12月26日 夜７時のNHKニュース
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</context> <raw_text>0 こんばんは。NHK今日のニュースです。日本航空で今日、利用客の手荷物を預かるシステムなどに不具合が出て、国内線と国際線に遅れや欠航が出るなどの影響が出ました。

日本航空によりますと、外部とデータ通信をするためのネットワーク機器で通信量が急激に増え、今日午前7時24分頃から利用客の手荷物を預かるシステムなどに不具合が発生しました。およそ6時間後の午後1時20分にシステムは復旧しましたが、

この影響で国内線3便が欠航を決めたほか、国内線と国際線合わせて64便に30分以上、最大4時間余りの遅れが出ました。捜査関係者によりますと、警視庁はサイバー攻撃を受けたとして日本航空から被害の相談を受けたということです。大量の通信を送りつけてサイトをダウンさせるDDoS攻撃の可能性があるということです。

サイバーセキュリティに詳しい大阪大学の井上達夫教授は「年末年始ということで、航空機とか鉄道を利用される方がたくさんいらっしゃったかなと思うんです。当然、通常とは異なる状況になるわけです。ということは、攻撃者にとっては非常に都合の良い状況になる。休みのシーズンとか、あるいは休みが終わった直後というのは非常に注意をする必要があるというふうに思います。」

日本航空のシステム不具合は年末年始を前に帰省の人にも影響が出ました。帰省の影響という点で気になるのは天気です。今週末から年末年始にかけての天気の見通しについて、福田博之気象予報士に聞きます。

今回は急連休になる方もいて、帰省や旅行に出かける方も多いと見込まれていますけれども、現時点での予報はいかがでしょうか。「この先は冬型の気圧配置になることが多くて、天気はたびたび荒れそうです。ふるさとへの帰省が本格的になる明日からあさってにかけてと、新年早々冬型の気圧配置が強まりそうです。」

強い寒気が流れ込むため、日本海側を中心に冬の嵐となり、積雪量も多くなりそうです。「明日は北陸から北の日本海側で断続的に雪が降り、吹雪くでしょう。特に雪雲がかかり続ける北陸周辺で大雪となる恐れがあります。明日の夕方までの24時間に新潟県では80センチの雪が降り、その後もさらに雪の量は増えるでしょう。」

また、北海道の日本海側では猛吹雪となる恐れがあります。「あさって土曜日になりますと、西日本でも雪になりそうです。」

各地山沿いで大雪の恐れがあり、特に中国地方で雪の量が多くなりそうです。「西日本は平地でも雪が積もり、瀬戸内側や太平洋側でも雪の降るところがありでしょう。大雪や吹雪による交通機関への影響が心配ですね。」「そうですね。ただでさえ渋滞ですとか混雑する帰省シーズンです。慣れない道を長い時間車で走ることもあるかと思います。」「はい。」

雪や吹雪が予想されている地域を移動する方は、最新の交通情報や気象情報を確認し、無理のない計画を立てるようにしてください。冬用タイヤやチェーンなど雪道対策も忘れないようにお願いします。「明日から始まる冬型の気圧配置は29日頃からは一旦緩みますが、大晦日は低気圧が発達しながら北日本付近を通過し、北日本では荒れた天気や大雪となる見込みです。」

また、年が明けた元日から2日にかけても冬型の気圧配置が強まりそうです。雪の量が多くなり、除雪作業の回数が増えそうです。雪下ろし中の事故や、なだれ、屋根からの落雪にも注意をしてください。気象予報士福田さんでした。次です。

来年2025年の1月から4月までに値上げが予定されている食品は、4ヶ月連続で1000品目を超え、6000品目余りに上ることが民間のまとめで分かりました。調査した会社はこのペースで値上げが続けば、来年1年間で値上げされる品目数は今年を上回る可能性があると指摘しています。

民間の調査会社帝国データバンクが国内の主な食品メーカー195社の発表をまとめたところ、来年1月から4月までに値上げされる予定の食品は、4ヶ月連続で1000品目を超え、6,121品目となりました。今年の同じ時期に比べて500以上多くなる見通しで、

このペースが続けば、来年1年間に値上げされる品目数は今年1年間に値上げされた品目数を上回る可能性があると指摘しています。品目別では、弁当向けの冷凍食品や缶詰などの加工食品が2121品目と全体のおよそ3割を占めて最も多く、缶ビールやコーヒー製品といった種類・飲料が1834品目、

