</context> <raw_text>0 10時のNHKニュースです。山陽新幹線は、今朝、岡山県で起きた沿線の火災の影響で、新大阪駅と広島駅の間の上下線で一時運転を見合わせ、運転は再開したものの、今も遅れが出ています。今朝6時半ごろ、岡山県美咲町で、線路脇から火が出ていると、近くに住む人から消防に通報がありました。
消防によりますと消防車4台が出て消火活動にあたり、火はおよそ1時間後にほぼ消し止められました。これまでのところ怪我人の情報はないということです。JR西日本などによりますと、この影響で山陽新幹線は一時、新大阪駅と広島駅の間の上下線で運転を見合わせましたが、午前8時過ぎに運転を再開しました。
午前9時半の時点で、一部の列車に最大で1時間半程度の遅れが出ているということで、JR西日本はホームページなどで最新の運行情報を確認するよう呼び掛けています。中国で市民が無差別に襲われる殺傷事件が相次ぐ中、この年末年始、大勢の人が集まるイベントが各地で中止され、当局が事件の再発を警戒しているものとみられます。
中国では先月、南部広東省潮州市の運動施設で暴走した車が大勢の人を跳ね、35人が死亡したほか、東部河南省の学校でも刃物を持った男が次々に人を刺し、8人が死亡するなど、市民が無差別に襲われる殺傷事件が相次いでいます。
こうした中、年末年始を迎えた中国各地では、大勢の人が集まるイベントを中止する措置が取られています。このうち、重慶市で当初今月8日に開催される予定だったマラソン大会は、事件の後、一旦来月に延期されましたが、今週になって突然中止が発表されました。
また、中国メディアによりますと、無差別の殺傷事件が起きた河南省や湖南省の中心都市でも、年越しのカウントダウンイベントなどを今年は行わないと伝えています。詳しい理由は明らかにされていませんが、潮州市の事件の後、習近平国家主席は、凶悪な事件の発生を防ぐよう指示を出していて、当局が同様の事件の再発を警戒しているものとみられます。
旧優生保護法の教訓に、障害者などへの差別や偏見をなくしていこうと、政府は公務員の意識改革の強化などを盛り込んだ行動計画を決定しました。旧優生保護法は憲法違反だったとする今年7月の最高裁判所の判決を受け、
政府は障害者などへの差別や偏見をなくしていこうと、昨日総理大臣官邸で開いた推進本部で新たな行動計画を決定しました。この中では、公務員の意識改革に向けた取り組みを強化するため、全ての幹部職員を対象に障害者に関する研修を行うほか、
心のバリアフリーの推進に向けて、旧優生保護法の検証を踏まえた教材を作成し、学校で活用するなどとしています。岸田総理大臣は旧優生保護法に基づく施策が数多くの障害者の個人の尊厳を蹂躙し、数多くの苦痛を強いてきたという事実を重く受け止めると述べ、
来月始まる新たな保障の準備に万全を期すよう、三浦こども政策担当大臣に指示しました。その上で全ての閣僚に対し、差別や偏見の根絶に向けたメッセージを職員に伝えるよう求めるとともに、国民全体に障害に対する正しい理解が行き渡るよう計画の着実な実施を指示しました。
冬型の気圧配置と強い寒気の影響で、北陸や東北などを中心に雪が強まっています。日本海側の山沿いを中心に、明日にかけて大雪となる見込みです。移動が増える年末の帰省や旅行の時期と重なるため、最新の気象や交通の情報を確認し、状況によってルートの見直しや予定の変更を検討してください。
また、雪道で車を運転する際は、冬用タイヤを装着するとともに、チェーンを早めに取り付けることを徹底してください。10時のNHKニュースは、ここまででした。10時5分になります。