</context> <raw_text>0 11時のNHKニュースです。戦後80年となる今年、政府は先の対戦で殉職した軍人などの遺族を対象に10年ごとに支給してきた特別弔慰金について、支給額を増額した上で継続する方針です。
政府は昭和40年から10年ごとに、先の大戦で殉職した軍人や軍属、旧日本軍に戦地で雇用されていた人の遺族に対し特別弔慰金を支給しています。この弔慰金について、政府は戦後80年となる今年、遺族に改めて弔意を表すため、支給額を増額した上で継続する方針です。具体的には、
これまでの年5万円から5万5000円に引き上げ、今後10年分の合わせて55万円を2回に分けて支給する方向で調整しています。支給対象は、殉職した軍人や軍属の遺族のうち、子どもや兄弟など現在恩給や遺族年金を受け取っていないおよそ57万人です。10年前の半数以下となっています。
政府は必要な法案を今月招集される通常国会に提出し、早期成立を図ることにしています。韓国の大手電気・半導体メーカーのサムスン電子は、先月までの3ヶ月間の決算を発表し、営業利益は前の年の同じ時期の2.3倍となりました。
ただ、韓国メディアはパソコンやスマートフォンなどの需要の低迷が影響し、業績は市場の予想を下回ったと伝えています。韓国のサムスン電子は今日、昨年10月から先月までの3ヶ月間の決算の暫定値を発表しました。
それによりますと、売上は75兆ウォン(日本円で約8兆1400億円)で、前の年の同じ時期より7兆ウォン余り増えました。また、本業の儲けを示す営業利益は6兆5000億ウォン(日本円で約7050億円)で、前の年の同じ時期の2.3倍でした。韓国の通信社・聯合ニュースは、
営業利益の予想は7兆ウォン台にまで下がっていたが、それにも及ばなかったとして、市場の予想を下回ったと伝えています。その理由については、スマートフォンやパソコンなどの需要の低迷でメモリーの収益性の悪化が長期化していると指摘しています。サムスン電子も発表資料で市場の期待を大きく下回ったとした上で、
パソコンなどの需要が低迷する中、研究開発費の増加や企業間の競争激化などが影響したと説明しています。大リーグ・ドジャースの元通訳の水原一平被告が大谷翔平選手の口座から不正な送金を行ったとして、銀行詐欺などの罪に問われている裁判は、量刑言い渡しの期日が再び延期され、来月6日に行われることになりました。
大谷翔平選手の専属通訳だった水原一平被告は大谷選手の口座から1700万ドル近くを不正に送金したなどとして、銀行詐欺の罪と嘘の納税申告をした罪でアメリカの検察から起訴されています。水原元通訳は昨年6月に行われた罪状認否で起訴内容を認めていて、量刑の言い渡しが今月24日に行われる予定でした。
しかし、7日、元通訳の弁護士による申立てが行われ、期日が来月6日に延期されました。量刑の言い渡しの延期は3回目です。弁護士が作成した文書によりますと、ギャンブル依存症に関する医師の診断は終わったものの、報告書の作成が医師の家族の事情などで遅れているとしています。
水原元通訳の量刑は、最も重い場合33年の懲役となるものですが、検察との間で司法取引に合意していることから、それより軽くなる見込みです。11時のニュース、ここまででお伝えしました。