<raw_text>0 8時のNHKニュースです。JR東海のホームページによりますと、産業新幹線は沿線火災の影響で午前7時頃から新大阪駅と岡山駅の間の上下線で運転を見合わせていましたが、午前7時40分過ぎの段階で運転見合わせの区間が拡大しています。運転見合わせの区間は、上り線が新大阪駅から広島駅の間、
下り線が新大阪駅と福山駅の間となっていて、運転再開の見込みは立っていないということです。アメリカの有力誌は、去年10月にイスラエル軍がイスラム組織ハマスとの戦闘を始めた際、パレスチナのガザ地区に向けた攻撃の基準を従来より緩和し、巻き添えとなる恐れがある民間人の犠牲が20人までであれば攻撃を許可していたと伝えました。
アメリカの有力紙ニューヨークタイムズは26日、イスラエル軍の関係者らの話として、去年10月にハマスからの大規模な奇襲攻撃を受けて戦闘を始めた際に、軍の指導者らがガザ地区に向けた攻撃の基準を従来より緩和する指示を出していたと伝えました。
部隊の指揮官らに対し、攻撃の巻き添えとなる恐れのある民間人の犠牲が20人までであれば攻撃を実行する権限を与えていたとしていて、ハマスの一般の戦闘員が親戚や隣人とともに家にいるようなケースでも攻撃できるようになったと指摘しています。それまでは民間人の犠牲が10人以上に上る恐れがある場合には攻撃が許可されることはほとんどなかったということです。
ニューヨークタイムズは軍の関係者の話として、攻撃の基準が変更されたのはイスラエルが国の存続を脅かされる危機に直面したためだとしています。イスラエル軍は国際社会からの批判が高まる中で去年11月以降はこの基準を見直したものの、戦闘が始まる前と比べると緩い基準が許容されているということです。
SNS上で世界的に流行しているスーパーマンを真似た遊びで、子どもたちが骨折などの大怪我をするケースが相次いでいます。専門家は遊びの延長のため危険性が認識されにくいとして注意を呼びかけています。これは映画で有名なスーパーマンを真似た遊びで、動画共有アプリTikTokで拡散され、子どもや若者の間で世界的に流行しています。
しかしこの遊びの最中に子どもたちが怪我をするケースが各地で相次いでいます。東京に住む男子生徒は先月SNS上でこの遊びを知って自分も挑戦したところ、地面に落下して両手首を骨折する大怪我をしました。生徒はSNSだと笑いながら楽しそうに遊んでいたので、最初は危険だとわかりませんでした。
「流行っているからといって、軽はずみな気持ちでやらないでほしいと伝えたいです。」と話していました。生徒の父親は「子どもたちは自分でリスク管理ができない部分もあるので、時代に合わせたデジタル教育を家庭や学校がしないといけないと感じました。」と話していました。兵庫県ではスーパーマン役の男子生徒がおよそ2メートルの高さから落ちて頭蓋骨を骨折する大けがをしたほか、
沖縄県浦添市ではこの遊びの最中に数人の子どもたちが怪我をし、教育委員会が注意喚起を促す文書を学校に配布する事態も起きています。「スーパーマンチャレンジ」による怪我の報告は海外でも相次いでいて、イスラエルでは子どもや若者の怪我が多いと現地メディアが伝えたほか、フランスやギリシャ、ルーマニアなどでも同じようなケースが報じられています。
相次ぐ事故について、TikTokを運営する会社の日本法人は、NHKの取材に対し、「検索やハッシュタグから関連する動画を検索できないようにし、審査を強化するなどの対策を講じています。」としています。子どもの事故に詳しい聖路加国際病院小児科、坂本雅彦医師は、「SNSを介した危険な遊びは全世界に一気に広がります。
また、遊びの延長なので危険性は認識されにくいです。非常に大きな怪我につながるリスクがあるので、注意が必要かなと思っています。」と話しています。この時間のニュースは武野がお伝えしました。時刻、間もなく8時5分になるところです。