</context> <raw_text>0 11時のNHKニュースです。気象庁によりますと、冬型の気圧配置と上空の強い寒気の影響で、日本海側の山沿いを中心に雪が降り続いています。西日本でも中国地方や近畿を中心に雪が降り続いています。午後8時現在の各地の積雪は、新潟県魚沼市守門で1メートル85センチ、岐阜県白川村で1メートル65センチ、
福井県大野市越道で1メートル30センチと、平年の1.5倍から2倍以上に達しているところもあります。北陸と新潟県、それに東北の日本海側では、帯状の雪雲を作り出すJPCZの影響で、活発な雪雲が断続的に流れ込み、局地的に積雪が急増する恐れがあります。明日夕方までの24時間に降る雪の量は、
東北と新潟県、北陸、それに岐阜県で70センチ、北海道、関東甲信、近畿、中国地方で60センチ、山口県で25センチと予想されています。また、寒気が西日本にも流れ込むため、普段雪が多くない四国や九州でも積もるところがあり、平地でも大雪になる見込みです。
気象庁は、積雪や猛吹雪による交通への影響や暴風高波に警戒するとともに、屋根からの落雪やなだれ、電線や樹木への着雪による停電に十分注意するよう呼びかけています。JR東日本によりますと、大雪のため、奥羽本線の車両が午後9時半ごろから山形県内の駅で動けなくなっている影響で、
同じ線路を使っている山形新幹線の新庄発東京行きのつばさ160号が米沢駅で停車し、現在運転を見合わせています。運転再開の見通しは立っていないということです。大雪による大規模な立ち往生を防ぐため、各地の高速道路では予防的な通行止めを実施する予定の区間があります。
中日本高速道路によりますと、名神高速道路の愛知県の一宮インターチェンジと滋賀県の栗東湖南インターチェンジの間、北陸自動車道の滋賀県の舞鶴ジャンクションと福井県の敦賀インターチェンジの間、舞鶴若狭自動車道の福井県の敦賀ジャンクションと若狭三浜インターチェンジの間で、
10日午前2時頃から上下線で通行止めの実施を予定しているということです。中日本高速道路は、外出の見直しや除雪・降雪地域を避けた迂回のほか、最新の気象情報や道路交通情報の確認を呼びかけています。三菱UFJ銀行で今日夕方からシステムに不具合が発生し、
他の金融機関のATMを使って現金の引き出しができなくなるなど、一部の取引に影響が出ています。今のところ復旧のめどは立っていないということです。三菱UFJ銀行によりますと、今日夕方からシステムに不具合が発生し、コンビニエンスストアに設置されているATMも含め、他の金融機関のATMで現金を引き出すことができなくなっているということです。また、
三菱UFJと他の金融機関との間の振り込みの一部が遅れているほか、インターネットバンキングの一部の取引にも影響が出ているということです。銀行は今回の不具合はサイバー攻撃によるものではないとしていますが、詳しい原因はわかって おらず、今のところ復旧のめどは立っていないということです。
三菱UFJ銀行では先月下旬にも一時インターネットバンキングにログインできない不具合が発生していて、この時の不具合は大量のデータを送りつけるサイバー攻撃を受けたことが原因だと見ています。銀行はお客様にはご迷惑をおかけし大変申し訳ございませんとコメントしています。この時間のニュース、黒沢がお伝えしました。