</context> <raw_text>0 1時のNHKニュースです。愛媛県西条市のホテルで、経営者の70歳の女性が頭から血を流して倒れているのが見つかった事件で、警察は43歳の容疑者を殺人未遂の疑いで大阪市内で逮捕しました。警察によりますと、調べに対し暴行を加えたことは認めているものの、殺意は否認しているということです。
逮捕されたのは、住所職業ともに不詳の井上博光容疑者(43歳)です。警察によりますと、おととい午後8時頃から昨日午前2時頃までの間、西条市日の出町のホテルビジネスステーション赤根屋で、経営者の須藤千鶴さん(70歳)の頭を殴るなどの暴行を加え、殺害しようとしたとして、殺人未遂の疑いが持たれています。
須藤さんは頭の骨を折るなどの怪我をしていて、現在も意識がなく入院して治療を受けているということです。親族からの通報を受けて警察が捜査していましたが、捜査関係者によりますと、今日午前10時過ぎ、容疑者を大阪市内で見つけ逮捕したということです。警察によりますと、容疑者と須藤さんは知人だったということで、調べに対し、
暴行を加えたことは認めているものの、殺意は否認しているということです。警察は容疑者を西条警察署に移して詳しい調べを進めることにしています。精密機器メーカーオリンパスの元社長がコカインなどとみられる違法薬物を譲り受けた罪に問われている事件の初公判で、元社長は起訴された内容を認め、仕事の疲れを見せないために使うようになったと述べました。
オリンパスの社長兼CEOだったシテファン・カウフマン被告(56歳)は、去年6月と11月、コカインやMDMAとみられる違法薬物を複数回譲り受けたとして、麻薬特例法違反の罪に問われています。きょう、東京地方裁判所で初公判が開かれ、元社長は通訳を介して、
「起訴状の内容は正しく、全て事実に即したものです」と述べて、起訴された内容を認めました。被告人質問では、「1日16時間から18時間働き、仕事の疲れを見せないために友人の勧めで使うようになった。その後、密売人から警察やマスコミにバラすと脅迫され、打開策が考えられなかった」と述べました。
検察は依存性が認められるとして懲役10ヶ月を求刑し、弁護側は寛大な判決を求めました。元社長はドイツの企業などを経て2003年にグループ会社に入社し、去年4月から社長兼CEOを務めましたが、違法薬物に関する通報が会社にあり、今年10月に辞任しています。
大笑いをすることで今年1年の嫌なことを吹き飛ばし、新年の幸福を願う神事が、大阪東大阪市の神社で行われました。このお笑い神事は、神々の笑いによって天の岩戸が開かれたという古事にちなんで、東大阪市にある平岡神社で毎年行われています。
初めに宮司が挨拶した後、合図を出すと集まった大勢の参加者は一斉に「アッハッハー」と大きな声を出して20分間にわたって笑い続けました。中には参加者同士で顔を見ながら笑ったり、スマートフォンで笑っている顔を撮影したりする人もいました。京都府から訪れた17歳の女性は「最初は20分も笑うのはしんどいなと思っていましたが、後半から面白くなりました。
嫌なことも笑いと一緒に吹っ飛んだと思います」と話していました。鹿児島県から家族で訪れた40代の男性は「初めて参加しましたが、最後の方は力が入りました。来年も来たいと思います」と話していました。ここまで1時のニュース、山下俊文がお伝えしました。時刻は1時5分になります。