</context> <raw_text>0 9時のNHKニュースです。りそな銀行は、個人向けのインターネットバンキングでつながりにくくなる不具合が生じていると明らかにしました。大量にデータを送りつけるサイバー攻撃を受けた可能性もあるとみて対応に当たっていて、銀行は不具合は解消に向かっているとしています。りそな銀行によりますと、今日午後5時半頃から個人向けのインターネットバンキングやスマートフォン用のアプリがつながりにくくなる不具合が発生しています。
この不具合以外に預金の抜き取りや不正な送金、顧客情報の流出といった被害は確認されていないとしています。銀行は大量にデータを送りつけるサイバー攻撃を受けた可能性もあるとみて対応に当たっていて、銀行は午後8時時点で不具合は解消に向かっているとしています。りそな銀行では去年の年末にもインターネットバンキングがつながりにくくなる不具合がありました。
また三菱UFJ銀行、みずほ銀行といったメガバンクでも同じような不具合が相次ぎ、いずれも大量のデータを送りつけるサイバー攻撃を受けたことが原因とみられています。岸田総理大臣は日本を訪れているアメリカのブリンケン国務長官と会談し、日本製鉄によるUSスチールの買収計画にバイデン大統領が禁止命令を出したことを念頭に、
日本企業による対米投資を含めた両国の経済関係は重要だという考えを伝えました。岸田総理大臣とアメリカのブリンケン国務長官との会談は今日午後、総理大臣官邸でおよそ25分間行われました。この中で岸田総理大臣は、安全保障環境が厳しさを増す中、日米同盟の抑止力や対処力を強化するとともに、
法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序の中核を担う両国が連携していく必要があるという考えを示しました。また経済分野をめぐっては、日本製鉄によるアメリカの大手鉄鋼メーカーUSスチールの買収計画にバイデン大統領が禁止命令を出したことを念頭に、日本企業による対米投資を含めた両国の経済関係は重要だという考えを伝えました。
さらに両氏は中国をめぐる課題やウクライナや中東の情勢などについて意見を交わし、引き続き連携して対応することを確認しました。そして岸田総理大臣は、ブリンケン長官が今月20日に退任することを踏まえ、バイデン大統領やブリンケン長官とともに築いた日米関係を今後も発展させていきたいと述べました。
ウクライナのゼレンスキー大統領は、ロシア西部への越境攻撃を始めてから5ヶ月となる6日、一連の攻撃でロシア軍に3万8000人以上の損失を与えたと主張しました。ウクライナ軍は昨年8月にロシア西部のクルスク州に越境攻撃を開始し、今も一部の地域を掌握しています。ゼレンスキー大統領はこの攻撃を始めてから5ヶ月となる6日、演説で、
クルスク州でこれまでにロシア軍に3万8000人以上の損失を与え、このうちおよそ1万5000人が死亡したと主張しました。クルスク州ではロシア軍が北朝鮮の兵士らとともに奪還を目指す一方、ウクライナ軍が5日新たな攻撃を仕掛けるなど激しい戦闘が続いています。背景には今月20日のトランプ次期大統領の就任を前に、
ウクライナ側は和平に向けた交渉のテーブルとしてより多くの地域を掌握しておきたい一方、ロシア側はそれを阻止したい狙いもあるとみられています。一方、ロシアのプーチン大統領は首都モスクワの教会で、ロシア正教のクリスマスにあたる7日前夜から行われた礼拝に、ウクライナ侵攻で戦った兵士らとともに参列しました。これに合わせて声明を発表し、ロシア正教会などは、
国民を団結させ、歴史的な記憶と文化や精神的な伝統を残していく上で重要な役割を果たしているとして、改めて国民の団結を呼びかけました。中村康人でした。9時5分になります。