<raw_text>0 9時のNHKニュースです。おとといから地震が相次いでいる鹿児島県の徳之島近海では、今日も豊島村の悪石島で震度4の揺れが観測されるなど、震度1以上の地震がこれまでに170回以上に上っています。気象台は当分の間、強い揺れを伴う地震に注意するよう呼びかけています。
徳之島近海では、おとといから地震が相次いでいます。きょう午前0時15分ごろに起きたマグニチュード3.6の地震では、鹿児島県豊島村の悪石島で震度4の揺れを観測するなど、きょうは午前8時までに震度1以上の地震を44回観測しています。
一昨日からの地震は、震度4が3回、震度3が12回、震度2が46回、震度1が115回と合わせて176回に上っています。いずれも津波はありませんでした。悪石島や小宝島付近では過去にもまとまった地震活動が確認され、一昨年9月には震度1以上の揺れを観測する地震が346回に上りました。
また、2021年12月にも300回を超え、12月9日にはマグニチュード6.1の地震が起きて、悪石島で震度5強を観測しています。福岡管区気象台は、当分の間、強い揺れを伴う地震が発生する恐れがあり、注意してほしいとしています。
ニューヨーク原油市場では、アメリカによるイランの核施設への攻撃を受けて、今後原油の供給に悪影響が出ることへの懸念から、国際的な原油の先物価格が一時1バレル78ドル台半ばまで上昇しました。今年1月以来およそ5ヶ月ぶりの高値水準で、先週末の1バレル74ドル台から大きく上昇した形です。
中東情勢が一段と悪化することへの懸念に加えて、イランが報復措置として世界の原油消費量の2割が通過するとされるホルムズ海峡の封鎖に踏み切ることへの警戒感も徐々に強まっています。去年12月、独裁的な政権が崩壊したシリアの首都ダマスカスのキリスト教の教会で22日爆発があり、国営通信は20人が死亡し、50人を超える怪我人が出ていると伝えています。
内務省は、過激派組織IS(イスラム国)による自爆テロだと明らかにし、捜査を進めています。シリアの国営通信は、22日、首都ダマスカスのキリスト教の教会で爆発があり、保健省の話として、これまでに20人が死亡、52人が怪我をしたと伝えました。シリアでは、イスラム教徒が人口の大半を占めているものの、10%ほどはキリスト教徒だとされていて、
現地の情報を集めるシリア人権監視団によりますと、教会では当時礼拝が行われていて、多くの人が集まっていたということです。その上で、こうした事件がダマスカスで起きるのは数年ぶりだと指摘しています。
これまでのところ、犯行声明は出ていませんが、内務省は、過激派組織IS(イスラム国)に関係する人物が教会に侵入し、発砲した後、自爆ベストを起動したと明らかにし、自爆テロとして捜査を進めています。
シリアでは去年12月に独裁的なアサド政権が崩壊して以降、暫定政権が国民の融和を掲げて新たな国づくりを進めていますが、この半年の間には少数派の人たちなどが標的となる事件や衝突が度々起きていて、現地では不安が広がっています。
大リーグ・ドジャースの大谷翔平選手が22日のナショナルズ戦に1番ピッチャーで先発出場し、8回の第5打席に今シーズン26号となるツーランホームランを打ちました。大谷選手のホームランは8試合ぶりで、二刀流で出場した試合でホームランを打ったのはドジャース移籍後初めてです。
為替と株の値動きです。週明けの東京外国為替市場の円相場は、現在ドルに対しては先週末に比べて78銭円安・ドル高の1ドル=146円18銭から19銭となっています。ユーロに対しては69銭円安・ユーロ高の1ユーロ=168円14銭から15銭となっています。
また、東京株式市場の日経平均株価は、先週末の終値より295円13銭安い3万8108円13銭。東証株価指数(TOPIX)は19.59ポイント下がって2751.67となっています。為替・株の値動きでした。この時間のニュースは、末田がお伝えしました。9時5分です。