で勝利して2大会連続5回目の優勝を果たしました。今月12日に初日を迎える大相撲初場所で、2場所連続休場からの復帰を目指す横綱照ノ富士が、東京の明治神宮で新春恒例の土俵入りを奉納しました。
東京都渋谷区の明治神宮では、大相撲初場所の安全と成功を願い、場所前に横綱が土俵入りを奉納しています。照ノ富士は今日、梅雨払い、西の木富士、立ち持ちに武富士を従えて、会場に集まったおよそ2000人の前土俵入りを披露しました。
そして、白鵬型独特の両手を左右に大きく広げた競り上がりを披露すると、拍手が送られていました。照ノ富士です。「1年の始まりという事で、自分の中でも気を引き締めてやる大地からという思いを、できること精一杯やって頑張りたいと思います。」では、株と為替です。
今日の東京株式市場は、半導体や輸出関連の銘柄を中心に買い注文が入り、日経平均株価は3営業日ぶりに4万円台を回復しました。今日の終値は、昨日より776円25銭高い4万83円30銭。東証株価指数TOPIXは30.19ポイント上がって2786.57円。
【主なニュース】▼日本海側を中心に大雪のおそれ 1月8日~10日にかけて警戒を ▼中国 チベット自治区で地震 95人死亡 家屋被害1000棟以上 ▼シリア アサド政権崩壊まもなく1か月 現地で見えた希望と不安 など</context> <raw_text>0 1日の出来高は19億6266万株でした。一方、東京外国為替市場では午前中は円を売ってドルを買う動きが広がり、円相場は一時1ドル158円台半ばと、昨年7月以来の円安水準となりました。その後、円相場は円高方向に進みました。
午後5時時点では、ドルに対して昨日と比べて18銭高・ドル安の1ドル157円48銭から51銭。ユーロに対しては1円20銭安・ユーロ高の1ユーロ164円2銭から6銭でした。そして海外市場では現在、1ドルが157円66銭から67銭。
1ユーロは164円42銭から43銭となっています。では、全国の気象情報。再び気象予報士の佐藤かな子さんです。お願いします。今日は西日本の平地でも雪が降っているようですね。そうですね。今日、大分多くの人が
高松、神戸、そして夕方徳島県でも初雪の便りがありました。一方、北日本、東日本は今日、3月並みの気温になったところが多く、仙台の最高気温が11.5度で、10度の鹿児島よりも高くなったんですね。それだけ西から西回りで強い風が流れ込んでいる証拠です。
今夜以降ですね、大雪が予想されていますね。今夜から明日午前中にかけて、まず大雪の恐れがあるところ、大きく分けて2つあります。1つは西日本の山地、特に山口から四国を活発な雪雲が通過するため、山地を中心に大雪、平地も積もるところがありそうです。
そしてもう1つは北陸から近畿北部、そして岐阜県です。こちらには日本海から蛇のように伸びるJPCZという雪雲がかかり続けます。気温が下がる明日の明け方ぐらいから、平地も一気に積雪が急増する恐れがあります。吹雪いて見通しも悪くなるでしょう。そのJPCZは明日日中徐々に北上し、午後は新潟や東北南部で雪の降り方が強まりそうです。
こうして強弱を繰り返し、雪は九州や四国で9日(木曜日)にかけて、中国地方から北日本では10日(金曜日)にかけて続きます。
この先、移動や除雪作業はどうか慎重に行うようにしてください。では、全国の明日の天気です。西日本と南西諸島。西日本は曇り、太平洋側中心に雲間から青空が覗くでしょう。ただ、冷たい風に乗って太平洋側までにわか雪、にわか雨がありそうです。特に山陰は雪が断続的に降って吹雪くでしょう。
山口県の山地や四国山地は今夜から明日昼前にかけて大雪の恐れがあり、平地も積雪が増えそうです。近畿北部も雪や強風による見通しの悪化にご注意ください。沖縄本島は曇り時々晴れ。今日に比べ北風は弱まるでしょう。最低気温:那覇13度、福岡6度、鹿児島5度、大阪4度、広島・高知1度。
最高気温:那覇18度、鹿児島12度、高知10度、福岡・大阪9度、広島7度。平年を2度前後下回るでしょう。
東日本です。北陸や岐阜、長野は市街地も今夜日付が変わる頃から雨は湿った雪に変わっていき、一気に積もるところが出てくるでしょう。北陸、岐阜の平地でも多いところ、明日夕方までに15センチから30センチほど雪が降る予想です。北陸は高波にも警戒してください。一方、太平洋側の東海から関東は冬晴れ。乾いた西風が強く、空気の乾燥が進むでしょう。
最低気温:東京3度、名古屋・新潟2度、金沢1度。最高気温:東京11度、名古屋9度、金沢6度、新潟5度。今日より3度前後低く、平年並みでしょう。北日本です。日本海側中心に雪が降ったり止んだり。秋田から北では風も強く吹雪きそうです。
東北は特に明日夜から雪の降り方が強まり、大雪の恐れが出ています。日中晴れ間がある仙台など太平洋側でも夜は雪雲が流れ込むでしょう。北海道も日本海側中心に晴れ。ただ、釧路や根室では強風や乾燥による火事にご注意ください。
最低気温:仙台2度、秋田1度、札幌-4度、釧路-7度。これでもまだ平年を3度前後上回る朝でしょう。ただ、最高気温:仙台今日より6度低い6度、秋田3度、釧路0度、札幌-1度と、この時期らしい寒さが戻りそうです。
明日から西日本の平地でも雪の積もるところが出てきます。足元や車の運転、くれぐれもご注意ください。気象情報でした。ニュースが入ってきました。りそな銀行は今日午後5時半頃から、個人向けのインターネットバンキングでつながりにくくなる不具合が生じているということです。銀行では大量にデータを送りつけるサイバー攻撃の可能性もあるとみて対応に当たっています。
りそな銀行では去年の年末にもインターネットバンキングがつながりにくくなる不具合が断続的に続きました。さてお伝えしていますように、冬型の気圧配置と上空の強い寒気の影響で、今月10日頃にかけて東北から中国地方の日本海側を中心に大雪となるほか、四国などの平地でも雪が積もる恐れがあります。
気象庁は大雪による交通への影響に警戒するとともに、電線や樹木への着雪による停電、なだれ、強風、それに高波に十分注意するよう呼びかけています。落雷や竜巻などの激しい突風にも注意が必要です。今日はこうしたニュースをお伝えしました。NHK今日のニュース、滑川和夫と長谷川静香、気象情報、佐藤かな子でした。時刻は7時半になります。