</context> <raw_text>0 3時のNHKニュースです。沖縄は今日、太平洋戦争末期の沖縄戦から80年の慰霊の日です。石破総理大臣は戦没者追悼式で挨拶し、亡くなった人たちの無念を決して忘れず、平和で心豊かに暮らせる世の中の実現に向けて取り組む決意を強調しました。
石破総理大臣は今日、沖縄県糸満市にある平和記念公園を訪れ、国立沖縄戦没者墓苑で献花した後、戦没者追悼式に出席しました。この中で石破総理大臣は、住民を巻き込んだ凄惨な地上戦が行われ、児童生徒ら、希望に満ちた未来を歩むべき若者までが戦場に駆り立てられ犠牲となった
すべての戦没者の無念と、残された方々の悲しみを私たちは決して忘れてはならないと述べました。その上で、私たちが享受している平和と繁栄はこの地で命を落とされた方々の尊い犠牲と、沖縄の歩んだ筆舌に尽くしがたい苦難の歴史の上に築かれたものだ、平和で豊かな沖縄の実現に向けて力を尽くすことは国家の重要な責務だと述べました。
また、沖縄は今もなおアメリカ軍基地の集中で大きな負担を担っているとして、負担軽減を目に見える形で実現するとともに、国家戦略として沖縄の振興を図る考えを示しました。そして、我が国は戦後一貫して平和国家としての歩みを進めてきた。戦争の惨禍を二度と繰り返さないという決然たる誓いを世代を超えて継承し、
平和で心豊かに暮らせる世の中の実現に向けて取り組んでいくと強調しました。去年12月、独裁的な政権が崩壊したシリアの首都ダマスカスのキリスト教の教会で22日、爆発があり、国営通信は20人が死亡し、50人を超える怪我人が出ていると伝えています。
内務省は過激派組織IS(イスラミックステート)による自爆テロだと明らかにし、捜査を進めています。シリアの国営通信は22日、首都ダマスカスのキリスト教の教会で爆発があり、保健省の話としてこれまでに20人が死亡、52人が怪我をしたと伝えました。
シリアではイスラム教徒が人口の大半を占めているものの、10%ほどはキリスト教徒だとされていて、現地の情報を集めるシリア人権監視団によりますと、教会では当時礼拝が行われていて多くの人が集まっていたということです。その上で、こうした事件がダマスカスで起きるのは数年ぶりだと指摘しています。
これまでのところ犯行声明は出ていませんが、内務省は過激派組織IS(イスラミックステート)に関係する人物が教会に侵入し発砲した後、自爆ベストを起動したと明らかにし、自爆テロとして捜査を進めています。シリアでは去年12月に独裁的なアサド政権が崩壊して以降、暫定政権が国民の融和を掲げて新たな国づくりを進めていますが、
この半年の間には少数派の人たちなどが標的となる事件や衝突が度々起きていて、現地では不安が広がっています。停滞する梅雨前線の影響で、東北から九州の広い範囲で大気の状態が非常に不安定になり、局地的に雷を伴って激しい雨が降っています。
岐阜県高山市の2時までの12時間に、平年の6月1ヶ月分の雨量を上回る186.5ミリの大雨が降り、土砂災害の危険性が高まっているとして、土砂災害警戒情報が出されています。大気が不安定な状態は午後も続く見込みで、東日本や西日本では局地的に1時間に50ミリの非常に激しい雨が降る恐れがあります。
気象庁は土砂災害や低い土地の浸水、川の増水、氾濫に警戒を呼びかけています。発達した積乱雲が近づく兆しがある場合は、すぐに頑丈な建物の中に移動するなど、安全確保に努めてください。ここまで吉野清がお伝えしました。3時5分になります。