パンが1227品目などとなっています。値上げの要因は原材料高が最も多かった一方で、今年に比べて物流費や人件費を理由に上げるケースも増えています。日清基礎研究所の斉藤太郎経済調査部長は今後の物価の見通しについて「これだけですね。ある意味物価高が定着していくと企業も、

以前よりは値上げしやすくなっているんですね。ここに来てまたやはり円安傾向になってますので、おそらく2025年に入ってもしばらくは続くのではないかと。その上で来年の個人消費の見通しについては、

2025年も私自身の賃上げの環境はかなり良好だと思っていますので、夏場以降になると実質賃金の上昇率がプラスになっていて、消費にとっての環境というのは少しずつ良くなっていくというふうに考えています。」

中央アジアのカザフスタンで38人が死亡した旅客機の墜落事故。なぜ起きたのか、原因究明に向けた調査が進められています。事故の原因をめぐって、鳥との衝突のほか、防空システムによる誤射の可能性も指摘されています。

カザフスタン西部の中心都市アクタウの空港近くで、日本時間の25日午後、乗客62人と乗員5人が乗ったアゼルバイジャン航空の旅客機が墜落しました。カザフスタンの当局は38人が死亡し、29人が病院で治療を受けているとしています。旅客機はアゼルバイジャンの首都バクーからロシア南部チェチェン共和国のグロズヌイに向かっていましたが、

ロシアの当局は25日、暫定的な情報として鳥と衝突して緊急事態が発生し、カザフスタンのアクタウに向かったと発表しました。機内で撮影されたとされる映像では酸素マスクが出ているほか、窓越しに左側の主翼の一部が破損しているのが確認できます。また墜落してひっくり返った機体の尾翼には無数の穴が開いているのがわかります。

こうした映像はインターネット上で公開され、一部の独立系メディアは機体の損傷状態から鳥との衝突ではなく、ロシアの防空システムによる誤射の可能性を指摘しています。アゼルバイジャンのアリエフ大統領は「事故の原因はわからない。様々な説があるが、それについて話すのは時期尚早であり、徹底した調査が必要だ」と述べました。

カザフスタンとアゼルバイジャンの両政府は回収されたフライトレコーダーを分析するなどして、事故の原因の究明を進めています。袴田巖さんの再審裁判で無罪判決が確定したことを受け、

当時の捜査の検証などを行ってきた最高検察庁と静岡県警察本部が今日結果を公表しました。最新の判決で非人道的だと指摘された取り調べのあり方について、それぞれ問題があったなどとしています。58年前、今の静岡市清水区で一家4人が殺害された事件で、一度死刑が確定した袴田巖さん(88歳)について、

今年9月、静岡地方裁判所は再審で無罪の判決を言い渡し、有罪の決め手とされてきた証拠について捜査機関が捏造したと指摘しました。これを受けて当時の捜査の検証などを行ってきた最高検察庁と静岡県警察本部はきょう、結果を公表しました。このうち警察の取り調べは毎日平均12時間行われました。

当時の取り調べの録音です(聞きづらいところがあります。後で内容をお伝えします)。「お前は殺人犯だ。その罪は深い。自分が犯した殺人という罪、これに対して本当の心から謝るんだ。」と問い詰めています。

取調室で尿をさせたことも確認されたとしています。こうしたやり方について警察はいずれも「供述の任意性が否定されるような方法で不適正だったと言わざるを得ない」としています。また袴田さんが自白するまで弁護士との接見を合わせて40分間しか認めず、初回の接見をすべて録音していたと認定されたことについて、

「取調べ中に行われる捜査活動によって得られる証拠すべての信用性に疑義を生じさせかねない重大な違法である」としました。静岡県警察本部の津田孝吉本部長です。「大変重く受け止めているところでございます。本当にいろんな問題点というか不適切な問い掛け、しゃべり等が分かったわけですので、今後本当にこういうことがないように」

一方最高検察庁は検察の取り調べについて「検察官が袴田さんを犯人であると決めつけたかのような発言をしながら自白を求めるなど、供述に真摯に耳を傾けたものとは言えなかった」としています。また最高検察庁は再審請求の手続きで検察が証拠の開示に応じず審理が長期化したことについても検証しました。

