<raw_text>0 こんばんは。8時のNHKニュースです。冬型の気圧配置や寒気の影響で、日本海側の山沿いを中心に、明日から明後日にかけて大雪となり、中国地方の日本海側では平地でも雪が積もる見込みです。明後日は関東や近畿の平地でも雪が降る恐れがあり、最新の情報に注意してください。気象庁によりますと、冬型の気圧配置がさらに強まり、上空に強い寒気が流れ込むため、
北日本から西日本では、明日からあさってにかけて、日本海側の山沿いを中心に大雪となる見込みです。明日夕方までの24時間に降る雪の量は、いずれも多いところで、東北で50センチ、北海道と新潟県で40センチなどと予想されています。また、中国地方の日本海側の平地や、野党半島地震の被災地でも雪が積もるところがあるほか、
あさっては関東や近畿の平地でも雪が降る恐れがあります。最新の気象情報を確認して、交通への影響や、雪道の運転、歩行中の転倒などに十分注意してください。また、日本海側の平地では断続的に雨が降っていて、新潟県ではこれまでの雨で地盤が緩んで土砂災害警戒情報が出ている地域もあります。厳重な警戒が必要です。
ロシアの首都モスクワの通りで17日爆発があり、ロシア軍の幹部ら2人が死亡しました。ウクライナの治安当局は前日、この幹部について戦争犯罪の疑いがあると発表していて、ウクライナ側が実行したという見方が出ています。ロシアで重大事件を扱う連邦総裁委員会は17日、首都モスクワの通りで爆発があり、2人が死亡したと発表しました。発表によりますと、死亡したのは、
ロシア軍で生物化学兵器などを担当する部隊のトップ、イーゴリ・キリロフ中将とその補佐官で、住宅の玄関付近に仕掛けられていた爆発物が爆発したということです。連邦捜査委員会はテロ事件として捜査を開始したと明らかにしました。今回の事件の背景は分かっていませんが、ウクライナ保安庁は前月の16日、キリロフ中将について、
禁止されている化学兵器を大量に使用した責任者だとした上で、中将の命令によって化学兵器が使用された例は4800件以上で、戦争犯罪の疑いがあると発表していました。今回の爆発について、ウクライナメディアなどは、ウクライナの治安当局が実行したという見方を伝えています。ウクライナへの侵攻以降、ロシアでは爆発などが度々起きています。
一昨年8月にはモスクワ郊外で乗用車が爆発して、プーチン大統領の外交政策に影響を与えてきたとされる思想家の娘が死亡したほか、去年4月には第二の都市サンクトペテルブルクで侵攻を支持する内容をSNSで発信していた軍事ブロガーの男性が死亡しています。
生物学の分野で優れた業績を挙げた研究者に贈られる国際生物学賞の受賞式が、秋篠宮殿下も出席されて東京で開かれました。国際生物学賞は、生物学の研究に熱心だった昭和天皇の在位60年を記念して設けられた賞です。受賞式は秋篠宮殿下も出席されて、東京台東区で開かれました。
今年の受賞者は、長年南極周辺で深海生物の研究を続けて、およそ50人の科学者が参画する国際プロジェクトを主導するなどして、深海への理解を大きく深めた、ドイツのゼンケンベルク研究所自然史博物館とフランクフルト大学の教授のアンゲリカ・ブラント博士で、賞状などが贈られました。
これに対し秋篠宮殿下はお言葉の中で、「深海域は極限環境下にあり調査が困難であるため、分類学において最後のフロンティアとして残されてきました」とした上で、「系統分類を中心とする生物学分野は近年飛躍的な発展を見せておりますが、ブラント教授の数々のご業績もその一翼を担っていると申せましょう。この分野に関心を寄せている一人として、深く敬意を表したいと存じます」と述べられました。
8時のニュース、吉田がお伝えしました。8時5分になります。