<raw_text>0 4時のNHKニュースです。太平洋戦争中に攻撃を受けて沈没し、沖縄県民などが命を落とした船について知ってもらおうという企画展が、那覇市の津島丸記念館で開かれています。この企画展では、戦時中沖縄県出身の民間人などが乗り、攻撃を受けて沈没した31の船が紹介されています。
これまでには1484人が犠牲になった疎開船津島丸など26隻が確認されていましたが、戦後80年の今年、新たに5隻の被害が確認されました。
この5隻のうち、高千穂丸についての展示は、1943年3月、台湾北部の沖合でアメリカ軍の潜水艦の魚雷攻撃で撃沈され、沖縄県出身者1人を含む844人が死亡したと伝えています。
ただこうした船については、船名や沈没した場所、それに死者数など詳しい情報が分かっていないことも多く、記念館は引き続き情報提供を呼びかけています。福岡県から訪れた50代の男性は、津島丸以外にも攻撃を受けて沈没した船があることを知り驚きました。「ここに来ないと知ることができないことだと思うので、多くの人に広まってほしい」と話していました。
沖縄市から小学2年生の娘と訪れた40代の女性は、「私も戦争を直接経験した世代ではないので、別の疎開船に乗っていた母などの話を聞いて、子どもたちに歴史を伝えていきたい」と話していました。この企画展は8月31日まで開かれています。大手コンビニでは人手不足に対応しながらいかに売り上げを伸ばすかが課題になっていて、
デジタル技術などを活用した次世代の店舗が今日都内にオープンしました。新たな店舗はコンビニ大手のローソンが大規模な再開発事業が進められる高輪ゲートウェイシティのオフィスビルの中に設けました。会社では去年株式の半数を取得した通信大手のKDDIとともに、最新の通信やデジタル技術を導入した次世代のコンビニの開発を進めてきました。
新たな店舗ではロボットが揚げ物などの調理や商品の補充を行うほか、電子値札を導入することで店員が値札を付け替える必要がなくなりました。また店内には20台以上のカメラが設置され、その映像からAIが個人を特定しない形で客の行動などを分析します。
これによって店舗のオーナーは、売れ行きの良い商品の情報や効率的な従業員の業務の進め方などについて提案を受けられるということです。会社はこうした技術を活用し、2030年度に全ての店舗での作業量を3割削減する目標を掲げていて、効果を検証した上で他の店舗への展開を検討することにしています。
ローソンの竹増貞信社長は「新しい買い物体験や業務の生産性の向上など、テクノロジーを生かしたコンビニを作っていきたい」と話していました。週明けの今日の東京株式市場は、アメリカがイランの核施設を攻撃し、中東情勢が一段と緊迫化していることで、輸出関連の銘柄に売り注文が広がった一方、
午後に入ると円安が進んだことを背景に買い戻しの動きも出て、株価は小幅な値下がりとなりました。日経平均株価、今日の終わり値は先週末の終わり値より49円14銭安い3万8354円9銭。
東証株価指数TOPIXは10.08下がって2761.18。1日の出来高は15億7090万株でした。市場関係者は「中東情勢の緊迫化が今の時点で国内経済に与える影響は限定的との見方から、主に国内で稼いでいる企業では買い注文が優勢となる銘柄もあった」と話しています。
一方、東京外国為替市場の円相場、現在ドルに対して先週末に比べて1円69銭円安ドル高の1ドル147円9銭。ユーロに対しては1円81銭円安ユーロ高の1ユーロ169円26銭。