犯行時の着衣として有罪の決め手とされた5点の衣類の写真やネガフィルムについて、「1990年に弁護側から開示の求めがあった段階で探していれば、早期に発見して提出できたかもしれず、審理が進んだ可能性はある」

証拠の補完や把握が不十分だったとしました。ただ再審の判決で捜査機関が5点の衣類を証拠として捏造したと指摘されたことに対して最高検察庁は「現実的にあり得ない。検察側に問題があったとは認められない」と強く否定しています。これについて警察は「捏造を行ったことを伺わせる具体的な事実や証言は得られなかったが、

捏造が行われなかったことを明らかにする事実や証言も得られなかった」としています。最高検察庁と静岡県警察本部の公表を受けて、袴田巖さんの弁護団の事務局長の小川秀夫弁護士です。

「裁判所で指摘されたところだけに限った検証調査ということで、その点も僕は非常に問題があるというふうに思っています。まだ不十分な、あるいは内容的にも非常にがっかりさせるような内容だったと。死刑の事件において本当に重大な間違いがあったわけですから、もっと時間をかける必要が絶対あったと思いますね。」

また、元検事の高井康幸弁護士は、検察全体として警察の捜査、取調べに対する、

今後について最高検察庁は検証で明らかになった問題点を踏まえ、再審手続きにあたっては裁判所の審理が迅速かつ適切に行われるよう真摯に対応していくとしています。

およそ30年前、日本が初めて米の部分的な輸入を受け入れた日米交渉の内幕が公開された外交文書で明らかになりました。当時の宮澤総理大臣が日米首脳会談で反対姿勢を示すなど、交渉終盤にかけて厳しいやりとりが続いていた様子が伺えます。

今日公開された外交文書には、1993年、貿易自由化を議論するガット・ウルグアイラウンドで、国内農家の反発がある中、農業分野が実質合意に至るまでの日米交渉の内容などが記録されています。この年の4月に行われた宮澤総理大臣とクリントン大統領との首脳会談でも、米の市場開放をめぐって意見が交わされています。

宮澤総理大臣はこの4年前の1989年に参議院で自民党が過半数割れしたことに触れ、「受け入れには法改正を要するが、参議院で少数与党なので実現できない。牛肉、柑橘の自由化を行い選挙で大敗したから」と反対姿勢を示しています。

これに対しアメリカ側は「日本だけを例外扱いできない」と強く米の市場開放を迫り、

交渉終盤にかけて厳しいやりとりが続いていた様子が伺えます。交渉が動いたのは、38年続いた自民党政権に代わって発足した非自民8党派による細川政権の下で、12月、日本の米については他の農産物のような全面的な市場開放はしない一方、

一定量の輸入を「ミニマムアクセス」として義務付ける調整案がガット側から示され、実質的に合意しました。この際ジュネーブで最終交渉に当たっていた羽田外務大臣から細川総理大臣への報告内容も公開され、羽田大臣は「ギリギリまで最大限の努力を行った。

ウルグアイラウンドの成功のため、日本としても大局的な見地から判断を下さなければならない」と伝えています。当時について細川元総理大臣は「針の穴に糸を通すような大変な作業でしたよ。ある程度妥協しないとやっぱりしょうがないなと思ってましたからね。80年代以降の保護主義の台頭の中で、自由貿易体制の維持強化のために何としてもこれは成功させなきゃいけない。米問題によって失敗させるというようなことはね、

絶対にできないと強く思っていましたから。」当時農林水産省の職員として交渉にも携わったキャノングローバル戦略研究所の山下和人研究士官は「現状維持に力点を置くあまり農業改革が遅れ、競争力が伸び悩む要因になった」とも指摘します。

「当時のその、神戸化減炭政策というのを守るということを前提にしてあの交渉に臨んだわけですね。農業を守ろうとするんじゃなくて、農業政策を守ろうとした。一番大きな反省点じゃないですかね。」次に、保護者の就労状況に関わらず3歳未満の子どもが一定時間保育所などを利用できる「子ども誰でも通園制度」について、

子ども家庭庁は利用時間は月10時間を上限に補助し、自治体が独自に延長できるなどとする指針をまとめました。「子ども誰でも通園制度」は来年4月から制度化され、現在は保護者の就労などが条件となっている保育所などを、生後6ヶ月から3歳未満の子どもは誰でも利用できるようになります。

少子化が進む中で、子どもが家族以外と関わったり、家庭とは異なる経験を得たりする機会が少なくなっていることが制度化される背景の一つです。子ども家庭庁は制度の運用について、利用時間について国が補助するのは子ども1人月10時間を上限とし、自治体が独自に利用時間を延長できるとしているほか、

保護者が支払う利用料は1時間あたり300円ほどを標準とするなどの指針をまとめました。また子ども1人1時間あたりの国と自治体による補助単価は年齢ごとに設定し、来年度は最も高い0歳で1300円とするなどの方針が示されました。

「子ども誰でも通園制度」は今年度、先行的に全国118の自治体で進められ、来年4月からは実施する自治体を増やした上で、2026年度に全国の自治体で始めることになっています。ただ、制度をめぐっては課題もあります。国の検討会の委員で乳児保育が専門の東京家政大学の堀階淳教授は、

保育士不足が深刻な都市部を中心に保育所の負担が重くなるという声が上がっていることを指摘した上で、

「人材不足に関しては深刻な問題の一つでして、地域によってはなかなかそうした新しい制度を取り入れるということが難しいという実態がある。安定的な運用、人員配置につながる、そして環境を整えるという点でも子どもたちにとってより良い制度となるように議論を重ねていく必要がある。」

国は資格はあっても保育士として働いていない潜在保育士の復職支援を行うなど、現場の負担軽減や人材確保に向けた取り組みを進めるとしています。ではこの他のニュースを短くまとめてお伝えします。大阪地方検察庁の元検事長が部下の女性に性的暴行をした罪に問われている裁判で、女性検察官がNHKの取材に応じ、

「被害を受けた人が長く傷つけられるということを理解してほしい」と訴えました。大阪地方検察庁に所属する女性検察官は、6年前、当時大阪地検トップの検事長を務めていた北川健太郎被告(65歳)から被害を受けたと訴えています。元検事長は女性が検事になって初めて指導を受けた上司でした。

元検事長は酒によって抵抗できない状態の女性に性的暴行をしたとして逮捕起訴され、10月の初公判では起訴された内容を認めましたが、今月になって「同意があったと思っていた」と無罪を主張する方針を明らかにしています。これについて女性は「男女の力の差もある中、怖くて同意しないですと言えるわけがありません」として、同意はなかったと訴えました。その上で、

「性被害を受けた者が長くしかもひどく傷つけられているのかっていう実態を知っていただいて寄り添ってほしい。誰にも言えずに苦しみ続けてる人たくさんいるんですよ。性犯罪は許さないってことをきちんと社会で、司法で表明していかないといけない。」

韓国の最大野党「共に民主党」は今日、尹錫悦大統領の職務を代行する韓悳洙首相の弾劾を求める議案を国会に提出しました。「共に民主党」は韓首相が9人中3人が空席となっている憲法裁判所の裁判官の任命を妨害しているなどと批判していました。議案は早ければ明日にも本会議で採決される見通しで、

非常事態宣言を出した尹大統領の弾劾を求める議案が今月14日国会で可決されたのに続き、韓首相の弾劾議案も提出される異例の事態となっています。一方、尹大統領に対し、警察などで作る合同捜査本部は今月29日の午前10時に出頭するよう要請したと明らかにしました。

合同捜査本部による出頭要請はこれで3回目となります。2007年から2013年にかけて京都、大阪、兵庫で夫や内縁関係にあった4人の高齢の男性に睡眠薬を飲ませ、3人を殺害した罪などで3年前に死刑が確定し、大阪拘置所に収容されていた掛田千尋死刑囚が死亡しました。

法務省によりますと、きょう午前、職員の呼びかけに反応がなかったため、収容されている大阪拘置所から病院に搬送され、その後死亡したということです。掛田死刑囚は兵庫県板野市の当時75歳の男性が死亡した事件について、おととし京都地方裁判所に裁判をやり直すよう求めましたが、裁判所は今年3月、認めない決定を出しました。

</context> <raw_text>0 死刑囚側は、この決定不服として即時抗告し、大阪高等裁判所で審理が行われていました。22万人以上が犠牲になったインド洋大津波から今日で20年となります。インドネシアやスリランカなどアジア各国の被災地では追悼式典が行われ、犠牲者に祈りが捧げられました。

列車が津波に飲み込まれ、乗客など1200人以上が亡くなったスリランカ南部のヒッカドゥーアでも追悼式典が行われ、妹と夫が行方不明となった64歳の男性は、今も悲しみと苦しみでいっぱいです。「津波への備えを進めなければなりません」と話していました。では、株と為替です。

今日の東京株式市場は、円安の傾向が続いたことで、自動車など輸出関連銘柄に買い注文が出て、日経平均株価は値上がりしました。今日の終値は昨日より437円63銭高い3万9568円06銭。東証株価指数(TOPIX)は32.92ポイント上がって2766.78円。

1日の出来高は19億6895万株でした。一方、東京外国為替市場午後5時時点の為替レートは、ドルに対して昨日と比べて35銭円安・ドル高の1ドル=157円35銭から37銭。ユーロに対しては14銭円安・ユーロ高の1ユーロ=163円59銭から63銭でした。

海外市場では、現在1ドル=157円41銭から42銭、1ユーロ=163円72銭から73銭となっています。全国の気象情報、気象予報士の福田博之さんです。「明日から冬型の気圧配置が強まり、日本海側で大雪に警戒が必要ですね。」「そうですね。すでに山沿いを中心に雪の量が多くなっている地域もあります。」「はい。」

北陸付近では29日(日曜日)頃にかけて断続的に雪が強まり、山沿いを中心に大雪となる恐れがあります。北日本では猛吹雪となりそうです。また、西日本はあさって(土曜日)各地で雪が降り、山では大雪となります。平地でも雪の積もるところがありそうです。

交通機関の乱れや除雪作業中の事故など、お気を付けください。「寒さも強まりそうですね。」「そうですね。明日以降、真冬並みの寒さになるところも多く、加えて風も強まります。厳しい寒さになりそうです。体調を崩さないよう注意をしてください。また、暖房を使う機会がこれまでよりさらに増えるかと思いますので、火の取り扱いにもお気を付けください。」では、各地の明日の天気です。

はじめに、西日本と南西諸島です。西日本は各地西寄りの風が強く吹くでしょう。九州は晴れ時々曇りでしょう。午後は北部から雲が広がり、夜は雨の降るところもありそうです。四国は明日は晴れ時々曇りでしょう。中国地方と近畿日本海側は曇りで時々雨や雪が降るでしょう。夜は雷を伴って降り方が強まりそうです。

瀬戸内側、太平洋側は曇り時々晴れですが、山陽は夜になると雪がちらつきそうです。沖縄本島は曇りで、夜は雨の降るところがあるでしょう。最低気温:那覇17度、鹿児島・大阪6度、福岡5度、広島・高知3度でしょう。

最高気温:那覇21度、鹿児島14度、高知13度、大阪11度、広島10度、福岡9度でしょう。朝より夜の方が冷えそうです。東日本です。東海は曇り時々晴れで、北西の風が強いでしょう。岐阜県では雪が降りそうです。関東の平野部は晴れて空気が乾くでしょう。

長野県や関東北部の山沿いでは雪が降り、大雪になりそうです。北陸は雷を伴って断続的に雪や雨が降るでしょう。山では大雪に警戒してください。最低気温:東京・名古屋・金沢いずれも4度、新潟1度でしょう。最高気温:東京13度、名古屋10度、金沢・新潟は6度でしょう。今日より2度から5度くらい低いでしょう。

北日本です。東北の日本海側は断続的に雪が降り、吹雪でしょう。東北の太平洋側も雲が広がりやすく、時々雪が降りそうです。西寄りの風が非常に強く吹くでしょう。北海道の日本海側は猛吹雪になるところがあるでしょう。道東は晴れそうです。最低気温:仙台0度、秋田-1度、札幌-6度、釧路-8度。

最高気温:仙台5度、秋田1度、釧路-2度、札幌-3度でしょう。朝から上がらず、真冬並みの寒さでしょう。明日から冬型が強まり、北陸は29日にかけて大雪になるでしょう。28日は西日本でも雪が積もりそうです。全国の気象情報でした。NHK今日のニュース、滑川和夫と細谷みどり、福田博之がお伝えしました。時刻は7時30分になります。